やくりじ|真言宗大覚寺派|五剣山(ごけんざん)
八栗寺香川県 六万寺駅
納経所/7:00~17:00
金毘羅宮にお参りしたので 日帰りでしたが八十八所巡りもしました。
天気が良かったので 山寺をチョイスしました。
金毘羅宮の下りで痛めた膝は まだ痛みが残るものの ケーブル使うから大丈夫だと思っていました。
何よりケーブルが楽しみだったのです。いやぁ最高です。昭和レトロを感じさせる車体。アナウンスの音声も体感する揺れも車体が出す音も すべてが懐かしく 子供に戻った気分になりました。
投稿はできないですが 動画も撮りました。
ケーブル駅からの参道には仁王門はありませんが まずはこちらを通りました。
境内にはまず八十八所石仏霊場が 続いて多宝塔が さらに大師堂・十二支守り本尊・地蔵堂・木食以空上人像と見所は満載です。
目の前に本堂が現れるのですが 先に仁王門に回りました。ただ膝の痛みが強くなってしまったので 少し離れた賽の河原とお迎え大師は諦めました。
持国天と多聞天がおられるのですが どちらも緑色で この色は初めて見ました。
さて本堂へのお参りですが ごつごつとした山肌が背景となりとても美しく見えます。
宝永6年(1709年)再建らしく 歴史を感じる建物です。
本堂横には 十一面観世音菩薩と隋求菩薩・十三仏・鐘楼がありました。
帰りもケーブルを楽しみました。
が 車に乗るまでが悲惨で 両膝が悲鳴を上げ まるでコンパスを広げたみたいな形で歩きました。
それでも次のお寺に行きたいと思った私は変な奴です。
山号は五剣山 院号は観自在院 宗旨宗派は 古義真言宗大覚寺派 ご本尊は聖観世音菩薩 創建年は(伝)天長6年(829年) 開基は(伝)空海です。
ご真言とご詠歌は
本尊真言:おん あろりきゃ そわか
ご詠歌:煩悩(ぼんのう)を胸の智火(ちか)にて八栗(やくり)をば 修行者ならでたれか知るべき
でした。
由緒については
四国85番霊場とともに歓喜天霊場として知られ 木食以空が東福門院から賜った伝・弘法大師作の歓喜天が祀られていて「八栗の聖天さん」と呼ばれる。
寺伝によれば空海がここで虚空蔵求聞持法を修めた際 五本の剣が天から降り蔵王権現が現れて この地が霊地であることを告げた。
空海は降ってきた剣を中獄に埋め 岩盤に丈六の大日如来の像を刻んで山の鎮護とし五剣山と名づけ天長6年(829年)開基したという。
五剣山頂上は眺望が良く八つの国が見えたので 「八国寺」ともいわれた。
唐から帰朝後 空海は再訪し唐に渡る前に入唐求法の前効を試みるため 植えておいた焼き栗八つがみな成長し繁殖しているのを見て八国寺を「八栗寺」に改めた。
とありました。
ケーブル 麓駅
THE昭和
山頂駅前に鳥居
境内案内図
四国八十八所石仏霊場
石段を上がります
弘法大師像がお迎え
山門
多宝塔
大師堂
やはり扁額が立派
内陣
釈迦如来
大日如来
普賢菩薩
文殊菩薩
虚空蔵菩薩
地蔵堂
木食以空上人像
仁王門
彩色も美しく
でも緑は初めて見ました
仏足石
手水はやはり龍でした
本堂まわり
背景も美しい
彫刻が見事
内陣 御本尊が見える
十一面観世音菩薩
鐘楼
隋求菩薩
十三仏
車窓から
四国お遍路第85番札所、五剣山観自在院八栗寺。弘法大師が求聞持法を修していたとき五柄の利剣が降ってきた。蔵王権現が現れ守護の神託を告げた。弘法大師はこの五剣を中獄に埋め大日如来を刻み鎮護とし五剣山と号した。
八栗ケーブルであがります。
八栗寺、聖天堂へ。
大師堂。
多宝塔。
本堂。松平家、葵の門。
本堂。ご本尊は聖観世音菩薩。
ご本尊の歓喜天は木喰以空上人が東福門院より賜った。
【五剣山(ごけんざん)観自在院(かんじざいいん)八栗寺(やくりじ)】
本尊:聖観世音菩薩
宗派:真言宗大覚寺派
開基:弘法大師
弘法大師(774-835)がこの山で虚空蔵求聞持(こくうぞうぐもんじ)法を修行した際、5つの剣とともに蔵王権現が現れたとされ、大師は5剣を山中に埋めて大日如来を山の鎮護とした。山の名はここからついた。また、大師は唐での修行の成果を試すため、あらかじめ8つの焼栗を植えておいた。唐から帰ってみると、芽の出るはずない焼き栗が芽吹いていたので「八栗寺」と名づけたという。
【85_T.Hamada's view】
山門(二天門)。
【85_中将坊と下駄の奉納】
「中将坊」は、夜には山から下りてきて民衆のために良いことをして朝帰る正義の天狗。中将坊を祀った中将坊堂脇に下駄を奉納し、翌日下駄が汚れていれば中将坊が働いてくれた印だと言われている。(四国霊場開創1200年記念絵はがき)
【85_奉納された下駄】
お堂の横に奉納された下駄が汚れているのは、中将坊が、願いを叶えるため夜中にそれを履いて、駆け巡ったからだと言われている。
【85_本堂】
【85_大師堂】
【85_お迎え大師】
表参道を歩いて参拝する人々をお迎えするということから「お迎え大師」。弘法大師の若々しい風貌は、大師堂の本尊の模刻。
【85_五剣山】
五剣山はもともと5つの峰があったが、宝永の大地震(1706)で東の1峰が中腹より崩落し、現在の4峰になったとされている。
【85_持国天像】
山門(二天門)。
【85_多聞天像】
山門(二天門)。
【85_聖天堂】
木食以空(もくじきいくう)上人が後水尾天皇皇后東福門院から賜った歓喜天が祀られている。商売繁盛や学業成就、縁結びにご利益があると言われ「八栗の聖天さん」として親しまれている。
