だいげんじしょうりんいん|天台宗|魚山
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楽しみ方大原寺勝林院のお参りの記録一覧

魚山 勝林院(しょうりんいん, 天台宗, 835年) 本堂, 鐘楼, 石造宝篋印塔(重文), 梵鐘(重文), 慈覚大師円仁が開基, 本尊は阿弥陀如来, 別称 問答寺, 来迎院と共に天台声明の道場





圓光大師二十五霊場第21番。今回の大原入りの主目的地。なぜかここにはあまり観光客は入ってこない。やっぱり庭園とかが無いとこないんですかね・・・😒本堂には丈六の阿弥陀様😊ようやくゆっくり拝ませていただけました🤗

参道入り口


鐘楼

歌碑

本堂前

墓所群

宝篋印塔

小堂

もひとつ


本堂

寺号看板

大原問答看板

本堂前から

京都市左京区の寺院巡りの3寺目は、大原勝林院町に在る魚山 大原寺 勝林院です。
天台宗で、本尊は阿弥陀如来。
超有名な大原三千院の直ぐ北側にあります。
「大原問答」、「証拠の阿弥陀」」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、それはこの勝林院での事です。
寺伝によれば、835年に慈覚大師・円仁により天台声明の根本道場として開かれた。1013年に円仁の9代目の弟子・寂源が再興し、勝林院と称した。1109年に良忍が来迎院を創建すると、勝林院を本堂とする下院と来迎院を本堂とする上院が成立し、この両院を以て「魚山大原寺」と総称されるようになった。
本尊は仏師・定朝の師(父?)である康尚の作であったと云われる。その後、本尊は火災・洪水による被災の度に補修された。1736年の火災後の修復では、頭部に、新たに造った体部を合わせたものとの事です。
現在、勝林院塔頭の宝泉院と実光院の住職が数年交代で勝林院住職を兼務されています。
車では入っていけないし、駐車場もありませんので、手前の民間駐車場に停めて向かいます。
平日ですがまあまあの人出(混んではいません)。半分くらいは外国人観光客の様です。
三千院、実光院、後鳥羽天皇・順徳天皇 大原陵の前を通り、少し坂を下った突き当たりに勝林院。山門がないので境内は良く見えます。入って直ぐに拝観受付がありますので拝観料(300円)を納めて御朱印をお願いしました。
正面に本堂(市指定文化財)。右側に鐘楼(市指定文化財)で、ぶら下がっている梵鐘は重文。
本堂に上がらせて頂きます。丈六の阿弥陀如来坐像、大きいです。高さは約2.8mあります。それにしても独特感があります。体に対して頭が大きくてややアンバランス、目は細く、目尻が上がっています。耳もちょっとという感じですね。俳優の中井貴一に似てる? 先にも記載しましたが、頭部と体部は製作年代が違い、頭部は室町時代で体部は江戸時代です。
本堂にはその他に本尊の脇侍の不動明王立像、毘沙門天立像。本堂左奥に踏出阿弥陀如来立像。右奥に元三大師画像、普賢菩薩像、法然上人像を安置。また、北野天満宮の本地仏だったという十一面観音立像が安置されていました。
本堂を出て右側(東側)の傾斜地には祠、お堂、宝篋印塔(重文)がありました。
拝観受付で預けておいた御朱印帳を受取り、次の寺院(と言っても隣ですけど)へ向かいました。
勝林院の手前、実光院の向かいに後鳥羽天皇 大原陵・順徳天皇 大原陵と法華堂があります。
折角ですから写真だけ載せておきます。

御朱印


鐘楼

本堂


阿弥陀如来坐像
(ネットから転載)



山王社と観音堂

宝篋印塔(重文)



後鳥羽天皇 大原陵・順徳天皇 大原陵

承久の乱で隠岐に流された第82代・後鳥羽天皇と
佐渡に流された第84代・順徳天皇の父子が葬られている陵墓

法華堂
後鳥羽天皇の冥福を祈念し建立されたお堂
元は陵内にあったが神仏分離により陵外に移された
(そんな厳密にしなくてもいいのにと思うが・・・)

勝林院 法然上人二十五霊場

勝林院 法然上人二十五霊場

勝林院 法然上人二十五霊場。この冬の初雪でした。

勝林院 法然上人二十五霊場

1013年寂源により声明念仏三昧の根本道場として創建された。
本尊は阿弥陀如来。仏師の康尚の作。損傷と修復を繰り返しているが、現在の本尊の頭部は創建当事のものである。
寛永年間(1624年~1644年)春日局がお江の方(崇源院殿)の菩提を弔うため本堂を再建したが、1736年に焼失。
現在の本堂は1778年の再建である。
平安時代中期製造の梵鐘と鎌倉時代後期建立の宝篋印塔は重文指定されている。

本堂


本尊阿弥陀如来

本尊阿弥陀如来






鐘楼(江戸時代・春日局の再建)・梵鐘(平安時代中期)

