きのさきじんじゃ
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ご祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の春日四神。
境内由緒書より創立は大同三年807年?と伝えられていますが、創祀はそれよりも古く、奈良時代以前には既に祀られていたものと考えられています。鎮座地の付近には城崎塚古墳や古墳時代前期の前方後方墳 中畷古墳も存在し、日本海と畿内とを結ぶ要衝の地として古来重要視されてきた場所でした。平安時代の歴史書『日本三代実録』には「丹波國 荒井神 城埼神 並従五位下」と神階奉授の記録が見え、創建以来、中央にもその名が知られ、変わらず信仰されてきた様子がうかがえます。











丹波国「城埼神」として六国史に載る国史見在社です。南丹市にある内林厄神宮に参拝したとき「城崎神社遥拝所」と呼ばれるものがあり、神宮系神社以外で名指しで遥拝所があるとかこれはタダモノじゃない!と思って探しました。タダモノじゃありませんでした。

《鳥居》
遥拝所はちゃんと方角的にあってました。

《社号碑》
👁チェックポイント‼️
この社号碑には「式内 城﨑神社」と書かれていますが、城崎神社自体は『延喜式』神名帳に載っていません。これは明治の式内社調査で間違えて式内社として認識されていた名残なんだそうです。珍しい例でしょうね。

《末社・稲荷神社》
いつもお世話になって(🤛

《外拝殿》
珍しい形…に見えますが、90度回転すると普通の建物に見えます。妻側が前なのはあまり見ませんね。

《外拝殿の注意書き》
つまりは上がってはいけないことはない、と。

《本殿》🙏
三間社流造ですね。

《由緒書き》
『延喜式』神名帳には出てきませんが、延喜元年(901)に完成した『日本三代実録』に名前が出てくるので、分類上は「式外社」となります。

《本殿上部》
『日本三代実録』は清和、陽成、光孝天皇の三代の間にあった有事を記したもので、そこに名前と神階が贈られたことが書かれているので、朝廷から崇敬が篤かったことが分かります。
そして、現在の御祭神は春日四神ですが、本来は「城﨑神」だったと言われています。

本殿の屋根は柿葺きの屋根で、覆屋には裏面に筵が敷かれています。

《末社・蛭子神社》
どっちも商売繁盛の神様が末社におられますね。
境内・文化財
境内・文化財をもっと見る|| 名称 | 城崎神社 |
|---|---|
| 読み方 | きのさきじんじゃ |
| 参拝時間 | 参拝自由 |
| 参拝にかかる時間 | 約5分 |
| 参拝料 | なし |
| トイレ | なし |
詳細情報
| ご祭神 | 武甕槌命
経津主命 天児屋根命 比売神 |
|---|---|
| 創建時代 | 大同三年(807年) |
| 創始者 | 不詳 |
| 本殿 | 三間社流造 |
| ご利益 | 勝負運 |
| 体験 | 祭り伝説 |
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