いはりじんじゃ
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夷針神社ではいただけません
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夷針神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年07月02日(金)
参拝:2021年5月吉日
夷針神社は、茨城県東茨城郡茨城町にある神社。式内論社で、旧社格は村社。祭神は興津日子命、興津比賣命の2柱。
社伝によると、創建は奈良時代の725年。ただしその後、国史の記載はない。平安時代927年の『延喜式神名帳』には「常陸国 茨城郡 夷針神社」と記載がある。当地は長く大掾氏が治めていたが、室町時代の1426年、江戸通房により水戸城が攻められ、落城の時に城主・大掾満幹の家臣・根小屋伊勢守が水戸城の鎮守「武熊大明神」の神璽を持ち出し当神社に合祀した。このため、以降は、「武熊明神」、「両社大明神」などと呼ばれたという。江戸時代の1797年、1838年の裁許状には「夷針大明神 武熊大明神」と記載があるが、一般には「武熊明神」と称されていたようで、当神社が『延喜式神名帳』に記載のある「夷針神社」であるとは認識されてこなかった。以上より、式内社と称するには論拠が弱いが、他の論社も同様に決め手に欠いているため、当社も有力論社の一つとなっている。なお、「夷針神社」の論社は当社以外に<飯綱神社(笠間市)>、<足尾神社(石岡市)>、<胎安神社(かすみがうら市)>、<子安神社(かすみがうら市)>がある。
当社は、JR常磐線・赤塚駅の南方8kmの半耕作地の平地にある。境内の南端に一の鳥居があり、北端の社殿まで400mほどの参道が続く。境内は南北に細長く、参道を包み込むようにして高い古木が立っている。この点、古社らしい雰囲気がある。
今回は、常陸国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の午前中で、境内にはジョギング姿の地元民は見掛けたが、参拝者らしい人は自分以外にいなかった。
社伝によると、創建は奈良時代の725年。ただしその後、国史の記載はない。平安時代927年の『延喜式神名帳』には「常陸国 茨城郡 夷針神社」と記載がある。当地は長く大掾氏が治めていたが、室町時代の1426年、江戸通房により水戸城が攻められ、落城の時に城主・大掾満幹の家臣・根小屋伊勢守が水戸城の鎮守「武熊大明神」の神璽を持ち出し当神社に合祀した。このため、以降は、「武熊明神」、「両社大明神」などと呼ばれたという。江戸時代の1797年、1838年の裁許状には「夷針大明神 武熊大明神」と記載があるが、一般には「武熊明神」と称されていたようで、当神社が『延喜式神名帳』に記載のある「夷針神社」であるとは認識されてこなかった。以上より、式内社と称するには論拠が弱いが、他の論社も同様に決め手に欠いているため、当社も有力論社の一つとなっている。なお、「夷針神社」の論社は当社以外に<飯綱神社(笠間市)>、<足尾神社(石岡市)>、<胎安神社(かすみがうら市)>、<子安神社(かすみがうら市)>がある。
当社は、JR常磐線・赤塚駅の南方8kmの半耕作地の平地にある。境内の南端に一の鳥居があり、北端の社殿まで400mほどの参道が続く。境内は南北に細長く、参道を包み込むようにして高い古木が立っている。この点、古社らしい雰囲気がある。
今回は、常陸国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の午前中で、境内にはジョギング姿の地元民は見掛けたが、参拝者らしい人は自分以外にいなかった。
境内入口の<一の鳥居>と<社号標>。南北に細長い境内の南端にある。
まっすぐの参道の先を見るが、暗くてよく見えない。サバイバル系かな?
参道を200mほど進むと、中間地点にある<二の鳥居>。手前を公道が横切っている。
さらに参道を進む。参道はきれいにしてあって、意外と暗くない。ぜんぜんサバイバル系ではなくて、ひと安心。
参道の先に赤い屋根の<社殿>が見えてきた。参道は終始まっすぐで、トータルで400mほど。
参道右手に、簡素な<手水舎>。
<拝殿>全景。うっすらと違和感を感じていたが、後で写真を見返すと、当社境内には<狛犬>が一匹もいない...
<拝殿>正面と扁額。
社殿全景。
覆屋は屋根のみで、<本殿>はよく見える。
境内で唯一のちゃんとした建物の境内社<素鵞神社>。<すが>と読むのかな?
珍しく、しっかりとした台座の上に建つ石製小祠。名称不明。
派手な朱塗りの石製小祠。名称不明。
社殿脇に建つ、歴史を感じる<巨木>。
境内南端の一之鳥居まで戻ると、参道往復で800mほどになるので、しっかり散策したという不思議な満足感がある。
すてき
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惣一郎1269投稿
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