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桑原神社ではいただけません
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桑原神社のお参りの記録(1回目)
茨城県玉村駅

投稿日:2021年10月03日(日)
参拝:2020年9月吉日
桑原神社(くわばら~)は、茨城県常総市にある神社。式内社で、旧社格は郷社。祭神は豊城入彦命と天熊人命。別名は「香取大明神」。

社伝によると、奈良時代の772年、天智天皇の第7皇子・志貴皇子の孫、下総国の国司・桑原王が鬼怒川西岸の本屋敷という台地に、祖である豊城入彦命、天熊人命を守護神として祀ったのが始まり。平安時代の昌泰年間(898年~901年)には平良将が当社鎮座地に下総国亭を置き。政治の拠点とした。平将門も父・平良将とともにここを拠点とし、当社を崇敬した。その後江戸時代の1678年に現在地に遷座、1712年に社号「香取社」は神階が正一位に昇格した。1719年の本殿改修時に百年前の棟札が発見され、1758年に寺社奉行から式内社と認められ、「桑原神社」と改称した。

当社は、関東鉄道常総線・宗道駅の南東3kmの農村地帯にある。県道136号線という大通りに面しているが、大通りには鳥居も社号標も看板もないため、カーナビを使っても辿り着くのに苦労した。境内地は広いが、そのほとんどが昼なお暗い雑木林、竹林で、社殿周りは広くはない。

今回は、(茨城県にあるが)下総国の式内社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、参拝者は自分以外には誰もいなかった。

※当社は通常時は無人。御朱印は当社から北東方向に道のりで5kmの場所にある<宗任神社>で拝受できる。
桑原神社(茨城県)
大通りの裏側にある境内入口の<鳥居>と<社号標>。
桑原神社の建物その他
鳥居の扁額。<延喜式式内郷社 桑原神社>と書かれている。
桑原神社の建物その他
鳥居の脇に立つ<平将門公史跡 桑原大明神>と書かれた石柱。
桑原神社の建物その他
鳥居をくぐって境内に入る。「昼なお暗い」とは、まさにこのこと。外は快晴でも、まっくら。
桑原神社の自然
参道右側はきれいな竹林。左側は普通の雑木林。植え分けが面白い。
桑原神社(茨城県)
暗いトンネルの突き当りには、祠が一つ見える。
桑原神社の末社
こちらが300年前時点で、もともと当地に鎮座していたという<香取社>。
桑原神社の建物その他
香取社の手前で、参道が左側に90度曲がる。
桑原神社の本殿
境内全景。鳥居後の暗いトンネルには面くらったが、社殿周りは予想外にオーソドックスな見た目。
桑原神社の手水
参道右側の<手水舎>。屋根もしっかりしているし、新しくてきれいな手水盤。
桑原神社の本殿
拝殿手前の<燈籠>や<狛犬>も新しくてきれい。
桑原神社の本殿
<拝殿>全景。じっくり見ると、拝殿も新しそう。彫刻などにも手抜かりなし。現在でも氏子衆にしっかり支えられていることがよく分かる。
桑原神社の建物その他
拝殿正面の<式内 桑原神社>の扁額。額周りの彫刻が、繊細で手が込んでいる。
桑原神社の本殿
拝殿後ろの<本殿>。拝殿と同時期に再建されているように見える。
桑原神社の末社
社殿脇の境内社群。左から順に<稲荷社>、<日枝社>、<八坂社>、<八幡社>、<愛宕社>。普通ならそれぞれ単体で、草むらの中にばらばらに立っていそうだが、屋根付きで、かつ表札付き。きちんと管理されている。素晴らしい!
桑原神社の末社
社殿周りの境内社群。手前は<大杉社>(珍しい!)、奥は<四社宮>。こちらも屋根付き、表札付き。
桑原神社の末社
普通はどこでも野ざらしにされている<庚申社>も、屋根付き、表札付き。管理の良さに、頭が下がります。m(_ _"m)
結局、鳥居から先の暗い参道を通った時はヤバい雰囲気で、野ざらしで無管理でボロボロな式内社を予想したが、実際は手入れ、管理が行き届いた素晴らしい神社で、予想は良い方に裏切られた...(^_^;)

すてき

御朱印

茨城県下妻市の<宗任神社>にて拝受。
茨城県下妻市の<宗任神社>にて拝受。

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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