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祇王寺ではいただけません
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ぎおうじ

祇王寺のお参りの記録(1回目)
京都府トロッコ嵐山駅

投稿日:2020年03月02日(月)
参拝:2019年11月吉日
【「指詰めの芸者」傷つきながらも四つの時代を逞しく生き抜いた、中興の祖を偲ぶ名刹】

『平家物語』に語られる悲恋の白拍子・祇王と仏御前たちがここに庵を結んだと、由緒に伝える名刹です。

うまく言語化できないのですが、
ここは恋人や友達や家族と一緒に来るより、
ひとり心静かにお参りする方がいい気がします。

おそらく、悲しみ傷ついた女性たちを迎え入れて来たというこの寺の歴史が、そのような雰囲気を醸し出しているのではないかと思います。

今は美しい苔と紅葉を誇る名刹として知られている本寺ですが、一時は荒廃を極めたそうです。

しかし、中興の祖・高岡智照が昭和10年頃より庵主となって以来、本寺は傷ついた女性たちの心の拠り所として評判を集め、復興していったそうです。

彼女は12歳の時父親に騙されて売られ、芸者となり、14歳で水揚げされました。
15歳の時には、情夫に愛を証すため小指を詰めました。
「指詰の芸者」としてのスキャンダル性と、その美貌が評判を呼び、芸者として人気を博したようですが、その後も結婚、自殺未遂、出産、再婚と波乱万丈の人生を歩み、ついに39歳のときに久米寺で得度し、尼としての人生をここ祇王寺で歩み始めたのでした。

青、紅、黄。色とりどりの葉と、ふくよかな苔。

傷つきながらも、98年の人生を逞しく生き抜き、女性たちに寄り添って来た中興の祖に想いを馳せ、
墓前に手を合わせて来ました。


五十年の 夢とりどりの 落ち葉かな

智照尼
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すてき

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