2月の限定御朱印② えらべる『天神さまのクリア』
2月25日は、彌彦神社の神様・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)の御神忌(ご命日)で、各地の天満宮でお祭りが行われます。
菅原道真公は学問の大家である菅原家において特に優秀で、平安時代の大学寮の文章博士となり、
政治の場でも帝の側近である右大臣に登られました。
しかし、政敵によって身の覚えのない罪を告発され、太宰府へ左遷されてしまいました。
道真公は身の潔白が明かされることを神に祈りながら、59歳で生涯を閉じられました。
御亡骸を牛車に乗せて運んでいると、道の半ばで牛が動かなくなったため、道真公のお望みであろうとその場所を墓地とし、後の太宰府天満宮になりました。
その後朝廷は道真公の無実を認め、無念を鎮めるために神様としてお祀りすることにしました。
人々はやがて道真公の比類なきご神徳にあやかり、学問の神様、出世の神様としてご加護を祈るようになりました。
今では日本中に菅原道真公をお祀りする神社があり、私たちの暮らしを見守ってくださっています。
歌人としても名高かった道真公が都を離れる時に詠んだ歌がこちらです。
『東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』
訳:春風が吹いたら、香りをその風に託して大宰府まで送り届けてくれ、梅の花よ。主人である私がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。
こちらの御朱印は、梅を愛し、牛を好まれたという道真公にちなんでデザインされました。
①御朱印帳に印と文字を直接記入し絵柄クリアシートを重ねる
②全てクリアシートに印刷し手渡し
2種類からお選び頂けます。
彌彦神社は、昭和45年に太宰府天満宮様より菅原道真公の御分霊を頂いてから、今年で54年目となります。
![彌彦神社 (伊夜日子神社)の御朱印]()
2月の限定御朱印 えらべる『天神さまのクリア』
2月1日(水)-2月28日(火) 500円