びょうどうじ(いなばどう)|真言宗智山派|福聚山
平等寺(因幡堂)のお参りの記録一覧
京都市下京区にあります、
平等寺(因幡堂)に参拝しました。
真言宗智山派の寺院、山号は【福聚山】
御本尊は【薬師如来】 癌封じで有名で【因幡堂】、【因幡薬師】の名で親しまれています。
京都十二薬師霊場 第一番札所
京都十三仏霊場 第七番札所
洛陽三十三所観音霊場 第二十七番札所 (観音堂)
久方ぶりの京都の寺社仏閣巡りで訪れました。
今回は、妹が癌治療するので平癒祈願と癌封じの御守り入手の為に訪れました。
前回、洛陽三十三所観音霊場巡りで訪れてから
半年ぶりですが多くの参拝客が訪れておりとても賑わっていました。参拝後に御朱印と癌封じの御守りは無事入手できました✨が、人気の【六猫(無病)の御守り】は今回も入手できず😭
馬頭観音像
観音堂
和娯地蔵尊
薬壺癌封じの御守り
おみくじ
参拝記念スタンプ
近くで、山鉾がありました。
京都市下京区にあるお寺です。
山号は福聚山
宗旨宗派は真言宗智山派
ご本尊は薬師如来(重要文化財)
です。
この日は寺の一部(?)で猫の譲渡会が行われていました。
平安時代、南都における寺院勢力の強勢振りを嫌い、平安京内には、官寺である東寺・西寺以外に寺院を建立することは禁止されていました。
ただ、貴族の持仏堂は建立が認められていました。
平等寺もこれに相当します。
六角堂(頂法寺)や革堂(行願寺)のような、町堂(辻堂)の建立も認められていた。
因幡堂も、これらと並んで町衆の信仰を集めた町堂の代表格です。
年間約1,000件の祈祷の多くをがんの平癒を祈るものが占めるなど、近年はがん封じの寺として患者などから熱心な信仰を集めています。
由来は以下のようです。
橘行平(たちばなのゆきひら)は、長徳3年(997年)、因幡国司としての任を終えて京に帰ろうとしていたところ、重い病にかかった。
ある夜、行平の夢に貴い僧が現れ、「因幡国の賀露津(かろのつ)の浦(現在の鳥取港)に貴い浮き木がある。それは仏の国(インド)から衆生を救うために流れついたものである。それを引き上げてみよ」と言う。
行平が賀露津の漁師に命じて、波間に光るものを引き上げてみると、それは等身の薬師如来の像であった。
この薬師像を祀ったところ、行平の病は癒え、京に帰ることができた。
と言うことです。
私はとりあえず無病息災をお願いしました。
京都市内の寺院巡りの4寺目は、3寺目と同じく下京区に在る福聚山 平等寺です。通称は因幡薬師。境内の観音堂は洛陽三十三所観音霊場 第27番札所。
烏丸五条と四条烏丸の中間に在ります。(どうでもいい話ですが、何故、烏丸の位置が四条と五条で変わるの?)
真言宗智山派で、本尊は薬師如来。
この本尊・薬師如来立像は重文で、釈迦如来立像と如意輪観音坐像も重文です。
西念寺と同様に以前から気になっていた寺院で、今回「令和5年度 春期京都非公開文化財特別公開」で拝観出来るため伺いました。(令和3年度に公開予定で伺う積りでしたが、コロナ禍により中止になりました。)
959年に因幡国司・橘行平が因幡賀留津の海中より薬師仏を引き上げ、仮堂に安置した。京都に戻った橘行平は、1003年に私邸の一部を改修し、(因幡国より飛来してきたという)薬師仏を安置して因幡堂と呼んだと伝わる。1171年に高倉天皇の勅命により「平等寺」と命名された。
寺院北側(裏側)にあるコインパーキングに停めました。本堂前で京都古文化保存協会のスタッフの方が受付されており、拝観料(1,000円)をお支払いしました。拝観ルートは、収蔵庫→観音堂→因幡薬師伝承館で、本堂は含まれておらずやや残念。(過去には本堂内陣も拝観コース内の時があった。)
収蔵庫は本堂右側にあり(写真を撮り忘れました。)、本尊・薬師如来立像と釈迦如来立像と如意輪観音坐像の3躯が安置してありました(通常は非公開)。本尊・薬師如来立像は、高さ約162cm、一木造、平安時代の仏師・康尚作という。頭巾が被せてあり、何か云われがあるのかと思っていましたが、頭巾は厨子上部と仏像の頭の間を固定し保護するためで、火災などで本像を避難させる際は、厨子を閉じて後方へ倒し、厨子の背面にはコロが付けてあり、厨子を牽いて移動可能としてあります。それだけ過去に火災が多かったという事だと思います。
釈迦如来立像は、高さ約77cm、鎌倉時代前期の1213年作、清凉寺式の釈迦如来立像。
如意輪観音坐像は、高さ約81cm、鎌倉時代の作。表情はクールで、腕は細めの造り。
本堂左側の角に観音堂。拝観コースになっていますが堂内に入れる訳ではなく堂外から。少し扉が開けられていました。(通常は扉が閉まっている?) 洛陽三十三所観音霊場の札所で、札所本尊は十一面観音坐像で、真ん中の厨子に2躯安置されていました。他には弘法大師坐像、如意輪観音像、不動明王坐像、役行者像が安置されていましたが、ちょっと遠くてあまりわからず。(毎月8日の手作り市の際の10時半から護摩焚きが行われるため拝観可との事。)
観音堂の右側には、歓喜天、地蔵堂、十九所権現(十九社明神)。拝観コースの因幡薬師伝承館は一旦、本堂の裏側から出てすぐ右手にあります。寺宝の絵巻、仏像等が展示されていました。(度重なる火災により古い物は相当焼失していると思われ、江戸時代以降の物が主。)
最後に本堂へ行きました。本堂中央の須弥壇の厨子は閉まっていて、厨子の前に祀られているのは本尊のお前立です。左右の脇壇に不動明王等の仏像がありましたが今回は内陣には入れませんでした。最後に御朱印を頂きました。
御朱印(書置き)
春期京都非公開文化財特別公開チラシから
烏丸通から。正面は因幡薬師伝承館。
南門
本堂
本尊・薬師如来立像(ネットから転載)
仏像保護のための頭巾を被った薬師如来
如意輪観音坐像
観音堂
歓喜天
地蔵堂
十九所権現(十九社明神)
豪雨の日に参拝しました。大きくはないですが、心地よい雰囲気がありました。
そしてそこには可愛いらしいお守りが沢山💕人にも動物にも優しいのです。
御朱印帳は2冊買いました。猫や犬、今年の干支のうさぎの御朱印帳もありました。どれも可愛いかったです。
鳥さんのお守りが多いです。
同じ柄のブルーもありました。
一般的な御朱印のようです。
迫力ある仁王画の御朱印帳。
仁王画の御朱印帳を開くと書かれています。絵を描いた方の情報です。
特別公開記念の御朱印だそうです。
【因幡堂平等寺】
2020年2月。人生で初めて御朱印帳と御朱印を拝受したのがこちら、因幡薬師さん。
薬師如来さま以外にも多くの仏様がおられます。
お守りと卯年の御朱印帳、御朱印を拝受しました。
直書き
因幡堂のウサギ御朱印帳に拝受
御朱印帳
御朱印帳のうさぎさんしっぽバンド付き
贔屓(ひいき)さん
お守り
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