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いせのくに してんのうじ

伊勢の国 四天王寺のお参りの記録(33回目)
三重県津駅

投稿日:2024年02月23日(金)
参拝:2024年2月吉日

【四天王寺(三重)の倉島住職との3年間〜日本全国の神社お寺を100年後にも残していくために〜】

昨日2月22日は、和をもって貴しとなす聖徳太子さんの1402回目の御命日。
三重県津市にある四天王寺さん(曹洞宗)の大観音写仏奉納法要に参列させていただきました。

四天王寺の倉島住職との出会いは2020年秋。

TwitterでDMをいただき、まずはzoomでお話。
お互いの自己紹介と、神社お寺業界がどんな風になっていったらいいな!など語り合いました。

次の日は偶然、倉島住職が東京にいらっしゃるとのことで、
オフィスにお越し下さり、さらにたくさん神社お寺業界の現状と、今後について語り合いました。

僕は2016年からホトカミを始めるにあたり、常に日本全国の神社とお寺、神道と仏教について、
歴史を学び、現状を教えてもらい、未来について考えてきました。社内でも話し合ってきました。

神社全体を考えている神主さん、 
仏教界全体を考えているお坊さんはたくさんいらっしゃいますが、神社もお寺も両方について考え、行動されている方はなかなかいません。

地域単位や個人的な繋がりで、お坊さん神主さんが協力されている事例は増えてきましたが、
全国の神社お寺について、100年単位で考えてらっしゃる方にはなかなかお会いできません。

日本文化のために神社お寺を残すという、答えが無い問いに向き合い、ホトカミの影響力や可能性も広がっていくなか、
社内以外で、全国の神社お寺について語り会える人がいない心細さを感じていた当時30歳の僕は、倉島住職と出会い、やっと仲間と会えた!という気持ちになりました。

倉島住職は、ダライ・ラマ法王を伊勢神宮にお招きされたことがきっかけで、全国の神社お寺すべてのことを考えるようになられたそうです。

初めてお会いした帰り、「来年は四天王寺建立の聖徳太子さんが亡くなられて、ちょうど1400年の大切な年なんだけど、何かできないかなぁ」と倉島さんが仰いました。

エレベーターで降りる30秒で必死に考えました。

僕は小学6年生の修学旅行で法隆寺に行き、聖徳太子さんへのリスペクトが高まり、中学1年生の自由研究では法隆寺と聖徳太子をテーマにしたほど、仏教を日本に導入しながらも、
607年には日本古来からの神様も大切にしようと、敬神の詔を出された聖徳太子さんをリスペクトしています。

そこで思いついたのが、【御朱印総合サポート】です。

それまで、ホトカミに御朱印の広告を出して下さる寺社さんがあったり、御朱印のデザインなどのサポートをさせていただくことはあったのですが、総合的にお手伝いした方が、より良いものを届けることができると思っていました。

エレベーターを降りた瞬間に、倉島さんに企画をお伝えすると、その場で即決して下さいました。
1年間だけと始まり、3年間が経ちました。
その間、ほぼ毎日やり取りを続けています。

僕はこれまで40ヶ月近く毎月始発で日帰りで、
東京から三重の四天王寺さんに足を運び、お参りさせていただいています。名古屋駅での近鉄への乗り換えは寝たままできるようになりました。一度も遅刻も寝坊もしたことがないです。

コロナ禍でも、明るく前向きにホトカミを続けてこれたのは、倉島さん、四天王寺の皆さんのお陰です。本当に感謝しています。
みなさんぜひ一度、三重県津市の四天王寺さんへお参りいただきたいです。

そんな四天王寺さんでは、大観音さまを建立する事業に取り組まれています。
仏像を彫る仏師さんと倉島住職が出会い、伊勢神宮や名古屋城と同じ木曽ヒノキを確保されたのが10年以上前。

2年後の令和8年2月22日に令和の大観音さまは完成予定です。

3年前、はじめて仏像建立のお話を聞いたとき、そもそも仏像は全国にたくさんあり、修復が必要な仏像もたくさんあるなか、新しい仏像をつくる意義はなんなんだろう、、、とあまり、ピンときていませんでした。

仏師さんにたくさん教えていただいたり、自分で勉強するなかで、仏像修復と、新しく仏像を建立することは、屋根の修繕と、新しく家を建てるくらい大きな違いがあると知りました。

確かに!

同列に扱うわけではないですが、ホトカミの不具合を改善することと、何も無い状態からホトカミを開発・運用することには大きな隔たりがあります。

そして現在、新しく仏像を建立されるお寺はどんどん減っていて、今後増えていく見通しもありません。

極端な話、令和に仏像がつくられなければ、未来に残ることも無いですし、
新しく仏像を建立する技術が継承されなくなり、修復のみになり、過去の遺産のようになってしまうかもしれません。

そこに、令和の時代だからこそ!の仏像を建立する意義を発見しました。

聖武天皇の東大寺大仏のように、これまでは時代の天皇、貴族や武士、大名、そして江戸以降は商人や檀家さんなど、一部の人たちの大きめの寄付で仏像は建立されてきました。

しかし、今はインターネットが使える時代です。
1人でも多くの皆さんに関心を持っていただき、ほんの少しでも寄進していただけるような取り組みにしていきたいです。

そして、新しく仏像が建立される過程を多くの皆さんに伝えることで、いま大切にされている仏像についても、関心を高めていくきっかけにしたいです。

四天王寺さんは御朱印の収益(必要な経費を除いた金額)を大観音さま建立に充ててらっしゃいます。

御朱印ブームから文化に発展したと確信していますが、
寄進の返礼品として、お札や灯籠に名前が乗ることに加えて、御朱印を通じた勧進も、間違いなく令和の時代の仏像を象徴すると思います。

僕は10年前23歳のときに、日本の文化を残していきたい!と活動をはじめ、26歳で法人化しました。

30歳になった春、今はインターネットが中心だけど、40代では仏像やお堂など、1000年後にも残していける質量ある実物もつくることに携われるような仕事をしていきたい!と思いました。

その年、倉島さんと出会い、今に至ります。

皆さんにも、「将来こんな風になったらいいな!」と、自身の願いを込めていただきたいです。

今回、令和の大観音の等身大写仏(4メートル×1.5メートル)制作の調整役を担いました。
使用した和紙は、三重県の指定伝統工芸品の伊勢和紙といいます。
伊勢和紙は、毎年1000万体頒布されている、伊勢神宮のお札に使われている和紙と同じ種類の紙です。(「天照皇大神宮」と書かれている神社のお札)

伊勢和紙の5代目社長には、2度も工房を見学させていただいたり、本当にお世話になっています。

無事にお納めすることができて、
本当に良かったです。

長くなってしまいましたが、今後もお楽しみに!

■関連リンク
・四天王寺さん
https://hotokami.jp/area/mie/Hmytk/Hmytktk/Dprtt/76666/

・今月の御朱印
https://features.hotokami.jp/mie_shitennoji

・聖徳太子の観音さま(2年前完成)
https://sitennoji.net/kannon/



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