じぞういん (つばきでら)|浄土宗|昆陽山
地蔵院(椿寺)京都府 北野白梅町駅
9:00~16:00
京の冬の旅の特別公開で参拝。特別公開は、十一面観音と冬の旅のパンフレット表紙にもなった五劫思惟阿弥陀如来でしたが、お地蔵様も頭巾姿が珍しいうえに美しくて素敵。そして勿論五劫思惟像のなんて可愛らしいこと。ふくふくのお顔で、見ているだけで幸せな気持ちに。
散り椿でも有名なお寺だが、まだ一輪二輪綻び始めたばかり、見頃に再訪してみたい。
京都市北区にあるお寺です。
「京の冬の旅」の特別拝観でお参りしました。
近くの駐車場に車を停められたので これはラッキーと思ったのですが 甘かった。
テレビでも取り上げられ ホトカミでも何人も投稿されていたのです そりゃ参拝者が多いに決まっています。
警備員がおられて 山門からつづく列の最後尾に並びました。
時々小雨が降り 傘をさしてしばらく並んでいたら
「90分以上は覚悟してください」と言われ 後ろの方には「120分・・・」
本堂では説明が聞けるとのことで そのサイクルが20分おき それが4サイクル以上待つとのことでした。なんと 境内にも50人以上が並んでおられるそうです。
ぶつぶつぶつぶつ・・・待ちましたよ待ちました。
山門まで30分 本堂までさらに40分。少しだけ早かったです。
本堂では学芸員さんと思われる女性が説明をしてくださいました。
この学芸員さん 他のお寺でもお目にかかった気がします。
明るくて気さくな方でした。
主にご本尊の五却思惟阿弥陀如来と十一面観音立像とゆかりのある天野屋利兵衛さんの話でした。
玉の大きなそろばんと 天野屋利兵衛さんの巻物も展示されていました。
ご本尊はテレビで見たのと同じ 頭の大きな阿弥陀如来さんでした。
五却思惟阿弥陀如来が本尊とされるお寺は多くないそうで ほとんどが脇仏だそうです。
「かわいい」という声も聞かれましたが かわいいですか?私はそうは思わなかったのですが。。。
山号は昆陽山 宗派は浄土宗 ご本尊は五却思惟阿弥陀如来 創建年は神亀3年(726年) 開山は伝・行基 別称は椿寺です。
本堂とご本尊は 檀家さん以外では1300年の歴史で初の一般公開だそうです。
そりゃ混むわ。
待ったことで余計に心が満たされました。
ネット情報です。
神亀3年(726年) 行基が聖武天皇の勅願によって摂津国の昆陽池(こやいけ)のほとりに建立したのが始まりと伝わる。
平安時代に衣笠山の南に移されたが 室町時代の明徳2年(1391年)に勃発した明徳の乱で焼失した。
しかし 足利義満が金閣寺建立の余材をもって再建し 地蔵菩薩を奉安した。
天正17年(1589年) 豊臣秀吉の命によって現在地に移された。
当寺はそもそも八宗兼学の寺院であったが 寛文11年(1671年)に善曳和尚によって浄土宗寺院となり 知恩院の末寺となった。
この際に本尊が善導大師作で重源上人が招来したとされる五却思惟阿弥陀如来となっている。
鍬形地蔵や木納屋の地蔵と呼ばれていた元の本尊である地蔵菩薩は地蔵堂に移されている。
かつて書院の前庭には 名な「散り椿」があり これが椿寺という異名の由来になっている。
初代は惜しくも枯死し 現在は樹齢約120年の2世椿が花を咲かせており 京都市の天然記念物に指定されている。
五色八重散椿は 1本の木に濃淡様々な色合いの花が見られ 散り際も花びらが1枚ずつ散り美しいと 秀吉も愛したという名木である。
また 同じく境内にある八重紅枝垂桜と同時に見頃を迎えるため 4月中旬には椿と桜の美しい共演が見られる。
京の冬の旅の看板
山門
鍬形地蔵尊の提灯
由緒書
石柱3柱
散椿の庭
鍬形地蔵尊
六角形の台はなんじゃろ
内陣
観音堂
三社 弁財天 椿大神 鎮守社
本堂
寺務所
参拝者は途切れず
726年に聖武天皇の勅願によって行基菩薩が摂津国の昆陽野池のほとりに建立した地蔵院が始まりと伝えられています。その後に、平安時代に衣笠山麓に移され室町時代初期に戦災で焼失したが足利義満が金閣寺建立の余財で再建し1589年に豊臣秀吉の命によって現在地に移りました。地蔵堂に安置する地蔵菩薩は行基作の当初からのものと伝え、また堂背後の板扉はもと北野天満宮にあった多宝塔の遺構とされています。
名称 | 地蔵院(椿寺) |
---|---|
読み方 | じぞういん (つばきでら) |
通称 | 椿寺 |
参拝時間 | 9:00~16:00 |
御朱印 | あり 豊臣秀吉が五色八重散椿を寄進したことから「椿寺」の名で知られ、椿のかたちの御朱印があります。 |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 075-461-1263 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://jizouin.exblog.jp/ |
洛陽三十三所観音霊場 |
---|
ご本尊 | 五却思惟阿弥陀仏 |
---|---|
山号 | 昆陽山 |
院号 | 地蔵院 |
宗旨・宗派 | 浄土宗 |
創建時代 | 726年(神亀3年) |
開山・開基 | 行基 |
ご由緒 | 726年に聖武天皇の勅願によって行基菩薩が摂津国の昆陽野池のほとりに建立した地蔵院が始まりと伝えられています。その後に、平安時代に衣笠山麓に移され室町時代初期に戦災で焼失したが足利義満が金閣寺建立の余財で再建し1589年に豊臣秀吉の命によって現在地に移りました。地蔵堂に安置する地蔵菩薩は行基作の当初からのものと伝え、また堂背後の板扉はもと北野天満宮にあった多宝塔の遺構とされています。 |
体験 | 御朱印武将・サムライ花の名所札所・七福神巡り |
ホトカミには、日本最大となる全国15万8千件の神社お寺の情報や、2万件以上の御朱印のオリジナルデータがあります。
ご利用になりたい法人様やメディア関係の方々は、こちらよりお気軽にご相談ください。
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
5
0