鹿島神社

茨城県 土浦駅

霞ヶ浦を見下ろす丘の上にあります。ここから湖岸側に降りたところに、終戦まで予科練がありました。現在は陸自の駐屯地になっており、その隣には近年予科練平和記念館が設立されています。

いたって普通の神社なのですが、歴史を紐解いて見ると、戦争と深い関わりをもってしまった神社であることがわかりました。

鹿島の神様なので戦争に利用されやすかったと思います。

案内板によると、戦時中、神社の西側にあった防空壕の入口に、空襲で投下された爆弾が直撃し292人がなくなったそうです。死者のほとんどが、10代の青年であったことを考えると、とても痛ましい出来事であったと思います。西側の防空壕跡は残念ながら確認できませんでした。

そばには記念碑があります。

こちらは予科練記念館の像です。

展示してあった人間魚雷の回天です。

ゼロ戦です。

フェンス越しに土浦駐屯地の戦車が見られます。