安楽寺のお参りの記録一覧（2ページ目）

京都府 蹴上駅

自粛期間中に、過去に拝受した御朱印帳の整理。
限定公開時に拝受した「松虫姫鈴虫姫」の御朱印帳です。
蛇腹ではなく、ノートタイプの珍しいタイプです。

秋の特別拝観の際に頂きました。

松虫鈴虫寺とも。
法然の弟子、住蓮・安楽の念仏道場が始まりとされる。
ふたりの僧の声は大変美しく（娯楽が無かったそのその昔は、寺社はコンサートホールでもあった）念仏を聞いた松虫姫と鈴虫姫（後鳥羽上皇が寵愛する女官）はすっかりファンになり、思い余って御所を抜け出して密通・出家してしまう。
これにキレた後鳥羽上皇が住蓮・安楽を処刑し、念仏を弾圧したという「松虫鈴虫事件（承元の法難）」の舞台。

銀閣寺から哲学の道を歩いて立ち寄りました。
この日は くさの地蔵縁日でしたので 野菜や小物の等を販売していてお子さん連れのお母さん達もたくさんいました。
入山料を500円を払ったところお雑煮の引換券がついていました。 こちらは白味噌で美味しくいただきました

松虫鈴虫寺
建永2年におこった建永の法難のきっかけとなった法然の念仏道場「鹿ヶ谷草庵」の後身の寺であり、寺宝として安楽房遵西・住蓮坊と後鳥羽上皇の女官であった松虫・鈴虫関連のものが残されている。

　秋の特別公開で拝観しました。

【過去分投稿・2010】
2010年7月25日

春と秋の特別公開と7月にある京野菜・鹿ケ谷南京で行われるかぼちゃ供養以外は非公開のお寺です。
松虫鈴虫寺と呼ばれる理由は
「両上人（住蓮上人と安楽上人）が称える礼讃は誠にすばらしく、両上人の前で出家を希望する人もありました。
その中に、後鳥羽上皇の女官、松虫姫と鈴虫姫がおられました。両姫は、法然上人や開山両上人から念仏の教えを拝聴し感銘され、いつしか仏門に入りたいと願うようになりました。建永元年（1206）12月、両姫は後鳥羽上皇が紀州熊野に参拝の留守中、夜中秘かに京都小御所を忍び出て「鹿ヶ谷草庵」を訪ね剃髪、出家を乞います。最初、両上人は出家を認めませんでしたが、両姫のお詠に感銘されます。
19歳の松虫姫は、住蓮上人から剃髪を受け「妙智法尼」と法名を授かります。また17歳の鈴虫姫は、安楽上人から剃髪を受け「妙貞法尼」と法名を授かります。
この事を知った上皇は激怒し、念仏の教えを説く僧侶に弾圧を企てます。翌建永2年2月9日、住蓮上人は近江国馬淵（まぶち）（現在の滋賀県近江八幡市）で、同日安楽上人は京都六条河原（東本願寺近く）で斬首されました。この迫害はこれに止まらず、法然上人を讃岐国（香川県高松市）に流罪、親鸞聖人を越後国（新潟県上越市）に流罪に処します。いわゆる建永（承元）の法難です。
その後、両姫は瀬戸内海に浮かぶ生口島の光明防で念仏三昧の余生を送り、松虫姫は35歳、鈴虫姫は45歳で往生を遂げたと伝えられています。
また、両上人の亡き後、「鹿ヶ谷草庵」は荒廃しましたが、流罪地から帰京された法然上人が両上人の菩堤を弔うために草庵を復興するように命ぜられ「住蓮山安楽寺」と名付けられました。その後、天文年間（1532〜55）に現在地に本堂が再建され、今日にいたっています」

草庵というにはふさわしいたたずまいです。
この日は雨だったので余計にそう思ったのかもしれませんが、静寂の中に無念さもあり、それでいて厳か。
そんな相反する感想を抱きました。

銀閣寺周辺を散策する。

【過去分投稿・2005】
2005年11月6日

右下の印，鹿の字に角と足4本あるのと住の字の▲が面白いと思いました。

市バス「真如堂前」バス停下車徒歩10分。浄土宗寺院。ご本尊は阿弥陀如来です。

法然院と同様に鎌倉時代初期に法然とその弟子による草庵がルーツとされています。
後鳥羽上皇の女御であった松虫と鈴虫が教化を受けて密かに出家しことで、逆鱗に触れて安楽と住蓮は処刑。法然は土佐へ流刑となった逸話が残っています。

毎年、5月と11月のある春秋限定の公開で、普段はかぼちゃ供養のある日以外は非公開です。

２年ぶりに参拝しました、松虫姫、鈴虫姫の第３弾の新しい御朱印帖が出ました　鶴田一郎画です、これが欲しくて参拝したかもしれません。桜は境内に大きな枝垂れ櫻があり、土曜日までが見頃ではないかと職員の方が言っておられました　ここも海外の人は少ないです

秋の公開は賑やかですが春の朝一番はひっそりしてました。誰もいない時限定で庭が額縁のように見える場所をお寺の方に教わりそこでの１枚です。