まつばらじんじゃ
松原神社のお参りの記録一覧
【薩摩國 古社巡り】
松原神社(まつばら~)は、鹿児島県鹿児島市松原町にある神社。旧社格は県社。祭神は靖國崇勲彦命(島津氏15代当主・島津隆久公)、相殿神は天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神、天照皇大神、豊受大明神、平田純貞。
戦国時代の1567年、島津氏の中興の祖である祭神により福昌寺の末寺として建立された松原山南林寺を前身とする。祭神歿後はその跡を継いだ島津義久によって菩提寺と定められ、以後歴代の薩摩藩主から篤い保護を受けた。明治に入り廃仏毀釈の煽りを受け廃寺。跡地に南林寺の山号に因んで当社が創祀され郷社に列し、のち祭神歿後350年にあたる1920年に県社に昇格した。
当社は、鹿児島市電第一期線・新屋敷駅の北東500mの市街地の真ん中にある。周りはNTTの大きなビルや病院の建物、マンションに囲まれている。境内はもともと広かったようだが、見える範囲の半分ぐらいが当社駐車場、時間がし駐車場になっているので、残りの土地に目一杯大きな社殿が建っている形の都会型神社。L字の参道突き当りがコンクリ造りの大社殿で、至る所で薩摩藩主・島津家の家紋を見付けることができる。
今回は、鹿児島県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の昼ごろで、自分たち以外にもぱらぱらと参拝客が訪れていた。
境内北西入口の<狛犬>と<社号標>。
入口左側の<狛犬>。かなり個性的な造形。
入口右側の<狛犬>。
社殿は参道の突き当りではなく、突き当りを右に曲がった方向にあるみたい。
参道左側の<斉彬公鬢塚>。
参道の突き当りにある<稲荷神社>。本社拝殿に向かって建っている。
参道が右に90度曲がったところにある<鳥居>。
鳥居をくぐって左側にある<恵方社>。
<恵方社>の社殿。
社殿周りの瑞垣手前、左側にある<狛犬>。
右側にある<狛犬>。
右側の狛犬近くにある<皇族御手植碑>。
階段を登って<拝殿>全景。
階段を登って右手にある<手水舎>。
<拝殿>正面。
拝殿から振り返って境内全景。(後ろに見える大きなビルはNTT。)
拝殿に向かって左後ろにある<授与所>。御朱印はこちら。
授与所の裏手、瑞垣の外側にある<市場神社>。
拝殿後ろの<本殿>。土台を含め、コンクリ造りの堅牢な造り。
最後に授与所から見た<拝殿>の眺め。市街地にあって大きく立派。(^▽^)/
大久保利通が寄進したとされる灯籠もある、鹿児島市の繁華街天文館の南側にある、松原神社。
朱塗りの綺麗な神社でした。
(第27代島津家当主・島津忠興の跡継ぎ争いが起こったとき、薩摩藩の家臣は兄・斉彬を次の跡継ぎに推す者たちと、弟・久光を推す者たちに分かれて争いました。斉彬派は敗れ、大久保利通の父も処罰されることになりました。
大久保利通は南林寺で、父の処罰が軽く済むように毎日祈ったそうです。父は沖永良部島に島流しの処罰で済み、1869年(明治2年)、大久保利通は感謝のしるしとして、この灯篭一対を松原神社に寄進。)
島津家15代当主・貴久公を御祭神としてお祀りしてあります。
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