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本山寺ではいただけません
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もとやまじ|高野山真言宗七宝山(しっぽうざん)

本山寺
香川県 本山駅

御朱印について
御朱印
あり
限定
-
御朱印帳
-
パーキング
駐車場
あり

仁王門前(無料)

巡礼

その他の巡礼の情報

四国八十八箇所70番
四国三十六不動霊場29番

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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2024年09月08日(日)
1976投稿

3回目の1泊2日四国八十八か所巡り 2日目の4寺院目です。
駐車場からすぐの門は仁王門で 重要文化財に指定されています。
門をくぐらなくても境内に入れちゃいますが 入ると広い境内です。
南東側には大門が別にありますが こちらは大草鞋が置かれていました。
こちら本山寺は建物が多いです。
どちらも本堂と大師堂は必ずあるのですが それ以外に五重塔・赤堂・鎮守堂・十王堂・お砂ふれ道場・慰霊堂・薬師堂・鐘楼・客殿・庫裏・阿弥陀堂とあります。
本堂など古い建物は 復元工事はされていますが 鎌倉時代の建物だそうです。
古い建物が今に残っているのは 本当に素晴らしいです。
有力者に守られたというのもあるでしょうが 民の力が大きいはずです。
五重塔については 耐震工事がなされ 24時間体制で東京大学地震観測所でモニタリングされているそうです。
未来に残そうという人々の願いが 今までも これからも続いていくことは素晴らしいと思いました。

山号は七宝山 院号は持宝院 宗旨宗派は高野山真言宗 ご本尊は馬頭観音菩薩 創建年は(伝)大同2年(807年) 開基は(伝)空海(弘法大師)です。

ご真言とご詠歌は
本尊真言:おん あみりと どはんば うん はった そわか
ご詠歌:本山(もとやま)に誰か植江(うえ)ける花なれや 春こそたをれたむけにぞなる
でした。

由緒については
寺伝によれば 大同2年(807年) 平城天皇の勅願寺として 空海が自ら刻んだ馬頭観世音菩薩像を本尊 阿弥陀如来と薬師如来を脇侍として開創し長福寺と称したという。
この時 本堂はわずか一夜でできたという「一夜建立」の伝説がある。
中世には寺領2,000石、24坊を持つ大寺となって栄えた。
永安から天正年間(1573年 – 1593年)の戦乱により讃岐国の主要寺院の大半は兵火を受けたが 当寺は香川氏の勢力下にあり 早くに長宗我部と婚姻同盟しており「不戦協定」が結ばれていて 焼かれた跡は見つかっていない。
伝承ではこの境内に攻め入る兵士を斬られながらも止めようとする住職を振りきり攻め入ったが 本堂内陣の厨子を開いたところ阿弥陀如来の体から血がしたたり落ちるのを見て驚き 本堂(国宝)と仁王門(重要文化財)は焼かずに撤退したという。
その阿弥陀如来は「太刀受けの弥陀」と呼ばれるとある。
澄禅『四国遍路日記』(1653年)や真念『四国辺路道指南』(1687年)には 本堂と仁王門と鐘楼しか記されていないが 『四国遍礼名所図会』(1800年)には 大師堂(1795年建立)・十王堂(1759年建立)・大日堂・鎮守堂・庚申堂(1730年建立)が描かれ 1700年台に五重塔以外は現在とほぼ同じ伽藍が造られた。
江戸時代には領主の生駒氏と京極氏により再興され 天保年間(1830 – 1844年)には地名から本山寺と改称された。
とありました。

本山寺(香川県)

仁王門

本山寺(香川県)
本山寺(香川県)
本山寺(香川県)

石柱

本山寺(香川県)

大門

本山寺(香川県)

鐘楼

本山寺(香川県)

大師堂

本山寺(香川県)

扁額 今までとは違う

本山寺(香川県)

本堂

本山寺(香川県)
本山寺(香川県)

内陣

本山寺(香川県)

本堂の説明

本山寺(香川県)

修行大師像

本山寺(香川県)
本山寺(香川県)

赤堂(赤殿)

本山寺(香川県)

本坊

本山寺(香川県)

五重塔

本山寺(香川県)
本山寺(香川県)

五重塔の揺れを観測しているそうです

本山寺(香川県)

十王堂

本山寺(香川県)
本山寺(香川県)

内陣

本山寺(香川県)

手水舎

本山寺(香川県)

お砂ふれ道場

本山寺(香川県)
本山寺(香川県)

阿弥陀堂

本山寺(香川県)

鎮守堂

本山寺(香川県)

一畑薬師堂

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本山寺の基本情報

住所香川県三豊市豊中町本山甲1445
行き方

本山駅 (1.2km)
69【観音寺】より
(自家用車)約10分 約5km
(徒歩)約1時間10分 約4.7km
71【弥谷寺】より
(自家用車)約30分 約13km
(徒歩)約3時間20分 約12.2km

アクセスを詳しく見る
名称本山寺
読み方もとやまじ
参拝時間

7:00~17:00

御朱印あり

限定御朱印なし
電話番号0875-62-2007
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巡礼の詳細情報

四国三十六不動尊霊場

第29番

御真言:

おん まか きゃらば そわか

四国八十八ヶ所霊場(お遍路)

詳細情報

ご本尊馬頭観音
山号七宝山(しっぽうざん)
院号持宝院(じほういん)
宗旨・宗派高野山真言宗
創建時代大同2年(807)
開山・開基弘法大師
文化財

本堂(国宝)
仁王門(重要文化財)
鎮守堂、木造善女龍王像、木造金剛力士立像、木造愛染明王坐像、本山寺蔵経文板木 83枚、本山寺蔵経文板木 4枚(香川県指定有形文化財)
五輪塔 5基(三豊市指定有形文化財)
大師堂、十王堂、大日堂、宝蔵、鐘楼、大門、冠木門(国の登録有形文化財)

ご由緒

四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけという五重塔が目印。天暦3年(950)の建立でしたが損傷が激しく明治43年に再建されました。また、本尊は馬頭観世音菩薩で四国霊場では唯一のもの。頭上に馬頭をいただく観音様で、祀られている本堂のそばには馬の像が控えています。
大同2年(807)平城天皇の勅願により、弘法大師が七十番札所として開基。当時は「長福寺」という名で、本堂は大師が一夜ほどの短期間にて建立したという伝説が残ります。およそ2万平方メートルの広大な境内には国宝の本堂はじめ、仁王門、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂(大日堂)、慰霊堂、鐘楼、客殿などが並び、大寺として栄華を極めた当時を偲ばせます。
天正の兵火では長宗我部軍が本堂に侵入の際、住職を刃にかけたところ脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ち、これに驚いた軍勢が退去したため本堂は兵火を免れたといわれます。この仏は「太刀受けの弥陀」と呼ばれています。その後、「本山寺」と名を改め、今に至ります。

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