波切不動明王のお参りの記録一覧

京都府 東寺駅

この日 最後に向かったのは波切不動明王堂です｡
位置的には石上神社様のお隣さんというか
同じ敷地？という感じでした｡

調べて見るとこの敷地は東寺様の執行職(住持)を
世襲した阿刀家の屋敷跡になります｡
弘法大師の｢地盤(おじば)の明王｣として
崇敬されています｡
波切不動明王は唐からの帰路に嵐に遭遇した
弘法大師を守護したと伝えられています｡

四国八十八ヶ所の巡礼や東寺､高野山などの参詣の
功徳を得るには､この不動明王に参拝する必要があるとも言われています｡

お堂の中は不思議な雰囲気でした｡
他に参拝者は見当たらなかったのでユックリと
拝観させていただけたのですが とても優しいお顔の
お不動さんでした｡

京都市南区にあります。
先ほど投稿させていただいた石上神社と同じ境内なのかお隣なのか　こちらが主なのか　よく分かりませんが　石上神社が境内社ではないことはネット情報で分かりました。
「波切不動明王は　弘法大師のお地盤の明王と云はれ　四国路　東寺　高野山などの霊地に参りても　ここ弘法大師のお地盤の明王に参らざれば　御りやくが、頂けないのだと云って　有名である。」と載っていました。
高野山までお参りしても　こちらにお参りしなければご利益が頂けないですと？
そりゃあ大変です。お遍路さん　みなさーん　こちらでーす。
波切不動尊は各地に見られると思うのですが　空海につきもののようです。
「空海」は文化元年（804年）「遣唐使」として入唐し　2年間滞在して「恵果（けいか）」を師として密教を学びました。
「空海」が日本に帰るときに　「恵果」から授かった「赤栴檀（しゃくせんだん）」という霊木で不動明王を彫りました。
船が嵐にあった時　この「不動明王」を船首に据えると　船は荒波を切り裂くように進んで無事に日本にたどり着くことができたので　「波切不動明王」とよばれるようになりました。

調べてみたら
スゴいところやったみたいです。

◆波切不動明王　境内の波(浪)切不動明王は、弘法大師の地盤である不動明王という。この波切不動明王に参らないと四国巡礼、東寺、高野山参詣の功徳もないという。

ここに参らなければご利益はいただけないってことですよね！
お参り出来てよかったです。