きんしょうじ|曹洞宗|太宋山
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電話番号 | 079-564-3950 |
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きどっち
2022年08月09日(火)
1231投稿
曹洞宗 太宋山 欣勝寺
こちらは雷や災難を避けるときの呪文「くわばら、くわばら」の由来となったお寺です。
弘治2年(1556年)の夏、雷様の親子が雨を降らそうと太鼓をたたいていると、雷の子供が足を滑らせて欣勝寺の井戸に落ちてきました。
井戸の中から「助けてくれ」と叫ぶ声がしたので、和尚(済用禅師)が井戸をのぞき込むと雷の子がいたので慌てて井戸に蓋をしました。
雷の子は桑原には二度と雷を落とさないと誓ったので、和尚は井戸から助け出してやると天に帰っていったそうです。
それ以来「くわばら、くわばら、ここは桑原欣勝寺」と唱えると雷が落ちてこないと言い伝えられてきました。
なおこの井戸は雷井戸と呼ばれ、山門入って左側に今も残されています。
天禄年間、武将源満仲の開基とされ、当初は真言宗の道場で桑原山欣浄寺と呼ばれていました。
その後、安貞2年(1228年)曹洞宗大本山永平寺の開基道元禅師がこの地を訪れた際に、山の風景が中国の宋に似ているということから「太宋山欣勝寺」と命名、あわせて曹洞宗に改宗しました。
山門
山門両脇には風神と雷神
本堂
雷井戸
御朱印
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