下畑大歳神社のお参りの記録一覧

兵庫県 塩屋駅

神戸市垂水区にある神社です。
うわっ　こちらの投稿あるんですか。2名も。よく見つけましたねぇ。
こちらの下畑大歳神社さん　マップで見つけてからでないと　なかなかお詣りできないんです。
建立はとても古いのですが　まあよくいう忘れられた神社という感じです。
それは神社のある場所が変わっているからです。
第二神明というここらへんでは東西をつなぐ通行料の多い幹線道路があります。
垂水から須磨まで　山の合間やトンネルを通りつないでいるのですが　塩屋の谷を高架で通しています。その崖の下にあるのです。（言葉ではうまく伝わらないからマップ見て）
忘れられたという表現は適切ではないのですが　あることをきっかけに注目されたんです。
それが　13年前の大河ドラマ「平清盛」ゆかりの地ということで紹介されたんだったと思うのですが　それを期に周りが整えられたんです。
大河ドラマ以降　存在することを知っていたのですが　お詣りは初めてになります。

第二神明にあるスーパーの駐車場に車を停めさせていただいて　徒歩2分で鳥居。
少し奥まっているので　車で通る時には見落とすと思います。
鳥居と看板が教えてくれます。
鳥居の扁額に龍宮城とあり　龍宮城伝説と関係があることを示しています。
浦島太郎は神戸の人じゃなかったはずですが。
鬱蒼と茂る木で涼しいですが　石段をけっこう下ります。
下りきった所に工場があります。
神社はその工場のお隣にあります。
広い境内ではないのですが　鳥居もありますし　石垣のように積んだ少し高くなった場所に２つの社殿があります。
向かって右側が乙姫大明神　左側が天高稲荷大明神になっています。
乙姫神社の本殿の方が少し立派ですが　こちらはあわせて大歳神社です。
崖の下に立派な神社を建立したなぁと思っていましたが　よく考えれば塩屋から歩いてくれば平坦に来られます。
むかーし昔は　塩屋がここらへんでは最も栄えていた場所ですから　村の最も奥の部分に建立したというわけでしょうね。

ネット情報です。
下畑は鉄拐山の背後に位置し　古くは　鉢伏山の断崖が海岸に迫り波打ち寄せて危険なため　山陽道の通行は須磨から多井畑を越えて　下畑を経て塩屋に出て西国へ向かっていたと伝えられており　摂津と播磨の国境の街道沿いにある。
この下畑では6戸の戸主が統主として1年間の輪番制で地区の神社をお守りしている。
この下畑地区の高台に下畑海神社があり　中ほどに本願大明神・白山姫大神が祀られ　南側塩屋に向かって　この大歳神社がある。
境内が小さく現在は神明道路の陰に隠れてしまっている。
御祭神は大綿津鬼神の娘であり　「海幸彦・山幸彦の物語」に出てくる豊玉姫神である。
社殿の前の偏額に「乙姫大明神」とあるので　「乙姫さん」と呼ばれている。
承安年間(1171～)平清盛の建立と伝えられているので　下畑海神社よりも古くから祀られ　元の鎮守社であったらしい。
ここは下畑海神社のお旅所にもなっている。

神戸市垂水区の下畑大歳神社です。

平清盛ゆかりの神社・乙姫大明神。
正式名の下畑大歳神社より乙姫大明神の名前の方が案内図に書かれている。

駅から全部遠い。県道21号線沿い、第二神明道路の真下にある。駐車場はない、無理。

「龍宮城」と書かれた朱色の鳥居をくぐり、山道を降ると、右手に拝殿が見えてくる。参道も拝殿も岩肌の壁なんで崖崩れとかおきそう。
周囲は工場系しかなく、人の気配がない。

２つ並ぶ拝殿で、右手が乙姫大明神、左手が天高稲荷大明神。歴史はありそう。社務所あるが無人です。

清盛ゆかり〜とされているが、清盛が播磨守に任命され播磨周辺が活性化された時期に創建されて清盛に感謝という、清盛関係ないやんっていうゆかりです。