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霧島神宮ではいただけません
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きりしまじんぐう

霧島神宮のお参りの記録(1回目)
鹿児島県霧島神宮駅

投稿日:2023年03月09日(木)
参拝:2023年1月吉日

【日向國 式内社巡り】

霧島神宮(きりしま・じんぐう)は、鹿児島県霧島市霧島田口にある神社。式内論社で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。主祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊、相殿神は木花開姫尊、彦火火出見尊、豊玉姫尊、鵜鶿草葺不合尊、玉依姫尊、神倭磐余彦尊。旧称は「西御在所霧島権現」で、霧島六所権現の1社(6/6)。昨年(令和4年)に、本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定された。

創建には諸説あるが、一説では欽明天皇の御代、僧・慶胤(けいいん)上人が高千穂峰と火常峰(御鉢)の間の瀬多尾(脊門丘)に社殿を造営したのが始まり。奈良時代788年の火常峰の噴火で社殿が焼失した。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「日向國 諸県郡 霧島神社 小」の論社となっており、他の論社として霧島岑神社(宮崎県小林市)、東霧島神社(宮崎県都城市)、霧島東神社(宮崎県西諸県郡高原町)がある。950年に天台僧・性空上人により瀬多尾越(現高千穂河原)に再興奉遷された。鎌倉時代1234年の噴火により社殿、僧坊寺を焼失するが、1484年に真言僧・兼慶上人が島津忠晶の命を受けて社殿を再興している。以後、歴代島津氏の篤い尊崇を受けている。江戸時代には別当寺・華林寺の失火により全焼するも、1715年に第21代当主・島津吉貴の寄進により社殿を再興している(現存)。
一説には1234年の火常峰噴火で社殿を焼失後、社殿を霧島山の東の長尾山(現東霧島神社の社地)に移し、その後現霧島岑神社と霧島東神社に分け、さらに1484年に島津忠昌が霧島東神社を「東社」(霧島東御在所権現:現霧島東神社)と「西社」(西御在所霧島権現:現霧島神宮)に分けたとされる。明治時代に入り、近代社格制度のもと官幣大社に列格した。

当社は、JR日豊本線・霧島神宮駅の北東6kmほどの、霧島山の南西麓にある。周りには何もないが、かつては門前町が相当賑わったようで、今でも旅館や土産物店、飲食店などがぱらぱらと存在する。さすが天孫降臨神話の主人公・瓊瓊杵尊を祀る代表的神社というだけあって、広大な境内、古木が無数に立ち並ぶ深い杜、長い参道、巨大な社殿など、日本有数の大社らしい格式と神聖な空気感を味わえる。たくさんの参拝者が来ても、ピンと張り詰めた神聖な空気を保ち続けているのがすごい。それだけ広大で、キャパシティが大きい感じ。

今回は、日向國の式内論社、旧官幣大社、別表神社、本殿・幣殿・拝殿が国宝であることから参拝することに。参拝時は休日の朝早めの時間で、冬の寒い早朝であったが予想以上に多くの参拝者が訪れていた。
霧島神宮の鳥居
境内の南方数百mの公道上に立っている<一の鳥居>。高さは22.4mあり、全国で第12位。
霧島神宮(鹿児島県)
一の鳥居から北上して<神橋>を渡ると境内入口。
霧島神宮(鹿児島県)
境内南端入口の<社号標>。真っ直ぐの長い階段を登って行く。
霧島神宮(鹿児島県)
階段を登り切ったところにある<二の鳥居>。この後、真っ直ぐな参道が続く。
霧島神宮(鹿児島県)
参道は一度右方向に折れ曲がる。曲がる場所には展望台があって、低い場所が見渡せる。
霧島神宮の景色
折れ曲がる地点から社殿方向を望む。とにかくスケールが大きい。
霧島神宮(鹿児島県)
参道左手の建物。古い社務所かな。この反対側に大きな駐車場と大きな土産物売店がある。
(車で直接駐車場に来ると、ここまでのプロセスは省略されてしまう。もったいない...(^_^;))
霧島神宮の鳥居
いよいよ<三の鳥居>をくぐって、神聖な杜に突入する。
霧島神宮(鹿児島県)
参道の右手にある<手水舎>。
霧島神宮の鳥居
<三の鳥居>の入口に立つと、先の参道がかなり暗いことが分かる。
霧島神宮(鹿児島県)
ピンと張り詰めた神聖な空気感を味わいながら進むと、空がぽっかり抜けたところに煌びやかで豪壮な社殿が現れる。
特に中央部は国宝の拝殿、幣殿、本殿が重なるように見えて非常に美しい。(o^―^o)
霧島神宮(鹿児島県)
社殿に向かって左側は<社務所・授与所>。御朱印はこちら。
霧島神宮の本殿
<社殿周り>全景。深い森にしっかりと包まれているように見える。
現在の社殿はすべて、江戸中期の1715年、鹿児島藩主・島津吉貴の寄進による建立。
霧島神宮(鹿児島県)
拝殿前左側の<門守神社>。これが意外にも、国指定の重要文化財。
霧島神宮(鹿児島県)
拝殿前右側の<門守神社>。国指定の重要文化財。
霧島神宮の本殿
巨大な賽銭箱と、その奥の<勅使殿>と<拝殿>。<勅使門>も国指定の重要文化財。
霧島神宮の建物その他
賽銭箱前から振り返って境内全景。
霧島神宮の建物その他
勅使殿の脇から内部を覗く。後ろに行くに従い高くなっている。上にのぼる<登廊下>も国指定の重要文化財。
霧島神宮(鹿児島県)
拝殿後ろの<幣殿>と<本殿>。
霧島神宮(鹿児島県)
脇から内部を覗くと、幣殿の壁に煌びやかな絵が描かれているのが見える。
また、幣殿の横ぐらいに<脇社>があるのが分かる。
霧島神宮(鹿児島県)
社殿の南東方向百mほど離れたところにある<神楽殿>。
霧島神宮(鹿児島県)
当社境内図を見ると、境内社が1つあるようなので、神域の北側に向かって進んでみる。
霧島神宮の末社
さんざん迷った挙句に到着した<山神社>の鳥居。
霧島神宮(鹿児島県)
<山神社>の社殿。正体は石製小祠。かなり大事にされている。
本社社殿から徒歩で10分ほど離れた場所にあるが、多くの参拝者が参拝に来ていた。
霧島神宮(鹿児島県)
大型駐車場に戻り、辺りを見て廻ると、なんと<温泉>が。
霧島神宮の自然
駐車場と参道の間にある<招霊木>。朝日に色付く。
霧島神宮(鹿児島県)
最後に<社殿周り>。国宝建造物による、華やかにして荘厳な雰囲気は素晴らしい~♪ (^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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