浄土宗
慶運寺
神奈川県 東神奈川駅
22.10.20。先の成佛寺さんと京急線を挟んで向かいにある浄土宗の寺院。通称《浦島寺》
山号 吉祥山
院号 茅草院(ぼうそういん)
寺号 慶運寺
創建 室町時代 文安4年(1447年)
開山 芝増上寺三世 定蓮社音誉聖観
本尊 阿弥陀如来
札所 旧小机領三十三所観音霊場 第九番
札所本尊 浦島聖観世音菩薩
横浜の開港当時、慶運寺はフランス領事館に充てられてました。浦島丘にあった観福寿寺が慶応年間の大火で焼失したため、浦島伝説にかかわる記念物がこの寺にもたらされました。それ以来、慶運寺は「浦島寺」とも呼ばれています。浦島太郎が竜宮城に行った時、乙姫様からいただいたという菩薩像などが伝わっているといわれています。
〜横浜市神奈川区のHPより引用〜
旧小机領33観音巡りの4ヶ所目として参詣。小さなお寺さんですが、札所の縁起によると元々の開創は平安時代に遡るようです。アットホームな雰囲気のあるお寺さんでした。
札所御朱印
東急花御朱印
寺院入り口
寺号標
↓
参道
手水鉢
亀型ですが上手く撮れてませんでした。
本堂
昭和33年建立。
観音堂
↓
名号碑
五輪塔
六地蔵
寺務所・庫裏
こちらで書き置きの御朱印を拝受。
金蔵院から東神奈川の途中で、目についたお寺を素通りした先にあった慶運寺(浦島寺)。西方寺で見つけた《旧小机領三十三子歳観音霊場ご開帳チラシ》が貼ってあって感動。第9番霊場らしいです。直ぐ側に浦島伝説の浦島観世音堂がありました。伝説:太郎は海で釣り上げた五色の亀に誘われて龍宮に行った。そして3年間楽しくそこで暮らし浜に帰って来るのだが、浜ではすでに300年が経ち、父母は亡くなっており、知っている人もいなかった。太郎は悲しみにくれ、故郷に近い神奈川に帰ってくる。そこで乙姫の誘導により父母の墓を見つけ、その傍らに建てた庵に乙姫からもらった観音像を祀り、父母を供養してから迎えにきた乙姫と一緒に再び龍宮へ戻っていった。
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