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正法寺ではいただけません
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しょうぼうじ

正法寺のお参りの記録(1回目)
岩手県陸中折居駅

投稿日:2022年05月04日(水)
参拝:2022年4月吉日
大梅拈華山正法寺は岩手県奥州市水沢区黒石町に境内を構えている曹洞宗の寺院です。正法寺の創建は南北時代の貞和4年(1348)に無底良韶禅師によって黒石寺奥の院として開創しました。

無底良韶禅師は能登出身の曹洞宗の高僧で、永光寺(石川県羽咋市)の明峰素哲の下で出家し、総持寺(石川県輪島市※当時の總持寺祖院)の峨山韶碩に師事すると峨山二十五哲の筆頭として名を馳せ曹洞宗の開祖道元から連綿と引き継がれている「僧伽梨」を授けられています。

康安元年(1361)に無底良韶禅師が死去すると、徳の高い門弟が育てられなかった事から、弟弟子で同じく峨山二十五哲に名を連ねた月泉良印が正法寺2世を就任しています。月泉良印は補陀寺(秋田県秋田市)を開くなど正法寺3世(持住に就任する前に死去)となった道叟道愛と共に東北地方での曹洞宗の布教に尽力しています。

正法寺は東北地方の曹洞宗の中心的存在で、当時は永平寺(福井県永平寺町)や総持寺と同格の奥羽二州の本山の格式を持っていて、末寺は508カ寺とも1200カ寺とも言われていました。

江戸時代初期の元和元年(1615)、仙台藩(藩庁:仙台城)は正法寺の本寺としての格を無くしますが、寺領を75石与えるなど庇護し、火災によって失われた堂宇の再建も藩費を投じて行われました。正法寺は現在でも73カ寺の末寺を持ち、全国で25箇所しかないという僧堂があり日々厳しい修行が行われています。

正法寺本堂は日本最大の茅葺屋根を持ち国指定重要文化財に指定され、文化4年(1807)に建立された庫裏も同様に指定されています。

正法寺最古の建物である総門は寛文5年(1665)に建てられ同じく国重要文化財、庫裏に付属する鐘楼と御堂建築の遺構である開山堂は奥州市指定有形文化財となっています。

又、正法寺の本尊である「如意輪観世音菩薩坐像」は鎌倉時代後期の寄木造りで岩手県指定文化財として1年に1度10月16日熊野大権現大祭の際に御開帳されます。
正法寺(岩手県)
正法寺の本殿
正法寺(岩手県)
正法寺の建物その他
正法寺の建物その他
正法寺(岩手県)
正法寺の地蔵
正法寺の建物その他
正法寺の建物その他
正法寺(岩手県)
正法寺(岩手県)
正法寺の建物その他
正法寺の地蔵

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