吉田神社の御朱印・御朱印帳

京都府 出町柳駅

吉田神社　神仏霊場&二十二社

吉田神社（よしだじんじゃ）は、京都市左京区吉田神楽岡町にあり、吉田山に鎮座している神社です。二十二社（下八社）の一社です。主祭神は、建御賀豆智命・伊波比主命・天之子八根命・比売神です。

【過去分投稿・2021】
2021年1月1日

#吉田神社

本殿は第一殿から第四殿まで4棟ある。ご祭神はそれぞれ、タケミカヅチの命、イハイヌシの命、アメノコヤネの命、ヒメ神。

#伊波比主命

吉田神社は春日大社（奈良県奈良市）の分社だ。あちらの第二殿のご祭神はフツヌシの命。同じくフツヌシの大神を祀る香取神宮（千葉県香取市）によれば、イハイヌシの命はフツヌシの大神の別名とのこと。

その辺の安めの書籍によく、フツヌシの大神の別名にフツノミタマの大神と書かれている。フツノミタマの大神は、石上神宮（奈良県天理市）のご祭神。だが今のところ僕は、彼らがイコールだという確信がない。古事記や日本書紀だとか神社の由緒書といった、僕にとって信の置けるソースに限って、そうだと明言する記述が見つからないのだ。

ただ、強く推認させる事情なら2つある。
1つは先代旧事本紀。”ふつのみたま”の剣の別名の1つとして”ふつぬしのかむたまの刀”と記す。初代・神武天皇が物部氏の祖先にあたるウマシマチの命に与え、彼の子孫イカガシコオの命が石上神宮に祀ったとある。
もう1つは、同じくフツヌシの神を祀る貫前神社（群馬県富岡市）のHP。フツヌシの神は物部氏の氏神で、貫前神社は物部氏によって創建されたという。また、石上神宮には武器庫という機能があり、貫前神社も当初より、東国における石上神宮の役割を担っていたと。

参拝🙏

今日はリフレッシュ休暇を取得し、久しぶりに京都にまいりました。午前中は京セラ美術館でルーブル美術館展を鑑賞し、その後、北へ足を伸ばして、吉田神社から真如堂、金戒光明寺、岡崎神社に行くコースを予定していましたが、今日の京都は36度越えという暑さで歩くなんて無理。吉田神社の参道の石段でギブアップ寸前でした。
吉田神社は、二十二社巡礼でまだお参りしていないお社でもあったのであがらせていただきました。
奈良の春日大社のご祭神がうつされたとされており、ご拝殿は春日造り、お守りも「神鹿」です。
少し歩くと、山蔭神社（料理の神様で）を経て「斎場所 大元宮」というお宮に着きます。
このご本殿は正面から見ると八角形、後ろは六角形だそうで、ひじょうに面白い建物でした。「八百万大神」（やおよろずの神さま）が集い、ここに参拝すると全国の神さまのご加護が授かれるそうです。たいへん強力なパワースポットなのでしょう。ちなみに場所的にも「京都大学合格祈願」の絵馬がたくさんありました。