しょうぼうじ
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正法寺ではいただけません
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正法寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年07月06日(水)
参拝:2022年4月吉日
【陸奥國 古刹巡り】
正法寺(しょうぼうじ)は、岩手県奥州市水沢区黒石町正法寺にある曹洞宗の寺院。山号は大梅拈華山(だいばいねんげざん)。本尊は如意輪観音。かつては大本山の永平寺、總持寺に次ぐ第三本山と呼ばれた。本堂、庫裏、惣門は、国指定の重要文化財。なお、本堂の茅葺屋根は面積が720坪あり日本一の規模。
創建は南北朝時代の1348年、無底良韶(むていりょうしょう)による開山。無底良韶は曹洞宗大本山總持寺二祖の峨山韶碩(がさんじょうせき)の高弟で、開山道元が中国から持ち帰った袈裟「僧伽梨(そうかり)」を峨山が無底に授けている。1350年には崇光天皇が当寺を「出羽奥州両国における曹洞の第三の本寺」として、住職に紫衣の着用を許している。無底の死後、月泉良印が跡を継ぎ、東北地方での布教を進め「月泉四十四資」と呼ばれる弟子を輩出し、岩手県南部から宮城県にかけて末寺が開かれ、その数は508とも1200とも言われた。江戸時代1615年の幕府の法度により本寺の格を失ったが、現在でも72の末寺を有している。
当寺は、JR東北本線・陸中折居駅の東南東8kmの山あいにある。幹線道路(国道343号線)から少し逸れたところにあって、昔門前町であったと思われる街の中にある。境内は小丘の斜面にあって、低い位置にある山門をくぐると、丘上に巨大な本堂がドーンと見えてインパクトが大。本堂前は、庭園のようになっているが、かつての伽藍の跡地のようで説明の標識がいくつも立っている。大きな建物は本堂と隣接した僧堂、寺務所、高い位置にある開山堂ぐらい。有料拝観で内部を見て廻ると、心が落ち着いてきて、人里離れた巨刹にやってきた感覚にしみじみする。
今回は、本堂、庫裏、惣門は、国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分以外にも数人参拝者が訪れていた。
境内南西端全景。総門両脇の高木が、古刹であることを語っている。
境内入口にある<拝観受付>。コロナのためか、ここは閉じていて、境内の納経所が拝観受付になっている。
境内入口アップ。
小川に架かる橋を渡ると<惣門>と<寺号標>。
<惣門>は江戸時代前期1665年の建立の四脚門で、国指定の重要文化財。
<惣門>は江戸時代前期1665年の建立の四脚門で、国指定の重要文化財。
階段を数段上がって総門を見上げる。大梅拈華山(だいばいねんげざん)と書かれたシンプルな扁額。
惣門をくぐるとこんな感じ。境内は数m高くなっている。
階段を登ったところから<本堂>を望む。(写真では分かりにくいが、相当巨大な本堂。まずその大きさに圧倒される。)
本堂は、仙台藩により江戸時代後期に再建。入母屋造、茅葺。本堂の茅葺屋根は、棟高(屋根の高さ)約26メートル、勾配49度、面積は720坪と<日本一の茅葺屋根>と言われている。
本堂は、仙台藩により江戸時代後期に再建。入母屋造、茅葺。本堂の茅葺屋根は、棟高(屋根の高さ)約26メートル、勾配49度、面積は720坪と<日本一の茅葺屋根>と言われている。
参道右側にある鎮守社。表札には「鎮守 白山妙理大権現」とある。
参道鵜住んで右手にる<手水盤>と<池>。
橋を渡って本堂を望む。
参道右手にある<庫裏>。江戸時代後期の再建で、寄棟造茅葺。国指定の重要文化財
参道を進むと、いくつかの岩が規則的に並んでいる。その横に「仏殿跡」と書かれた石柱がある。本堂前の庭には、このような石柱がいくつも立っている。
境内ところどころにきれいに植えられたお花たち。これは水仙?(。´・ω・)?
何度見てもインパクトがある<本堂>。屋根の面積が720坪ってすごすぎ。。。
最後、神殿への階段のような階段を登る。
階段脇の<六地蔵>。
<本堂>内部正面。
本堂前から振り返って境内全景。
本堂の右端から高い場所に伸びる屋根付き階段の先にある<開山堂>。
僧堂の右側から奥に進む道を登って行く。
坂道の頂上にある<熊野大権現>。正法寺開山・無底良韶を祀る。
<熊野大権現>の建物内部(社殿
。
。
もう一度、本殿前まで戻る。
本殿前からの<寺務所>の眺め。
<寺務所>南側の<授与所>。御朱印はこちら。その後ろに見えるのは<鐘楼>。
拝観受付を済ませ、寺務所棟に入って本堂方向へ進んで行く。
<本堂>内部の廊下の様子。
最後に、少し離れたところから<本堂>全景。
すてき
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