伊勢山皇大神宮の日常(12回目)|神奈川県桜木町駅
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投稿日:2020年05月10日(日)
5月9日は「あいすくりーむの日」。明治2年、馬車道通りで町田房造が日本初のアイスクリーム店を開業した日です。このアイスクリーム。実は伊勢山皇大神宮と深い関わりがあるのをご存じでしょうか?
この房造の店は、開業当初大苦戦をします。たまに外国人のお客が訪れる程度で、日本人はそれを遠巻きに見物するのみ。大赤字となって、ついには閉店に追い込まれます。
ところが、翌明治3年。伊勢山皇大神宮が創建され、その遷座祭が当時日本一の規模で行われることになりました。そこでその祭礼(旧暦4月15日、現在の5月初旬)に合わせ、再起をはかり店を再開したのです。
すると、今度はお祭り気分の人々が、もの珍しさからアイスクリームに興味をしめし、初夏の陽気も手伝って、飛ぶように売れ、たちまち大評判になったといいます。以降、房造の店は大繁盛し、アイスクリームも世に広まることとなったのです。
このお話は、神奈川奉行所同心から神奈川県庁職員になった太田久好が、明治25年に記した「横浜沿革誌」に詳しく書かれています。
伊勢山皇大神宮の創建が無ければ、アイスクリームは日本に普及していなかった・・・というのは、ちょっと大げさかもしれませんね。
しかし、神社ゆかりのお菓子が、饅頭や団子ではなくアイスクリームというのは、正に文明開化の町、そしてその町の総鎮守であるのだなと感じます。
この房造の店は、開業当初大苦戦をします。たまに外国人のお客が訪れる程度で、日本人はそれを遠巻きに見物するのみ。大赤字となって、ついには閉店に追い込まれます。
ところが、翌明治3年。伊勢山皇大神宮が創建され、その遷座祭が当時日本一の規模で行われることになりました。そこでその祭礼(旧暦4月15日、現在の5月初旬)に合わせ、再起をはかり店を再開したのです。
すると、今度はお祭り気分の人々が、もの珍しさからアイスクリームに興味をしめし、初夏の陽気も手伝って、飛ぶように売れ、たちまち大評判になったといいます。以降、房造の店は大繁盛し、アイスクリームも世に広まることとなったのです。
このお話は、神奈川奉行所同心から神奈川県庁職員になった太田久好が、明治25年に記した「横浜沿革誌」に詳しく書かれています。
伊勢山皇大神宮の創建が無ければ、アイスクリームは日本に普及していなかった・・・というのは、ちょっと大げさかもしれませんね。
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