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極楽山 浄土寺の日常(48回目)北海道銭函駅

今更ですが11月の掲示板の言葉を更新いたしますm(__)m

投稿日:2021年11月28日(日)
皆様こんばんは。
11月も終わりに近づいているというのに、今更今月の言葉を更新いたします。
季節の変わり目は結構忙しい(主に庭の冬支度ですが)のと、やはり日中の日の短さにより、
心身ともに調整が難しいように思います。

皆様におかれましても、心と身体の健康にご留意いただきたいと思います。

さて・・・

11月の掲示板の言葉

「欲深き 人の心と降る雪は 積もるにつけて 道見えぬなり」

 今年は例年に比べ雪のたよりが遅かったですね。札幌では例年より18日も遅い記録でした。しかし、いずれにしても北海道の冬は雪が無ければ、春の到来は無いと言えますし、夏の間の水不足になることはないので、嫌だと思うからもいらっしゃるかと思いますが、必要なものと言えるでしょう。今月の言葉は、欲深い私たちの心と降り積もる雪とを重ね合わせて詠んだ歌です。
 
 私たちの心にある「欲」は生きている限り、誰しもが除けることが出来ない欲求のことです。本能的・生理的なものから、社会的、地位や名誉を得たいというものまで多岐に亘ります。仏教では、六根といい、眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(臭覚)・舌(味覚)・身(触覚)・意(意識)から欲は生ずるとされ、生きる為に必要な欲は良しとされますが、何事も過ぎれば、貪りの欲などが生まれ、煩悩の根源の一つとされ、苦しみを生む原因となるので、そこから少しでも離れていくように心がけることが大事と言えるでしょう。

 雪が降り積もって道が見えなくなるように、私たちも欲ばかりを求めていては行く先も見えなくなり、迷い苦しみばかりが増えてゆくのです。つまり、無明(むみょう)という最も根本的な煩悩のことですね。そんな私たちのことを凡夫(ぼんぶ)と申しますが、苦しみや悩みが尽きないのは、無明の煩悩をなかなか断つことが出来ない私たちであるからです。

 そんな私たちにみ光を照らしてくださり、降り積もる雪をも解かしてくださるのが阿弥陀様の慈悲の光なのです。これから迎える厳しい冬は、長いようでも必ずまた春はやってきます。そして、私たちの行く道の雪をも必ず解かし導いてくださいますので、日々信じて歩ませていただきたいものです。

南無阿弥陀仏 合掌
極楽山 浄土寺の建物その他

すてき

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