ほっかいどうごこくじんじゃ
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北海道護國神社ではいただけません
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北海道護國神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年08月05日(金)
参拝:2022年6月吉日
【北海道 古社巡り】
北海道護國神社(ほっかいどう・ごこく~)は、北海道旭川市花咲町にある神社。旧社格は内務大臣指定護国神社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は北海道・樺太関係の戦没者等の国事殉難者63,159柱。
1902年に第7師団(北海道に置かれた大日本帝国陸軍の常備師団)の師団長・大迫尚敏陸軍中将を祭主として招魂祭を執行したのが始まり。1912年に第7師団管理の招魂社として設立された。1916年には師団管理を離れ、北海道招魂場と改められた。1935年北海道招魂社と改称、1939年に内務省令により指定護国神社とされ北海道護國神社と改称した。その後、1944年に樺太護国神社が創建され、太平洋戦争後、これを合祀した。戦後、GHQ対策で一時「北海道神社」と称したが、1951年に「北海道護國神社」に復称した。1968年には昭和天皇、皇后がともに親拝されている。
当社は、JR宗谷本線・新旭川駅から石狩川を挟んで北西へ道のり2km、石狩川北西岸の平地にある旭川・花咲スポーツ公園南西端にある。境内角の広い入口を入り、幅の広い砂利の参道を進むと、南西向きに立つ巨大な鳥居が現れ、そこから社殿までは真っ直ぐな太い参道が200m以上続く。社殿周りは真っ赤な瑞垣で囲われ、神門をくぐると荘厳な雰囲気。社殿前には巨木が聳え、左右対称の美しい社殿を引き立てている。広い境内には、樺太・北海道を模した池と庭園、近代建築の平成館、各種慰霊碑などがあり、見どころも多い。
今回は、旧内務省指定護国神社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、ぱらぱらと参拝者が訪れていた。
境内西端角にある<社号標>。
参道左手にある<北鎮 安全神社>の入口。
参道が左斜め前方向に曲がって、<一の鳥居>と<社号標>。
参道を進むと、純白の<神橋>を渡る。
神橋の左側。樺太以北が形取られている。
神橋の右側。樺太以南が形取られていて、この先は<樺太・北海道池>に繋がっている。
参道進んで<二の鳥居>。
二の鳥居の先に、<神門>が見えてくる。
参道左側の<手水舎>。カバーで保護されている手水盤は「御手洗石(みたらし)金剛」と言って、1941年夏大旱魃の時、神居古潭の河底深く発見されたもので、約15トンの重さがある。
神域入口の構え。ここからすでに美しい造形。
神域入口の<神門>。
神門の梁上の扁額には、「天鑒衷腸」とある。「天衷腸を鑒す(てんちゅうちょうをみそなわす)」と読み、神様は人の真心をご覧になるっていう意味らしい。載仁親王の御揮毫。
神門をくぐったところから、神域全景。左右対称に美しく整った造り。綺麗に掃き清められている。拝殿前の巨木は、樹齢400年のニレの木。
神門を入った左側。臨時の授与所みたい。
神門を入った右側。
参道左側の<狛犬>。線が太く力強いが、護國神社でよく見かける筋骨隆々の野獣系ではなく、少しアニメっぽいタイプ。
参道左側の<狛犬>。
<拝殿>遠景。彩色が鮮やかで美しい。翼殿とのバランスが良い。
<拝殿>全景。
<拝殿>正面。
<拝殿>内部。
拝殿から振り返って神域全景。
拝殿を斜めから眺めると、拝殿後ろの<本殿>がわずかに見える。
逆サイドからも<社殿>全景。
神域を出て、あらためて神域を望む。神門前の巨木も大きい。
ここからは、境内の石碑類を見て廻る。まず参道近くにある、1965年の社殿造営記念碑。
こちらは参道右側の木立の中にある<母の像>。
こちらは神門付近、参道右手の<一木支隊 鎮魂碑>。1942年にガダルカナル島で戦死した、一木支隊の鎮魂碑。
こちらは二の鳥居付近、参道右側の<平成館(旧陸軍第七師団北鎮兵事記念館)>。1935年に帝冠様式で建てられた近代建築で、現在は国の登録有形文化財。
平成館の前あたりに立っている<北海道招魂社>の社号標。
平成館の横あたりに立っている<殉役軍馬之碑>。
殉役軍馬之碑の近くにある石碑。説明書きがなく、字が達筆で読めない...(^_^;)
小さめの蓮の葉で埋め尽くされている<樺太北海道池>。
神橋近くの参道左側にある<社務所>。御朱印はこちら。
神橋近くの参道左側にある<水琴窟>。石に水を掛けるとスピーカーから音が聞こえるハイテクバージョン。(^_^;)
水琴窟の近くにある<北鎮 安全神社>の社殿。自動車御祓いの参拝者が何人か来ていた。
最後に、国道40号線の交差点から見た境内入口。大きくて非常に荘厳。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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