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かんだにじんじゃ

神谷神社
香川県 鴨川駅

神谷神社について

香川の国宝!!


神谷神社の本殿は、日本の神社において最も多い本殿建築様式である「流造」において、現存する三間社流造の社殿で最古とされており、香川を代表する古い歴史を持つ神社です。

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まな
まな
2020年02月18日(火)
39投稿

【必見である。100年後も1000年後も在ってほしい神社。感謝を言い尽くせない】

神谷神社(かんだにじんじゃ)は、香川県坂出市神谷町、白峰山の麓に鎮座する神社です。

主祭神は火結命(ほむすびのみこと)です。

坂出市観光協会主催の「『崇徳上皇の足跡と国宝神谷神社をめぐる』ツアー」にて参拝いたしました。
(本ツアーは毎月第3日曜開催、詳細は下記URLご参照くださいませ)
https://www.sakaide-kankou.net/events/townwalking/sutoku_tour.html

有難いことに、今回神主様にご案内いただき、本殿を間近で見させていただくことが出来ました。

神谷神社の本殿は、「建築年代が判明している」流造社殿として最古のものであり、国宝に指定されています。
棟木には建保七年(西暦1219年)に本殿を再建したことを記す墨書銘が残っているようです。
(京都の宇治上神社本殿が年代測定技術により最古の流造社殿であると判明していますが、建築年代は判明していません)

正面から見える表柱は強度を保てる極限にまで細く仕上げられており、その精緻な技巧に目を見張る一方で、あまり目につかない背面は少々粗削りに造られています。
手掛けた宮大工の要領の良さ。熟練の為せる技でしょう。

本殿と拝殿との間の距離が長いのですが、これは過去に拝殿が火災で焼失したときに、あわや本殿も延焼するところであった経験を受けて、拝殿を再建する際に取られた距離であるとのことです。

神谷神社には,本殿以外にも多くの重要文化財を所有されています。
なかでも、阿・吽一対の木造随神立像二体(鎌倉初期)は、随神像としては全国的にも珍しい立像であり、これまでエルミタージュ美術館、プーシキン美術館、シアトル美術館等、世界の名だたる美術館に貸出展示されてきました。
木目が随神の顔の造形や袍の曲線と見事に呼応しており、彫刻者の技術の高さが伺われます。

他にも大般若経写経六百巻(おそらく鎌倉末期)・法楽連歌(明応5年=西暦1492年)・舞楽面・木造狛犬(鎌倉時代)等の数多くの貴重な宝物を所有されており、本社が神職や氏子の方をはじめ、これまでいかに深く人々に崇敬され、篤く護持されてきたのかを思い知らされます。

神様の恵みに感謝すること。
その崇敬や感謝の念を、建築や舞楽、彫刻や書など、目に見えるもの・かたちあるものに受肉させること。
そしてそのかたちあるものを、ひとびとが共同し脈々と守っていくこと―文化としての神道の姿を学ばせてもらうことが出来ました。

ご案内いただきました神主様、坂出市観光協会の皆様、このような貴重な学びの機会を頂き、本当に有難うございました。

神谷神社の本殿

本殿

神谷神社の本殿

極限まで細く仕上げた表柱

神谷神社の像

阿・吽一対の木造随神立像二体(鎌倉初期)
法楽連歌(明応5年=西暦1492年)

神谷神社の芸術

舞楽面

神谷神社の狛犬

木造狛犬(鎌倉時代)

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歴史

神谷神社の創祀は、太古、神々がこの渓谷に集い遊んだところからこの地を神谷と云い、又自然居士なる人がこの川淵に忽然と現れ、傍らの大岩を祭壇として天津神を祀ったと傳えられているがこの附近からは弥生時代の石鍬・石斧・土器などが出土し、神社の裏には影向石と呼ばれる磐座があって、その祭祀が古代に創ることを物語っている。
弘仁3年壬辰年嵯峨天皇の御代、阿刀大足(弘法大師の大叔父)が社殿を造営祭祀し、併せて春日四神を相殿に勧請し祀ったといわれ、貞観七年冬十月九日従五位上、貞観十七年戊申正五位下(三大実録記載)の叙位があり、延喜5年には國司班幣の神として延喜式神名帳に記載(延喜式内社)されている。
その後も度々叙位あってか建保7年建立の現本殿棟木には「正一位神谷大明神」の墨書銘がある。
かくのごとく古来より郷人は三ヶ庄(松山・林田)の総氏神として崇め、五社大明神・青龍社とも呼んで、その祭事には舞楽上納・大般若経の転読などが行われ、また武門の崇敬も厚く、荘官刑部正長は建保7年2月10日に本殿を再建(現本殿)、貞治年間白峰山下に陣した細川清氏は神号扁額を奉納。
讃岐の守護細川氏も社殿を修理増築あるいは祭田を寄進。
その臣安富・香西氏は神前に連歌を興行して奉納するなど、宝物として今に存する物も多く、その崇敬のほどを偲ばせている。
昭和29年国宝に指定された本殿は、その棟木に「正一位神谷大明神御宝殿、建保七年歳次巳卯二月十日丁未月始之、惣官散位刑部宿弥正長」の墨書銘があって、鎌倉初期に建築されたことが明かな三間社流れ造りで、当初のまま現存する社殿としては、我が国最古のものである。
 
