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兵庫県明石市にある神社です。
町中の神社ですが 鳥居が境内から200mほど離れた場所にありました。
ということは 昔は境内がずいぶん広かったってことでしょうか。
境内に入るとすぐ目に入るのが手水舎です。
この手水舎の水が少し変わっています。
写真でも水滴が写っていると思いますが 石垣(?)から水が止まることなく流れています。
こちらは禊の滝と呼ばれ 本殿の下から湧き出ている清水だそうです。
なるほど心なしか冷たく感じました。
石段を上がると本殿・拝殿があります。
昭和時代の建物かな?と思いましたが 立派な建物でした。
石段下の狛犬さんは新しかったのですが 拝殿前の狛犬さんは古かったです。
拝所の扁額は3枚あり 住吉大明神 金ケ崎神社 黒岩大明神 とありました。
なるほど合祀の記録として扁額が残されているわけですね。
こちらでご挨拶をしてから境内を歩いてみましたら 境内社が2つありました。
残念ながら御祭神は分かりませんでした。
由緒書の看板が 境内の外側の柵に貼られていましたのでご紹介。
金ケ崎神社は もと黒岩神社と呼ばれ崇められていました。
創立年月は不明です。
明治40年(1907)4月30日に ここより西に約400mのところにあった金ケ崎住吉神社を合祀して 金ケ崎神社と改称しました。(明治40年)
ご祭神は次の五社の神々です。
住吉三神の磐長姫命(イハナガヒメノミコ)・表筒男命(ウワツツノオノミコト)・中筒男命(ナカツツノオノミコト)と底筒男命(ソコツツノオノミコト)と気長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト)
ご神体は一抱えほどある黒岩です。
一説によると「昔 東国からの旅人が持ってきた石を安置したもので 年々太って大きくなる」という言い伝えがあります。

一の鳥居 少し離れた場所

由緒書

公園の入口みたい

手水舎

狛犬さんは新しい


本殿・拝殿

こちらの狛犬さんは古い


拝所

本殿横から

境内社 不明

境内社 不明

創立年は不詳
元々は『黒岩神社』という名前だったようで、
1.8mほどの黒い岩が御神体だそうです。
辺りを少し見てみましたがそれらしき岩はなかったので
本殿の中に祀られているのかもしれません。
主祭神は、底筒男命
配祀神は、中筒男命 表筒男命 気長足姫命 磐長姫命
そうです! ここは住吉三神が祀られており、明治40年に
住吉神社を合祀し、その際に金ケ崎神社と改めたそうです。
なおこちらは駐車場がなく、最寄り駅はJR大久保駅ですが、
2km近くあるので歩くと20分ちょっとでしょうか。

拝殿前の広場より
狛犬さんの前掛け、紅白になっていました
そう言えば、前掛けしている狛犬はあまり見かけませんね。

阿形の狛犬さん
赤い前掛け
前足にも赤い布が付けられていて、なかなかお洒落

吽形の狛犬さん
こちらは白の前掛け
もちろん前足には白い布が付けられていました

拝殿

拝殿前の広場には手水?
『禊の滝』と書かれていました。
木殿の下から湧き出ている清水だそうです。

拝殿前の玉垣
なんとなく気になったので撮ってみました

末社

遺跡「黒岩神社」の標柱が建てられています
後で知ったのですが、この金ケ崎神社は元々「黒岩神社」という名前で、黒い岩が御神体だったそうです。

「旅の安全をいのり、この境内の石を持って行き、
願いが叶うと二つにしてかえしたという」
と書かれていました

境内の入り口より
ここから100mほど南側に鳥居があるんですが、
写真撮るのを忘れてました

金ヶ崎神社
通称名 黒岩神社
例祭日 10月17日
主祭神 底筒男命
配祀神 中筒男命 表筒男命
気長足姫命 磐長姫命
由 緒
創立年不詳
黒岩神社と崇める。
御神体は 1.8m の岩とのこと。
明治7年(1874) 村社に列せられる。
明治40年(1907) 住吉神社を合祀。
神社名を金ヶ崎神社に改める。
神社合祀(じんじゃごうし)とは、神社の合併政策のことであり、神社整理。複数の神社の祭神を一つの神社に合祀。主に明治時代末期に行われたものをさします。
主祭神は「底筒男命(ソコツツノオノミコト)」。
配祀神は、中筒男命 表筒男命 気長足姫命 磐長姫命。
金ケ崎神社と名を改めたのは、住吉神社と合祀された明治40年。
それ以前は 黒岩神社 。
祭神 磐長姫命。
神社境内において神社の由来を知ることが出来るのは、標柱のみでした。
勝手に、岩と海の底にも岩があり、そこから(笑)住吉神社が合祀されたのかしら!と、
自分の中でサインが出たため、
UPすることにしました。
神社合祀
時代の流れを感じる神社さまでしたが、その流れの中に自分が接する記録ができて幸運でした。
宝物の『金ヶ﨑住吉神社』御朱印です。
自分の為に、氏神氏子さまに敬意を持って住所を記録するようにしています。
明石市魚住町金ケ崎1452

金ヶ﨑住吉神社
黒岩神社
御朱印



由来標柱

手水舎 禊の滝
絶えることなく本殿下から水が湧いるとのことです。





黒岩 磐長姫命が見当たりません。

磐長姫命
きっと神殿の中にいらっしゃるのですね。

磐長姫命さま・・・

磐長姫命さまーっ

旧西国街道にある鳥居
黒岩神社を大切に崇められて来られたことがうかがえます。
境内・文化財
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