しんげついん|曹洞宗|清凉山
心月院のお参りの記録一覧
曹洞宗 清涼山 心月院
創建は寛永10年(1633年)とされていますが、もともとこの地にあった梅林寺を改修されたそうです。
この寛永10年とは、志摩国鳥羽藩から九鬼久隆が三田へ転封を命ぜられ、三田藩主となった年になります。
九鬼久隆の父・九鬼守隆を鳥羽から三田に移し葬るために創建されたそうで、守隆の戒名「松嶽院殿心月善光大居士」から寺の名前が付けられたようです。
天明6年(1786年)に火災により本堂は焼失しますが、その年のうちに再建され現在に至っているとのこと。
また心月院は、白洲次郎・正子夫婦の墓所ともなっています。
白洲家も代々三田藩とはゆかりがあり、その関係で心月院が墓所となっています。
白洲次郎は、終戦後、吉田茂の側近としてGHQに対しても真向から意見を主張し、日本国憲法のGHQ草案翻訳にも関わっています。
その後、貿易庁長官を経て、実業家として様々な事業で活躍され、昭和60年に亡くなられました。
御朱印をいただこうと本堂右手の庫裡へ。
インターホンを押ししばらく待つとご住職が出てきてくださり、「本堂内でしばらくお待ちください」とのこと。
掛け軸など拝見させていただきながら待っていると、ご住職が持ってきてくださり、うちわまでいただきました。
このうちわ、柄の部分がプラスチックではなく竹でできていて、とても風情がありました。
懐かしさを感じるとともに、大切に使わせていただこうと思いました。
御朱印
山門
豊臣秀吉が造営した有馬温泉御殿の遺構の一部だそうです
「挫折を重ねても最後まで諦めなければ夢の扉は開く」
いろんなことがあるけど、負けずにがんばろ!って素直に思いました
総門
近づいて中の様子を伺うと、素敵な庭園があるみたいです😄
総門前には境内案内図があり、総門をくぐらずに左手に進むと、九鬼家や白洲家の墓所があることがわかります。
まずは本堂にお参りです。
本堂
本堂は自由にあがることができます
庭園
本堂前には大きな釜も置かれていました
経蔵
シオカラトンボですね~
駐車場には六地蔵様
JR三田駅から徒歩でGoogleで向かったところ変なところに案内され心月院山門で再度検索して無事到着。
白砂に描かれた「砂紋」に色鮮やかなツツジが見事でした。
庭園を彩るツツジ
庭園を彩るツツジ
庭園を彩るツツジ
庭園を彩るツツジ
御住職から展示物の説明をしていただきました。
延暦寺から派遣された50年前はボロボロのお寺で雨漏りなどあり修復が大変だったそうです。檀家さんが少ないので塾をされて資金を集めて立派に修復されたそうです。
今は習字を教えていらっしゃり、それは綺麗な文字の掛け軸を書かれていました。
2月限定の展示です
縦3メートルほどもある大きな立派な掛け軸でした
細工が綺麗で立体的で圧倒されます
金の細工が見事です
御住職の考案されたものです
色々な書体の本当に見事な文字です。
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