2022.9.27 落雷による火災で、国宝の本殿の檜皮(ひわだ)葺きの屋根が焼損。
クラウドファンディングにて900名を超える方よりご支援があり、現在再建に向け準備中。

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神谷神社の基本情報

住所香川県坂出市神谷町621
行き方
アクセスを詳しく見る
名称神谷神社
読み方かんだにじんじゃ
通称五社大明神
参拝時間

参拝自由

参拝にかかる時間

20分

参拝料

なし

トイレ駐車場にあり
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳あり
電話番号080-5742-1969
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
SNS

詳細情報

ご祭神《主祭神》
 火結命
 奥津彦命
 奥津姫命
《相殿神》
 経津主命
 武甕槌命
 天児屋命
 姫大神
ご神体不詳
創建時代弘仁三年(812)
創始者阿刀大足
本殿三間社流造
文化財

神谷神社本殿(国宝)

ご由緒

神谷神社の創祀は、太古、神々がこの渓谷に集い遊んだところからこの地を神谷と云い、又自然居士なる人がこの川淵に忽然と現れ、傍らの大岩を祭壇として天津神を祀ったと傳えられているがこの附近からは弥生時代の石鍬・石斧・土器などが出土し、神社の裏には影向石と呼ばれる磐座があって、その祭祀が古代に創ることを物語っている。
弘仁3年壬辰年嵯峨天皇の御代、阿刀大足(弘法大師の大叔父)が社殿を造営祭祀し、併せて春日四神を相殿に勧請し祀ったといわれ、貞観七年冬十月九日従五位上、貞観十七年戊申正五位下(三大実録記載)の叙位があり、延喜5年には國司班幣の神として延喜式神名帳に記載(延喜式内社)されている。
その後も度々叙位あってか建保7年建立の現本殿棟木には「正一位神谷大明神」の墨書銘がある。
かくのごとく古来より郷人は三ヶ庄(松山・林田)の総氏神として崇め、五社大明神・青龍社とも呼んで、その祭事には舞楽上納・大般若経の転読などが行われ、また武門の崇敬も厚く、荘官刑部正長は建保7年2月10日に本殿を再建(現本殿)、貞治年間白峰山下に陣した細川清氏は神号扁額を奉納。
讃岐の守護細川氏も社殿を修理増築あるいは祭田を寄進。
その臣安富・香西氏は神前に連歌を興行して奉納するなど、宝物として今に存する物も多く、その崇敬のほどを偲ばせている。
昭和29年国宝に指定された本殿は、その棟木に「正一位神谷大明神御宝殿、建保七年歳次巳卯二月十日丁未月始之、惣官散位刑部宿弥正長」の墨書銘があって、鎌倉初期に建築されたことが明かな三間社流れ造りで、当初のまま現存する社殿としては、我が国最古のものである。
 
2022.9.27 落雷による火災で、国宝の本殿の檜皮(ひわだ)葺きの屋根が焼損。
クラウドファンディングにて900名を超える方よりご支援があり、現在再建に向け準備中。

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Wikipediaからの引用

概要
神谷神社(かんだにじんじゃ)は、香川県坂出市にある神社。式内社で、旧社格は郷社。
歴史
歴史[編集] 概史[編集] 由緒によれば、当社の位置する渓谷は古来より「神谷」と呼ばれていた。当社の裏には「影向石(えいこうせき)」と呼ばれる磐座(いわくら)が存在しているほか、周辺から弥生土器なども発見されている。 創建について社伝では、弘仁3年(812年)に空海の叔父にあたる阿刀大足(あとのおおたり)が社殿を造営し、相殿に春日四神を勧進したと伝える。 貞観7年(865年)従五位上、貞観10年(868年)正五位下に叙せられている。延喜5年(905年)成立の『延喜式』神名帳には讃岐国阿野郡に「神谷神社」と記載され式内社に列している。現在の本殿の棟木には、建立された年の建保7年(1219年...Wikipediaで続きを読む
引用元情報神谷神社」『ウィキペディア日本語版』。
この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=98224424

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