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稲田神社ではいただけません
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いなだじんじゃ

稲田神社のお参りの記録(1回目)
茨城県稲田駅

投稿日:2021年11月04日(木)
参拝:2020年10月吉日
稲田神社(いなだ~)は、茨城県笠間市にある神社。式内社(名神大)で、旧社格は県社。主祭神は奇稲田姫命。

創建は不詳。当社は律令制以前から当社のある新治郡を治めていた新治国造が奉斎したと考えられている。六国史等の正史には当社の記載はないが、平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』には「常陸国 新治郡 稲田神社 名神大」と記載されている。鎌倉時代には領主の笠間氏の保護を受けたが、室町時代末期に兵火で社殿を焼失、1602年に伊奈忠次が再建した。江戸時代の1694年には徳川光圀が参詣し、古社の衰微を嘆き、社宝の四神旗などを奉納した。1845年に社殿を焼失、1848年に再建した。明治時代の近代社格制度の下、県社に列格した。

当社は、JR水戸線・稲田駅の西方500mほどの、幹線道路(国道50号線)沿いの住宅街奥の丘の上にある。幹線道路近くにある大鳥居から長い参道を進むと、少し上がったところに大きな社殿がある形で、社殿周りは広くはないが、全体としては旧県社の風格がある。

今回は、常陸国の式内社、茨城県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、自分たち以外には参拝者はいなかった。

※社殿に登る階段手前の右側にある宮司さん宅にて御朱印を拝受できる。
稲田神社の鳥居
境内南端にある<一の鳥居>。社号標は左背後にある。大きな鳥居に長くて幅の広い参道は、名神大社・旧県社にふさわしい堂々としたもの。
稲田神社の建物その他
50mぐらい歩いただけでは、なかなか奥がどうなっているのか見えない。(^▽^)/
稲田神社の建物その他
いよいよ高台の境内への階段。巨大な石碑は<神域改修記念之碑>。その後ろには2つ目の<社号標>。
稲田神社の末社
階段の途中左側にある<天満宮>。
稲田神社の手水
階段の途中に<二の鳥居>があり、これをくぐるとすぐ左側に<手水舎>がある。
稲田神社の本殿
階段を登り切ったところから、<拝殿>全景。江戸時代末期の1848年の再建。
稲田神社の本殿
<拝殿>正面。凝った彫刻などはなく簡素。中央に正統派の扁額が掛かる。
稲田神社の建物その他
拝殿の左手には<社務所>のような建物があり、屋根付きの渡り廊下で拝殿と繋がっている。
稲田神社の末社
社務所近くにある<手摩乳(てなづち)神社>。祭神の奇稲田姫命の母親。こちら『日本書紀』の表記で、『古事記』だと「手名椎命」。

脚摩乳・手摩乳の夫婦には8人の娘がいたが、八岐大蛇に7人は餌食になり、末娘の奇稲田姫命が狙われる直前、素戔嗚尊が現れ八岐大蛇を退治し、奇稲田姫命を素戔嗚尊の妻とした。
稲田神社の末社
巨木の袂にある<脚摩乳(あしなづち)神社>。祭神の奇稲田姫命の父親。こちらも『日本書紀』の表記で、『古事記』だと「足名椎命」。
稲田神社の本殿
拝殿後ろの<本殿>。横幅のある拝殿のイメージよりからするとコンパクトなサイズ。
稲田神社の末社
社殿近くの<秋葉神社>。当社の境内社は、社殿は小さいが立派な石製の社号標がある。
稲田神社の末社
境内奥にある<稲荷神社>。
稲田神社の本殿
<本殿>をもう一度。凝った彫刻などはないが、手入れも行き届いており質実剛健なイメージ。
稲田神社(茨城県)
本殿の右側にある<八雲神社>。祭神は素戔嗚尊。素戔嗚尊は奇稲田姫命の夫なので、境内には奇稲田姫命を中心に両親・夫が揃っていることになる。
稲田神社の本殿
真横から<社殿>全景。落ち着いた佇まい。
稲田神社の建物その他
拝殿と社務所。渡り廊下で繋がっているのは、神事の都合かな?
稲田神社の鳥居
一の鳥居の手前、少し離れたところにメインの<社号標>がある。

なお、ここから北西300メートルほど離れた山中に、奇稲田姫之命の降臨地とされる奥の院が鎮座しているとのこと。今回は参拝せず。

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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