【授与品】火打石

穢れを祓う手段の一つとして忌み火を用いる方法があります。その火をもって清める為の道具として火打石を頒布しております。今は放送が少なくなりましたが、江戸時代を舞台とする時代劇ではよく見かけました。『銭形平次』では特に頻繁に見かけた覚えがあります。

当社は先々代、先代と続いて兵庫県神社庁の錬成行法道彦を務めており、現宮司もその資格を得るべく研修受講を続けております。これは神道における罪穢れに対する祓えについて他の神職へ解く役割を担います。
そのため当社は特に罪穢れの観念に厳しくあろうとしております。
ご祈祷においては通常修祓(しゅばつ)すなわち祓えより始めます。その前に参拝者は境内ないし拝殿入口にて手水を行い手と口を清めます。それに加えて当社では修祓の前に火打石の火花で更に清めた上でご祈祷を行います。
その為の道具である火打石を授与致しております。少しコツは要りますが、練習すれば小さな火花はすぐに出るようになるでしょう。『銭形平次』のように、出社、登校前などに火打石で清めてお手かけになられたり、会社などで朝礼などの前に社員を清めたりなどされてみては如何でしょうか。

※こちらは一年で交換されなくとも使える限り持ち続けていただいて大丈夫です。

初穂料　1000円よりお心持ち