宝篋印塔

宝篋印塔

宝篋印塔

宝篋印塔

宝篋印塔

山王社(鎮守)

観音堂

弁天堂

後鳥羽天皇大原陵・順徳天皇大原陵

法華堂
後鳥羽天皇の冥福を祈り水無瀬御所を移築したもの。

京都市左京区のお寺です。
山号は魚山
宗旨宗派は天台宗
ご本尊は阿弥陀如来
です。
勝林院は 835年円仁(慈覚大師)によって開かれたと伝えられます。
円仁は唐で経典などに独特の旋律を付けて唱える声明を学び この地にそれを伝えました。
平安時代・鎌倉時代・江戸時代と 何度か衰退と復興を繰り返し 現在に至っています。
1186年 顕真の招請により勝林院で 法然が浄土宗義について明遍・証真・貞慶・智海・重源らと一昼夜にわたっての問答が行われました。これを「大原問答」と言います。
私は詳しく知りませんが 「大原問答」という言葉だけは聞いたことがあります。
僧侶にとって 自分の宗派の正当性を説くのでしょうから かなりきつい出来事ですね。
さて この勝林院 それほど広くない境内ですが この日は茶色い苔が目を引く とても美しい境内でした。
本堂も歴史を感じる古さが素敵でした。
撮影禁止の掲示が見られませんでしたので ご本尊も撮らせていただきました。








大原三千院さんへ続く階段を右に見ながら、さらにまっすぐに進むと、勝林院さんがひっそりと佇んでいます。
こちらは、天台声明の聖地。約90年後に建てられた来迎院さんと共に、念仏修行の道場でした。
「声明」は、法要の中で経典を歌のように唱える宗教音楽で、インドから中国を経て日本に伝えられました。
また、「大原問答」が行われたことでも知られています。1186年(文治2年)勝林院住職の顕真が、法然と延暦寺、金剛峯寺、東大寺などの高僧を招き念仏の教えについて「問答」します。法然が、念仏を唱えればどんな人でも極楽浄土に行けるということを経典を引用しながら説いていると、御本尊が光を放ち、法然が正しいと証明しました。「問答」の行末を見守っていた聴衆は、大喜びで三日三晩念仏を唱え続けたそうです。🙌
宗派:天台宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:835年(承和2年)
開基:円仁(慈覚大師)
中興年:1013年(長和2年)
中興:寂源
お堂に入り、阿弥陀さまの前に座り、目を閉じて天台声明の音声を聴きながら、当時の人々の極楽浄土への想いの強さを想像しました。🤔

いただいた御朱印

ご本堂
苔が生き生きとしていました。😌

勝林院さまに参拝しました。
魚山大原寺 勝林院
天台宗 大原魚山流聲明道場
法然上人 大原問答 旧跡
円光大師二十五霊場第二十一番札所
聲明、大原問答で有名な勝林院さまですが、恥ずかしながら私はテレビの番組を見るまで全く知りませんでした。三千院さまには参拝したことはあるものの、勝林院さまが三千院さまのすぐそばにあることも知りませんでした。
大原問答とは、法然上人さまが勝林院において、浄土の宗義について交わされた論議のことです。
法然上人さまが、凡夫往生の道『煩悩は起これども本願力で往生を得る。人間ありのままのすがたで救わるる道が称名念仏である。』と念仏によって極楽へ往生できることをはっきりと示したその時、御本尊の阿弥陀仏がまばゆい光を放って、その主張が正しいことを証明されたました。どんな人でも極楽浄土へ生まれ変われると知った聴衆たちは大変喜び、三日三晩、断えることなく念仏を唱え続けたと伝えられています。
そのことをテレビ番組を見て知って以来、いつか近いうちに勝林院さまを訪ねて、証拠の阿弥陀さまにお目にかかりたいと願っておりました。
念願叶って拝顔致しました阿弥陀如来さまは、静かな微笑みを浮かべながら、私に内省することの大切さを教え示してくださったように感じました。
有難い出逢いのひと時でありました。

勝林院

三千院の参道を奥へ奥へと進みます
少し紅葉🍁していました

ご本堂の屋根が見えてきた

受付にて拝観料、御朱印もこちらで


真新しい受付、お手洗いも綺麗で木の香りがしました。



入り口右側にある手水

鐘楼
江戸初期 寛永年中 春日局の再建

梵鐘
平安中期 重要文化財 無銘
総高143cm 大晦日除夜に響きます

大原寺勝林院本堂(阿弥陀堂)
1778(安永7)年 再建 総欅造り
七間六間大堂。屋根は椹(さわら)の柿葺き





ご本堂軒下の欄間、蟇股(かえるまた)、手挟みに細やかで華やかな彫刻が。








ご本堂外より
御本尊阿弥陀如来 証拠の阿弥陀さま
『大原問答』のおり、手から光明を放ち、極楽往生の証拠を示したと云われています。









山王社
勝林院の鎮守の神さま

観音堂

宝篋(きょう)印塔
鎌倉末期 重要文化財





ん?サンショウウオの子ども?



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