いせのくに してんのうじ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
伊勢の国 四天王寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年05月16日(日)
参拝:2021年4月吉日
四天王寺は、三重県津市にある曹洞宗の寺院。山号は塔世山。
本堂にある木造薬師如来像、絹本著色聖徳太子像、絹本著色藤堂高虎像・同夫人像(掛け軸)は国指定の重要文化財。
寺伝によると、推古天皇の勅願により聖徳太子が建立。聖徳太子が守屋大連軍に3度敗れ、4度目の戦陣中で四天王像を刻み勝利を祈願。結果勝利し、請願どおり4つの四天王寺を建立したうちの一つであるとのこと。
その後、奈良・平安時代には繁栄するも、つづく兵乱や戦火で焼失と復興を繰り返した。
江戸時代には、津藩主となった藤堂高虎が本堂を改築し、2代藩主・藤堂高次が寺領を寄進して寺勢を取り戻した。ただ、1945年の米軍による津大空襲で伽藍を焼失、戦後、托鉢行で再興した。
当寺は、JR紀勢本線・津駅、近鉄名古屋線・津駅の南方700mに位置していて、公共交通機関だと国道23号線上にある塔世橋バス停から徒歩すぐ。津市街地を流れる安濃川の北岸にあって、南北に長い境内は300mほどに及ぶ。幹線道路の国道23号線から1本入ったところの住宅街の中にあるので街中でも静かな環境。歩いて回った範囲は境内と墓地が半々の印象。墓地には織田信長・信包兄弟生母の墓や、藤堂高虎正室の墓などがある。
事前調査で津市内の人気寺院ということで参拝することに。参拝時は平日の午後、土砂降りの雨の中だったが、参拝の常連のご老人衆が5名ほど来ていた。御朱印を依頼したところ、本堂で仏像の説明を受けるとともに、お茶と受け菓子を出してもらい、丁寧な対応をいただいた。さらに国指定の重要文化財となっている掛け軸も拝見し感激した。
※旅行サイト<じゃらん>において、津市で2番目に人気がある(口コミ数が多い)寺社仏閣。
本堂にある木造薬師如来像、絹本著色聖徳太子像、絹本著色藤堂高虎像・同夫人像(掛け軸)は国指定の重要文化財。
寺伝によると、推古天皇の勅願により聖徳太子が建立。聖徳太子が守屋大連軍に3度敗れ、4度目の戦陣中で四天王像を刻み勝利を祈願。結果勝利し、請願どおり4つの四天王寺を建立したうちの一つであるとのこと。
その後、奈良・平安時代には繁栄するも、つづく兵乱や戦火で焼失と復興を繰り返した。
江戸時代には、津藩主となった藤堂高虎が本堂を改築し、2代藩主・藤堂高次が寺領を寄進して寺勢を取り戻した。ただ、1945年の米軍による津大空襲で伽藍を焼失、戦後、托鉢行で再興した。
当寺は、JR紀勢本線・津駅、近鉄名古屋線・津駅の南方700mに位置していて、公共交通機関だと国道23号線上にある塔世橋バス停から徒歩すぐ。津市街地を流れる安濃川の北岸にあって、南北に長い境内は300mほどに及ぶ。幹線道路の国道23号線から1本入ったところの住宅街の中にあるので街中でも静かな環境。歩いて回った範囲は境内と墓地が半々の印象。墓地には織田信長・信包兄弟生母の墓や、藤堂高虎正室の墓などがある。
事前調査で津市内の人気寺院ということで参拝することに。参拝時は平日の午後、土砂降りの雨の中だったが、参拝の常連のご老人衆が5名ほど来ていた。御朱印を依頼したところ、本堂で仏像の説明を受けるとともに、お茶と受け菓子を出してもらい、丁寧な対応をいただいた。さらに国指定の重要文化財となっている掛け軸も拝見し感激した。
※旅行サイト<じゃらん>において、津市で2番目に人気がある(口コミ数が多い)寺社仏閣。
寺院入口の<総門>。戦争時の米軍空襲を逃れた数少ない建物の一つ。江戸時代前期の1641年建立、後期の1788年改修。
総門には<塔世山>の扁額。参道の先には歴史を感じさせてくれる古い門があり、参道両側には綺麗に掃き清められた庭園がのぞく。
総門をくぐって、参道を進むと<中雀門>。こちらも空襲を逃れた建物。江戸時代の建立。
総門をくぐってすぐ右手にある<稲荷神社>。
中雀門の右手にある<鐘楼>。こちらも空襲を逃れた江戸時代の建物。
中雀門の左手にあった案内板。美術展の紹介のようにセンスが良い。(あまりにセンスが良いので、最初はお寺の紹介だとは思わず、お寺が協賛するイベントのコマーシャルと勘違いした。)
中雀門をくぐって、本堂を望む。本堂は現代的な建物。写真右手の巨大な蘇鉄とマッチしている。
本堂全景。非常に間口が大きい。
本堂正面。常連と思しきご老人衆が集まっていた。
見た目も美しい本堂内。(撮影OKと書いてあったので、思わずパチリ。)
中央には本尊の<阿弥陀如来像>(と説明されたような記憶)、右側には国指定の重要文化財の<薬師如来像>、左側には織田信長が祈願したという<三面大黒像>を祀る。
中央には本尊の<阿弥陀如来像>(と説明されたような記憶)、右側には国指定の重要文化財の<薬師如来像>、左側には織田信長が祈願したという<三面大黒像>を祀る。
ここから本堂に向かって左側に進む。こちらは、不動明王を祀る<不動堂>。
さらに進むと<目洗い地蔵>。眼病の治癒に御利益があった言い伝えがある。
ここから本堂を望む。木々の新緑が目に優しい。庭がかなり綺麗にしてある。
本堂向かって右手にある<寺務所>。御朱印はこちら。
御朱印をお願いすると、本堂に上がって参拝することを勧められる。
本堂右側にあるのは、国指定の重要文化財である<木造薬師如来像>。ガラス越しに見える形で安置されている。戦前は貴重な仏像を多数有していたが、米軍空襲でほとんどを焼失し、この薬師如来は奇跡的に難を逃れたとのこと。
本堂右側にあるのは、国指定の重要文化財である<木造薬師如来像>。ガラス越しに見える形で安置されている。戦前は貴重な仏像を多数有していたが、米軍空襲でほとんどを焼失し、この薬師如来は奇跡的に難を逃れたとのこと。
お茶と茶菓子を頂戴し、まず感激。
この後、本堂の右隣の和室に通され、国指定の重要文化財である①絹本著色聖徳太子像、②絹本著色藤堂高虎像・③同夫人像の3本の掛け軸を拝見した。これでさらに感激。
この後、本堂の右隣の和室に通され、国指定の重要文化財である①絹本著色聖徳太子像、②絹本著色藤堂高虎像・③同夫人像の3本の掛け軸を拝見した。これでさらに感激。
境内の外の道沿いにある<芭蕉翁文塚>。江戸中期1737年に津の俳人・二日坊が建立。
すてき
投稿者のプロフィール
惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。