だいいなりじんじゃ
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楽しみ方大稲荷神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年11月09日(日) 19時13分19秒
大稲荷神社は、神奈川県小田原市城山の住宅地の一角、高台に鎮座しています。JR東海道線・小田急線などが乗り入れる小田原駅から徒歩およそ8分。市街地からほど近いにもかかわらず、境内に一歩足を踏み入れると静寂が広がり、古くからこの地を見守ってきた神域の気配を感じます。御祭神は田中大神と宇迦之御魂大神の二柱。創建は天正10年(1582年)と伝えられ、戦国の世の終わり頃、すでに信仰の拠点として地域に根付いていたことがうかがえます。
生活道路を折れ、高台へ向かう坂道を上ると、やがて印象的な社殿が見えてきます。驚かされるのは、境内社の数の多さです。大小さまざまな祠が並び、その多くがお稲荷さまをお祀りしていますが、その他にも異なる御神名の社が点在し、この地が古くから多様な信仰の交差点であったことを感じさせます。ひとつひとつ丁寧にお参りをしているうちに、境内全体に満ちる静けさと神聖な空気に心が落ち着いていくのを覚えました。
参拝当日は、あいにくの強い雨。さらに日没後という条件も重なり、視界も悪く、社殿や境内の細部までじっくり観察することはできませんでした。それでも、傘を支えながら参道を進み、社殿前でお辞儀をしていると、不意に人の気配を感じました。見上げると、どうやら神職の方が社殿付近でお賽銭箱の管理などの務めを果たされていたようです。ご挨拶を交わすと、思いやりのある言葉で「雨の中ご苦労さまです」と声をかけてくださり、その温かさに心が和みました。
短い会話ののち、残る境内社にも順にお参りし、再び雨脚が強まる中を後にしました。夜の闇と雨に包まれた参拝ではありましたが、社の灯りと森の静けさが相まって、昼間とは異なる荘厳な趣を感じるひとときでもありました。次に訪れる際は、晴天のもと、太陽の光を浴びながら境内のすみずみまでゆっくりと巡り、数多くの神々に改めてご挨拶したいと思わせる、印象深い参拝となりました。
生活道路を折れ、高台へ向かう坂道を上ると、やがて印象的な社殿が見えてきます。驚かされるのは、境内社の数の多さです。大小さまざまな祠が並び、その多くがお稲荷さまをお祀りしていますが、その他にも異なる御神名の社が点在し、この地が古くから多様な信仰の交差点であったことを感じさせます。ひとつひとつ丁寧にお参りをしているうちに、境内全体に満ちる静けさと神聖な空気に心が落ち着いていくのを覚えました。
参拝当日は、あいにくの強い雨。さらに日没後という条件も重なり、視界も悪く、社殿や境内の細部までじっくり観察することはできませんでした。それでも、傘を支えながら参道を進み、社殿前でお辞儀をしていると、不意に人の気配を感じました。見上げると、どうやら神職の方が社殿付近でお賽銭箱の管理などの務めを果たされていたようです。ご挨拶を交わすと、思いやりのある言葉で「雨の中ご苦労さまです」と声をかけてくださり、その温かさに心が和みました。
短い会話ののち、残る境内社にも順にお参りし、再び雨脚が強まる中を後にしました。夜の闇と雨に包まれた参拝ではありましたが、社の灯りと森の静けさが相まって、昼間とは異なる荘厳な趣を感じるひとときでもありました。次に訪れる際は、晴天のもと、太陽の光を浴びながら境内のすみずみまでゆっくりと巡り、数多くの神々に改めてご挨拶したいと思わせる、印象深い参拝となりました。
すてき
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ヒナメリ474投稿
鉄道(乗り鉄)とスポーツ観戦(野球、競輪、競馬、アメフト、ラグビー、など)が趣味で、その旅の中で風景印を集めています。そのついでに神社仏閣にも足を運んでいます。格式があるとされる神社から町や村の...もっと読む
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