彌彦神社　(伊夜日子神社)の日常(266回目)
北海道幌平橋駅

【2月の限定御朱印のご案内】

2月は奇しくも札幌彌彦神社の御祭神『天香山命』・『菅原道真公』2柱の神様の命日が重なる月にあたります。

という事で、この2柱の大神様をデザインした御朱印を頒布させて頂く事になりました。

そして、少しだけ当社の御祭神様の説明をさせて頂きます。

まず、2月2日は、彌彦神社の神様である天香山命(あめのかぐやまのみこと)(おやひこさま)の神去り坐した日です。

※神去り坐した日＝かむさりましたひ　で、お亡くなりになった日という意味です。

天香山命は天照大御神（あまてらすおおみかみ）のひ孫にあたります。

高倉下命(たかくらじのみこと)というお名前であったころ、
熊野平定に苦戦しておられた神武天皇に、天から授かった霊剣・布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)という剣を捧げ、
勝利に導いた除災招福・勝利の神様です。

2月2日は現世での神業(かみわざ・神様としての仕事)を終えられた日と解釈され、
本社の新潟県の彌彦神社では盛大なお祭りが執り行われます。

※ちなみに絵だけだと2枚目のようになります。

もう一つは菅原道真公(すがわらのみちざねこう)をデザインした御朱印です。(透明クリア御朱印です)

平安時代の高級官僚でしたが、
身の覚えのない罪で太宰府へ左遷されてしまいました。

歌人としても名高かった道真公が都を離れる際に詠んだのが上の和歌です。
身の潔白が明かされることを神に祈りながら、2月25日 59歳で生涯を閉じられました。

御亡骸を牛車に乗せて運んでいると、道の半ばで牛が動かなくなったため、
「道真公のお望みであろう」とその場所を墓地とし、後に太宰府天満宮となりました。

その後朝廷は道真公の無実を認め、
その無念を鎮めるために神様としてお祀りすることにしました。

人々はやがて道真公を学問の神様、出世の神様としてご加護を祈るようになりました。

また、通常御朱印とA4サイズの辰の御朱印も頒布しております。

今日も皆様にとって良い1日になりますように