だいほうおんじ(せんぼんしゃかどう)|真言宗智山派|瑞応山
大報恩寺(千本釈迦堂)のお参りの記録一覧(4ページ目)
宝印の梵字の順番に意味があるのかと思って,六道とか輪廻とかを調べたんですがわかりませんでした。
印-新西国第十六番 御影梵字(サ,キリク,キリク,ボ,キャ,カン?ウーン?) 千本釈迦堂大報恩寺
墨-六観音 千本釈迦堂
#大報恩寺 #千本釈迦堂
ご本尊は釈迦如来。霊宝殿に六観音を祀る。
#六観音
六観音のうち、聖観音、十一面観音、千手観音、如意輪観音、馬頭観音の5尊は共通。最後の1尊にはジュンテイ観音か不空羂索観音のどちらかが入る。ここ大報恩寺の場合はジュンテイ観音。京都観光Naviにも彼女の写真が掲載されている。
#准胝観音
仏さまカードというオラクルカードの解説書は、ジュンテイ観音はインド神話の戦闘の女神チュンディーを仏教にとり入れたものだとして、チュンディーの神話を紹介する。だがその神話とは、神々を天界から追い出すほど強力なマヒシャという魔神を、神々から借り受けた武器で倒すという内容。これはドゥルガーという女神の逸話として知られ、有名なドゥルガー・プージャーはこのエピソードにちなむ。その後、何冊かの本で、同様にジュンテイ観音の起源をドゥルガーに求める記述を見たし、中には断言するものもあった。
ドゥルガーとの絡みを抜きにしても、彼女は手に手に武器を持ち、強そうではある。が、日本で彼女の主要なご利益として知られるのは子授けと安産。同じ京都市の醍醐寺(伏見区)の寺号にも関わってくることだ。
彼女には7千万の仏の母を意味する、七クテイ仏母という別名もある。また、仏様の卵たる僧侶が誕生する瞬間といえる、出家の際の儀式でも本尊になるそうだ。総じて母性的な仏様だ。
千本通りは五辻を西へしばらく、または北野天満宮の東門から東へ進んだ先にある。
その昔、この寺の建築を任された大工の棟梁は、主柱の寸法を間違って短く切り落としてしまい、大事な主柱がこれでは建てられない、と悩んでいたところ、妻の阿亀(おかめ)が、「それなら桝組みで補えば良いではありませんか」と助言。無事に工事は進むこととなった。
(※桝組み:寺社の柱などによく見られる井ゲタ状の立体的な意匠のこと)
しかし、女の助言を借りたと知られれば夫の恥になる、と、阿亀は上棟式を待たずして自害してしまう。
妻の死を悲しんだ大工だが、御寺の完成は妻の助言があったからこそ、と、妻に似せた面を作り、これを奉納した。
やがてこのことが知られると、阿亀は大工たちの信仰を得るようになり、それがいつしか多福の象徴=おたふくさん、として全国に知られることとなった。
ここはそのおかめ(おたふく)のお寺。
おかめ(おたふく)さん。
お盆の「六道まいり」の準備が進んでました。
境内。右側が阿亀桜。
おたふくまもり。
春には桜の名所として多くの観光客で賑う。
この角っこのやつが「桝組み」(※これのみ説明用に御室仁和寺の写真です)
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