成田山瀧泉寺の日常(40回目)|北海道登別駅
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投稿日:2021年06月27日(日)
供養のために
ちょっと長文になっちゃいますが、ある方の供養の為、書かせてください。
・
先日、小林くん(仮名)から、友達(佐々木くん、仮名)が亡くなったので供養をしてほしいとメールがきた。
・
亡くなったのは3年前。でも、小林くんがそれを知ったのはつい先日。
・
お互いに中学時代いじめられていて、互いに励ましあってきた仲だった。
・
小林くんは中学卒業後も、卑劣ないじめのため、何度も死にたいと思ったけど、鬱にもなったけど、なんとか立ち直った。
・
中学卒業してから佐々木くんとは会わなくなり、たまに、車の中から見かける佐々木くんの様子から、彼も頑張っているんだなーって思っていた。
・
あれから、7年後の今、急に佐々木くんに会いたくなって、乗り越えることができた自分を見てもらいたくて、佐々木くんに会いに行った。
・
だけど、佐々木くんは・・・もうこの世にはいなかった。3年前に・・・自害だ。
・
3年も前に他界したのに、誰も知らなかった。友達も、中学の先生も。
小林くんは、みんなに知らせた。先生にも。先生は「知らせてくれてありがとう」って。
・
私は、小林くんから佐々木くんの供養の依頼を受け、まだ詳細は聞いていないが、自害とだけは聞いていたので、もう一度、葬儀のやり直しが必要だと思い、本堂で一人、佐々木くんの葬儀(引導を授ける作法)をした。
・
それから、小林くんが来寺する今日まで佐々木くんの供養を毎日していた。
・
そして今日、小林くんから詳細を聞いた後、私が
「実は依頼を受けた翌日から、こちらでも・・・」
小林くんの母「やっぱり!ほらねー!」
っと😅ん?
・
実は、依頼をした翌日から、急に小林くん親子は身体が軽くなるのを感じ、車で走っていると、線香の香りがしたので、きっとお寺で何かやってくれてるんだよ。って話していたらしい😅
そして、日に日に楽になっていく。
なんだかいつも、佐々木くんの気配を感じていたのに、それも無くなった。
とのこと。
・
届いてるのだなー。小林くんの功徳を届けることが出来ていると思い、嬉しくなった。お坊さん冥利に尽きる。
・
自害するほど、無念な思いで他界した者は、残念ながらそう簡単には上がれない。念入りに念入りに時間をかけてやらなければ。
・
人は2度死ぬ。という。一度目は肉体的な死。2度目は存在自体を忘れられたとき。
・
きっと佐々木くんは、自分が生きていたことみんなに忘れてほしくなかったのだろう。
・
小林くんはなんだか無性にみんなに知らせなきゃ!って思ったらしい。だって、彼の死を誰も知らなかったんだから!そんなのかわいそうすぎる!っと。
・
私は小林くんに、佐々木くんのこと忘れないであげてね。
小林くんは、本当の意味で佐々木くんを救うことができたね。
小林くんが今生きている意味があったね!
生きていてくれてありがとう😊
っと伝えた。
小林くんは、目に涙を浮かべホッとした様子だった。
・
私は小林くんにお経を教え、自分の先祖さんに唱える時に一緒に佐々木くんにもお経を唱えてあげます。と、帰って行きました。
・
佐々木くん、最高の友達を持ったね!😊
ちょっと長文になっちゃいますが、ある方の供養の為、書かせてください。
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先日、小林くん(仮名)から、友達(佐々木くん、仮名)が亡くなったので供養をしてほしいとメールがきた。
・
亡くなったのは3年前。でも、小林くんがそれを知ったのはつい先日。
・
お互いに中学時代いじめられていて、互いに励ましあってきた仲だった。
・
小林くんは中学卒業後も、卑劣ないじめのため、何度も死にたいと思ったけど、鬱にもなったけど、なんとか立ち直った。
・
中学卒業してから佐々木くんとは会わなくなり、たまに、車の中から見かける佐々木くんの様子から、彼も頑張っているんだなーって思っていた。
・
あれから、7年後の今、急に佐々木くんに会いたくなって、乗り越えることができた自分を見てもらいたくて、佐々木くんに会いに行った。
・
だけど、佐々木くんは・・・もうこの世にはいなかった。3年前に・・・自害だ。
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3年も前に他界したのに、誰も知らなかった。友達も、中学の先生も。
小林くんは、みんなに知らせた。先生にも。先生は「知らせてくれてありがとう」って。
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私は、小林くんから佐々木くんの供養の依頼を受け、まだ詳細は聞いていないが、自害とだけは聞いていたので、もう一度、葬儀のやり直しが必要だと思い、本堂で一人、佐々木くんの葬儀(引導を授ける作法)をした。
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それから、小林くんが来寺する今日まで佐々木くんの供養を毎日していた。
・
そして今日、小林くんから詳細を聞いた後、私が
「実は依頼を受けた翌日から、こちらでも・・・」
小林くんの母「やっぱり!ほらねー!」
っと😅ん?
・
実は、依頼をした翌日から、急に小林くん親子は身体が軽くなるのを感じ、車で走っていると、線香の香りがしたので、きっとお寺で何かやってくれてるんだよ。って話していたらしい😅
そして、日に日に楽になっていく。
なんだかいつも、佐々木くんの気配を感じていたのに、それも無くなった。
とのこと。
・
届いてるのだなー。小林くんの功徳を届けることが出来ていると思い、嬉しくなった。お坊さん冥利に尽きる。
・
自害するほど、無念な思いで他界した者は、残念ながらそう簡単には上がれない。念入りに念入りに時間をかけてやらなければ。
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人は2度死ぬ。という。一度目は肉体的な死。2度目は存在自体を忘れられたとき。
・
きっと佐々木くんは、自分が生きていたことみんなに忘れてほしくなかったのだろう。
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小林くんはなんだか無性にみんなに知らせなきゃ!って思ったらしい。だって、彼の死を誰も知らなかったんだから!そんなのかわいそうすぎる!っと。
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私は小林くんに、佐々木くんのこと忘れないであげてね。
小林くんは、本当の意味で佐々木くんを救うことができたね。
小林くんが今生きている意味があったね!
生きていてくれてありがとう😊
っと伝えた。
小林くんは、目に涙を浮かべホッとした様子だった。
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私は小林くんにお経を教え、自分の先祖さんに唱える時に一緒に佐々木くんにもお経を唱えてあげます。と、帰って行きました。
・
佐々木くん、最高の友達を持ったね!😊
すてき
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