むどうじ|高野山真言宗
無動寺のお参りの記録一覧
紅葉🍁で有名なようです
紅葉はもう終わってる感じでしたが、人はポロポロ来られてました
スパイシーカレーのキッチンカーが来られてるようでしたが、もうその日は終わってました
残念。
来年覚えてたら行ってみたい‼️
はるばる神戸まで行くのだからと、機会があれば伺おうと思っていた神戸市北区に在る若王山 無動寺を参拝しました。
高野山真言宗で、本尊は大日如来。
この本尊・大日如来坐像は重文です。
他に釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像、不動明王坐像、十一面観音立像の4躯も重文で、もう1躯の阿弥陀如来坐像は県指定文化財です。(阿弥陀如来坐像は2躯ある。印が違う。)
聖徳太子が物部守屋を討たんと鞍作止利に命じて大日如来、及び、諸尊を刻ませて戦勝祈願したところ勝利する事が出来たので、七堂伽藍を建立して普救寺と名付けたのが始まりと伝わる。
その後は繁栄、衰退を繰り返しただろうが記録等が残っておらず不詳。江戸時代になり眞源阿闍梨が帰省の折り、荒廃の様子を見て復興を発願、1752年に再建した。
寺号柱の手前に6~7台分の駐車場がありましたので停めさせて頂きました。(少し下った所にもあり。) 砂利の参道を進むと手水があり、少し先に「納経所・拝観受付は左側の石段へ」という看板があります。真っ直ぐ先へは行けませんが、苔むした石畳になっています。(石畳の先に山門、山門をくぐると茅葺き屋根の庫裏がある。)
短めの石段を上がると正面に本堂、左側手前に不動堂、右側に鐘楼とその奥に庫裏です。
一番乗りなのか、拝観者がいなかったのか、わかりませんが、本堂は閉まっています。拝観希望者は呼び鈴を押してくれと書かれていますのでポチっと。やがて戸が開く音がして堂内に入らせて頂き、拝観料(500円)を納めて御朱印(500円)をお願いしました。(今年4月1日より改訂)
御朱印は霊場の分も含めて何種類かあるのですが、兵庫県近辺の霊場は廻りきれないと思われるのでスタンダードなタイプの「大日三尊」、大日如来と釈迦如来・阿弥陀如来の三如来が祀られているからだそうです。
本堂両側面の戸を開け放って頂くと堂内を風が抜けて涼やかです。お目当ての仏像は本堂の後ろに設えられた収蔵庫(奥殿)に安置してありました。仏像まで距離がありますし、ガラスの仕切りため須弥壇の吊灯籠などの明かりの反射があり惜しい。(ガラスが無ければ堂内が明るくなるのでいいのですが。)
後列の中央に大日如来坐像、丈六像で、その大きさに圧倒されます。右側に定印の阿弥陀如来坐像で、左側に釈迦如来坐像。前列の中央に不動明王坐像、右側に来迎印の阿弥陀如来坐像、左側に十一面観音立像の6躯が並ぶのは圧巻です。
本尊・大日如来坐像は、高さ約2.8m、平安後期の作。他の如来像が高さ1.2mそこそこなので一際大きいです。それでも一木造なんです。他の如来像を含めて地方の仏師によるものと思われます。一番古いのは十一面観音立像で高さ約1.5m、一木造、平安中期の作。股の下辺りに渦巻模様が2つ彫られていました。
預けたおいた御朱印帳を頂いて本堂を出で、庫裏の近くに用を足しに行った所、山門がありました。(山門は無いと思っていました。)
庫裏は今は少なくなった茅葺屋根で、なかなか趣きがありますね。
御朱印(大日三尊)
八十八ヶ所巡り
参道
手水
本堂
本尊・大日如来(重文)
(ネットから転載)
不動堂
鐘楼
本堂と庫裏
庫裏
山門
庫裏
神戸十三仏の二番目に参拝するお寺として、若王山無動寺に参拝しました。
国道428号線(有馬街道)を皆森の交差点で西に行き、日の峰の交差点を通り越して更に北の峠方向に進路を取ります。
その途中から左にとって農道を進むと無動寺があります。
駐車場は参道入口に数台分あります。
駐車場は結構な林の中で雰囲気があります。
本堂までの参道沿いに四国八十八箇所の仏様の祠が並んでいます。
手水舎を超えて階段を上るとすぐに本堂があります。
寺の創建は聖徳太子の時代だそうですが、本堂はいつ頃の建物なのか結構な歴史を感じさせます。
本堂の中で御朱印をいただきます。
御朱印をいただく際に拝観料300円を支払い重要文化財に指定されている六体の仏像を拝観します。
いずれも平安時代の作らしく、立派で威厳のあるお姿です。
本堂左側から山道を少しだけ登ると若王子神社があります。
13世紀から15世紀の創建の神社らしく神仏習合の時代には無動寺と同一だったそうですが、今は分離して隣接した場所にあります。
この建物も国指定の重要文化財になっております。
本堂右側には今は珍しい茅葺きの屋根が見えますが、一応立ち入り禁止のようなので、本堂側からの見学に留めておいた方が良いみたいです。
本堂内は写真撮影禁止なので、撮影は出来ませんでしたが是非、拝観してほしいくらいの仏像でした。
余談ですが、無動寺に至る農道で脱輪して困っている車がいました。
側溝が分かりづらく溝が深いので運転にはくれぐれも注意してくださいね⚠️
