元慶寺へのアクセス

京都府 御陵駅

西国三十三ヶ所巡礼　番外
こちらで花山天皇が出家得度されたと思うと感慨深いものがありました。
住宅街に囲まれた場所にあります。駐車場もありますが、道が細く少し難儀しました。

「西国三十三所」番外札所です。
駐車場が狭いため、大通りでバスを降りて1km歩きました🚶‍♀️

花山天皇出家の御旧跡です。

868年に貞明親王を産んだ藤原高子の発願により、定額寺として建立されました。
開山は6歌仙の1人である僧正遍昭で、877年に陽成天皇の勅願寺となり、元慶寺と改めました。

986年、花山天皇がこの寺で藤原兼家、道兼父子の策略により出家させられ、兼家の外孫である懐仁親王が帝位につきました。
花山法皇の宸影を安置する寺で花山寺とも呼ばれ、大鏡では花山寺と記述されています。花山法皇ゆかりの寺です。

西国三十三所の番外。院がお住いの当時の山科は、さぞかし鄙びた場所だったのかなと想像しつつ、見たことないほどおおきな金木犀が数株よい香りの中での参拝となりました。番外なのですが、こちらも参拝いただきたいお寺でした。駐車場は手前に2台ほどあります。駐車場への入口が狭いのでご注意ください。