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かわちあそじんじゃ

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雲仙普賢岳噴火から30年

雲仙普賢岳の大火砕流から明日の2021年6月3日で30年が経ちます。

彼の山は当社からもハッキリと見え、とても美しく壮大です。

しかし、度々噴火を起こし周辺地域に甚大な被害をもたらしている山でもあります。

島原大変肥後迷惑という言葉があるように眉山の山体崩壊により津波が発生し

対岸の熊本県に押し寄せ多くの人命と住居、財産を奪いました。

河内町には当時の教訓を後世に伝える為に石碑が遺されています。

「事あらん時は慾をはなれ萬の物を顧ずただ老多るをたすけ幼をたつさえて速にさけのくべし」

「かねて其道をもあたため置て急難にのそみてまようことなかれ」

「これらの事をも よくかんがへてめんめん覚悟して子孫をもさとしいましむへし」

現代の言葉に直すと

「後の世に同じような津波が襲ったときは、すべてのことに優先して、

ただお年寄りを助け、幼い子どもを連れて直ちに避難しなければならない。

かねてより逃げ道を確かめておき、いざという時になって、

迷うようなことがあってはならない」

というような内容です。当時、家から荷物を持ちだそうとした住民の多くが

そのまま波に飲まれて亡くなり遺された家族は老人、子どもで

相当な苦労をしたと河内町町史で伝えられています。

災害の多い日本で生活していく中で突然の災害に被災してしまうかもしれません

先人達が遺した歴史を忘れず、その想いを継承することで被災した際の心構えも出来ると思います。

因みに石碑は船津厳島神社の側に建立しております。

長文になりましたが、当時の想いを感じていただければ幸いです。

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