わかみやぐう
御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方100年後に神社お寺を残せる未来へ
京都府のおすすめ❄️
おすすめの投稿

竹田駅から西の城南宮へ向かう最中の住宅街にある小さなお宮です。Googleマップにも表示されないため、探すのに手間取りましたが、手掛かりはズバリその住所でしたね…!

《鳥居》
西日が強すぎてボヤける…

《御堂》
マジ卍なのでおそらく…御堂かな

《石碑》
👁チェックポイント‼️
今回この神社を参拝しようと思ったのがズバリこの石碑です。
「史跡式内真幡寸神社の跡」とあります。真幡寸神社は現在城南宮の境内社として鎮座していますが、明治の段階で城南宮が真幡寸神社とされたことでに改名し、現社名に復した後境内社として真幡寸神社を新たに創建しました。
応仁の乱で京都の寺社は多数消失してしまったこともあってかこの段階で真幡寸神社は行方が分からなくなり、地名の残っていたこの竹田真幡寸町の当社が真幡寸神社の旧社地に比定されたというか、真幡木町の人たちがそう考えているようです。
城南宮さんとしては真幡寸神社は城南宮ひいては鳥羽離宮を建てたときに混同したと考えているようです。

《裏面》
昭和に建てられたので比較的新しいです。
ちなみに城南宮が真幡寸神社の本来の鎮座地を別説として唱えている根拠として、
稲荷神社(現伏見稲荷大社)が山から現在地に降りて来たときその場所にあった藤森神社(の前身)が現在地に遷座し、今の藤森神社付近にあった真幡寸神社が押し出される形で現在の城南宮に移動したと考えられているからです。

《手水舎》
雨水が貯まっています。洗ひつるここも…(略)

《獅子狛犬像》

《庭石》

《本殿》🙏
ちなみに山城国紀伊郡の式内社は全て稲荷神社(現伏見稲荷大社)に関連した社だけで構成されているとされています。
御諸神社…稲荷神降臨前の稲荷山の地主神
稲荷神社 三座…現伏見稲荷大社
大椋神社…不詳 稲荷山内の荷田氏の氏神説
飛鳥田神社…稲荷神社社家の荷田氏の祖先である荷田龍頭太の伝承がある
真幡寸神社 二座…稲荷神社社家の秦忌寸氏の氏神、秦塚と呼ばれるものだった
真幡寸神社含め、京都の寺社は応仁の乱で焼失してしまったものが多いので、歴史的に曖昧になってしまってるんですよね。

《狛犬像裏側》
寄進者のお名前が刻まれてますが「神子田」さん…?なんと珍しい。

《表札》
若宮神社の隣…ではなく向かいのお宅の表札がなんと「神社」…氏子さんとしてこれ以上最適な方はいないでしょうね。

竹田駅から城南宮へGooglemapですたこらサッサと歩いていると鳥居⛩。
若宮宮で調べても何も出てこないので、石碑にあった「真幡寸神社跡地」で調べてみる
以下の京都市の資料(かな?)によると
『真幡寸(まはたぎ)神社は鳥羽真幡木里にあり,この地は平安京遷都以前から秦氏の勢力圏で,秦氏氏神と考えられるが,遷都時の創建と伝える。弘仁7(816)年官社に列し,延喜式内社。応徳3(1086)年本社を中心に離宮が造営された(鳥羽離宮・城南離宮)。現在の真幡寸神社は,明治10(1877)年城南宮(伏見区下鳥羽中島鳥羽離宮町)に公定され今日に至る。本殿は江戸初期の建築であったが昭和52(1977)年全焼,翌年再建。この石標は,式内真幡寸神社の旧地を示すものである。』
民家の敷地の一角に鎮座という感じ。鳥居の前でご挨拶をさせて頂きました。

写真











近くの神社お寺
周辺エリア
京都府のおすすめ❄️
若宮宮に関連する記事
おすすめのホトカミ記事
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ












10
0