参道入口です
縁起です
本堂です
若王子神社の入口です
若王子神社の拝殿です
鐘楼
弘法大師像
茅葺きの家
無動寺 参拝日 令和5年4月8日
近畿三十六不動尊霊場第十番の御朱印と神戸十三佛霊場第十二番の御朱印を頂きました
本堂
不動堂
近畿三十六不動尊宝印帖のページ
近畿三十六不動尊霊場第十番の御朱印
神戸十三佛霊場宝印帳のページ1
神戸十三佛霊場宝印帳のページ2
神戸十三佛霊場第十二番の御朱印
高野山真言宗 若王山 無動寺
近畿三十六不動尊第10番
神戸十三仏霊場第12番
摂津西国三十三箇所第9番
今回、神戸十三仏霊場巡りで寄らせていただきました。
大きなお寺というわけではありませんが、重要文化財に指定されている五体の仏像が安置されています。
いずれも平安末期のもので、特に御本尊の大日如来座像は像高2.78m。
拝観料を納めればすぐ間近で拝ませていただけます。
あまりの迫力に圧倒され、思わず立ち止まり手を合わせずにはいられませんでした。
本堂、及び不動堂内部は撮影禁止となっていて写真はありませんが、無動寺HPにはこれらの仏像の写真が掲載されていますのでそちらをご覧ください。
略縁起(無動寺HPより)
当寺は推古天皇の時代、聖徳太子が物部大臣守屋を討たんとして、鞍作鳥(鳥仏師)に命じ、本尊大日如来及び諸尊を刻ましめて戦勝をご祈願されたところ、忽ち大軍を征破することができたので、七堂伽藍を建立して福寺(普救寺)と名付けられたのに始まります。
その後幾度か盛衰の変遷があり、記録等は散逸して、多くを知ることができません。
縁起(慈雲尊者真筆)によれば、現在の堂宇は中興開山眞源阿闍梨が帰省の折、当寺の荒廃を見て、復興の悲願を発願され、二十数年の勧進努力の結果、宝暦二年(一七五ニ)三月、再建されたものであります。
明治八年廃仏毀釈により、末寺と統合して現在に至っております。
中興開山眞源阿闍梨(一六八九~一七五八)は北区山田町中の出身で、高野山成蓮院にも住し、左学頭にまで昇補された高僧です。
<ご詠歌>
世を救ふ 仏のちかひ ゆるぎなく
ちとせ変らぬ のりのわかやま
神戸十三仏霊場 御朱印
寺標
このすぐ手前に駐車スペースがあります
参道は八十八ヶ所参拝道となっています
馬酔木(アセビ)
本堂
不動堂
一願大師像
鐘楼
蓮華浄水
近づいてみると・・・
葉の部分から水が流れ出ました
近畿三十六不動尊巡礼第十番無動寺にお参り。
本堂奥には大日如来像、その手前に不動明王像が祀られていました。圧巻の大日如来像でした。
本堂
不動堂
近畿三十六不動尊巡礼御朱印
本尊大日如来の御朱印
[摂津国三十三観音9番札所]
[近畿三十六不動10番札所]
[神戸十三仏12番札所]
六條八幡宮よりそんなに離れてはいませんが、山深い印象です。
苔むす道を登るとあります。
こちらは、先日お参りした宝塚の霊山寺と繋がりがあるとのことで、そのお話ししていたら、こんなところで霊山寺さんと繋がるって不思議!
とおっしゃっていました。
重文の仏様が5体おいでになられています。
撮影できませんでしたが、拝観しましたら、体がビリビリ痺れました。すごい体験させていただきました。
御朱印 大日如来
御朱印 近畿三十六不動10番
御朱印 摂津国三十三観音9番
御朱印 神戸十三仏12番
入口
山門
山門への道
鐘楼
由緒
不動堂
本堂
一願大師像
宝篋印塔 五輪塔
茅葺きの庫裡
大日如来像 ネットより
近畿不動霊場巡りにてお参りさせていただいております。
案内板によると、当地ご出身の真源さんが半生をかけて荒廃していたお寺を復興させたそうです。
いろんなお寺さんをみてまわっているとこういった「中興の祖」という方が多くいらっしゃいます。
現存する文化財や建造物は決して、ずっと残っていたのではなく紆余曲折を経て冬の時代を耐え凌ぎつつ現代に残っています。
私も兵庫県宍粟市のNPO(More 繁盛)で地域活性化に取り組んでいますが、戦略的に作戦を立てて、有効な方策を実行すれば突破口は開けると感じます。
落ち目だから衰退期だからダメなのではなく、負け戦に見えるところでもそこからチャンスを見つけて巻き返すことができる人は日本の歴史の中に多くいます。
世界の歴史を見ていると、不利な状況からの突破、負け戦を粘っての逆転は、欧米人はあまり得意ではないとおもいます。
やはり赤壁の戦いにみるように大逆転といえば中国が本場ですが、その中国の戦略書、孫子や六韜を日本のサムライが兵法の素養として身に着けていたことが理由として大きいのではと推測しています。
高杉晋作、真田昌幸、楠木正成らだけでなく、お寺の歴史の中にも負け戦を「回天」する人たちが多くいます。
そういう歴史に生きる日本人が、独立心なきリベラル主義、そして創造ではなく消費にとらわれた拝金主義にまみれて無様に落ちぶれていくこの「戦後の日本」に生きる私に勇気を与えてくれます。
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