【85_龍の手水舎】
【85_仏足石】
【85_鐘】
會津八一(あいづやいち)(歌人 秋艸道人(しゅうそうどうじん))揮毫の「八栗寺の鐘」。
鐘に刻まれている會津八一遺作の歌
わたつみの そこゆくうをの ひれにさへ ひひけこのかね のりのみために
(意味 海の底深く泳いでいる魚のひれにまで響けこの鐘よ 仏法のために)
【85_地蔵堂】
【85_多宝塔】
【85_十一面観世音菩薩像】
【85_聖観世音菩薩像】
【85_木食以空上人像】
八栗寺に歓喜天を勧請し、寺の繁栄の礎を築かれた。肉類や五穀を食べず、木の実や草などを食して修行することを「木食」という。
【85_中将坊堂入口】
【85_中将坊堂】
本尊は中将坊さまで、讃岐三大天狗のひとつ。除災招福や健脚などのご利益がある。なお、讃岐三大天狗とは中将坊と白峯山の相模坊と金毘羅山の金剛坊。
【85_竹居観音寺その1(八栗寺奥之院)】
八栗寺から車で北へ20分程度の距離にある。四国本土の最北端。生駒親正(いこまちかまさ)公が1590(天正18)年、高松城築城にあたって城の鬼門(北東)の守り神として岩窟の奥に馬頭観世音菩薩を祀り、その後に高松城に入った松平頼重(まつだいらよりしげ)公が寛永年間(1624-1644)にここに勢至菩薩(せいしぼさつ)、十一面観世音菩薩を併せ祀っている。
【85_竹居観音寺その2(八栗寺奥之院)】
【85_竹居観音寺その3(八栗寺奥之院)】
【85_竹居観音寺その4(八栗寺奥之院)】
岩窟(いわや)の入口。
屋島の東、源平の古戦場を挟み標高375mの五剣山があります。地上から剣を突き上げたような神秘的な山です。八栗寺はその8合目にあり、多くの遍路さんはケーブルカーで登られます。 天長6年、大師がこの山に登り求聞寺法を修めた時に、五振りの剣が天振り注ぎ、山の鎮守蔵王権現が現れました。そして「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので、大師はそれらの剣を山中に埋め鎮護とし大日如来像を刻み五剣山と名付けられました。
五剣山の頂上からは、讃岐、阿波、備前など四方八国が見渡すことができたので、もともと八国寺という寺名でした。 延暦年中、師は唐に留学する前に、再度この山に登りました。そして入唐求法の成否を占うために8個の焼き栗を植えられました。無事帰国し、再び訪れると、芽の出るはずない焼き栗が芽吹いていました。これが八国寺を八栗寺へ改名した由来です。この寺も長宗我部元親による八栗攻略の兵火により全焼しました。しかし、江戸時代に無辺上人が本堂(三間四面)、さらに高松藩主松平頼重が現在の本堂を再興、弘法大師作の聖観自在菩薩を本尊として安置し、観自在院と称するようになりました。五剣山は、宝永3年(1706)に、大地震を遭い、昔は五つの嶺のうち、東の一嶺が中腹より崩壊し、現在の姿になりました。
住所 | 香川県高松市牟礼町牟礼3416 |
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行き方 | 84【屋島寺】より
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名称 | 八栗寺 |
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読み方 | やくりじ |
参拝時間 | 納経所/7:00~17:00 |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 087-845-9603 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://yakuriji.jp/ |
SNS |
四国八十八ヶ所霊場(お遍路) |
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ご本尊 | 聖観世音菩薩 |
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山号 | 五剣山(ごけんざん) |
院号 | 観自在院(かんじざいいん) |
宗旨・宗派 | 真言宗大覚寺派 |
創建時代 | 天長6年(829) |
開山・開基 | 弘法大師 |
文化財 | 八栗寺のイチョウ(香川の保存木) |
ご由緒 | 屋島の東、源平の古戦場を挟み標高375mの五剣山があります。地上から剣を突き上げたような神秘的な山です。八栗寺はその8合目にあり、多くの遍路さんはケーブルカーで登られます。 天長6年、大師がこの山に登り求聞寺法を修めた時に、五振りの剣が天振り注ぎ、山の鎮守蔵王権現が現れました。そして「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので、大師はそれらの剣を山中に埋め鎮護とし大日如来像を刻み五剣山と名付けられました。
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体験 | 祈祷御朱印札所・七福神巡り |
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