ゆうばりじんじゃ
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夕張神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年08月14日(日)
参拝:2022年6月吉日
【北海道 古社巡り】
夕張神社(ゆうばり~)は、北海道夕張市住初にある神社。旧社格は郷社。祭神は大山津見神、大國主神、鹿屋野比賣神、菅原道真公の4柱。
1889年に北海道炭鉱鐡道株式会社の設立とともに、夕張炭山と鉄道敷設の安全祈願の神社として登川村夕張炭山字社光に神殿を築造したのが始まり。1894年に北炭社長・高島嘉右衛門が炭鉱の鬼門にあたる現在地に社殿を設け、伊予一之宮・大山祇神社と出雲大社の分霊を勧請し奉斎し、「登川神社」として創建した。
1922年に火災で社殿等を焼失、翌年再建して「夕張神社」と改称した。この時、日本海軍・東郷平八郎元帥が自筆の神額を奉納している。1934年に郷社に昇格した。戦後、1946年に太宰府天満宮より、菅原道真公を分祀している。
当社は、JR室蘭本線・由仁駅の東北東13km、道のり24kmの、夕張市街北部の山あいにある。幹線道路である道道38号線に面しているが、昔はこの道の向かい側に鉄道の夕張駅(初代)があった。現在夕張市役所がある近くに夕張駅(二代目)があったが、現在は廃線となって使われていない。境内は境目が分からないが、入口と階段があって社殿周りというシンプルな構成。入口からは小丘全体が境内のように見え、境内からは夕張炭鉱と繋がる山々を見渡せるようになっている。たまたまかもしれないが、町全体は人の気配がなく寂しい感じがするが、当社参拝中には、初老の夫婦や、初宮参りと思しき赤ちゃん連れ若夫婦が訪れていて、地元で大事にされている感じがした。
今回は、北海道の旧郷社ということ参拝することに。参拝時は休日の午後遅めの時間で、自分以外にも数組参拝者を見掛けた。
境内南東端入口の<鳥居>と<社号標>。山全体が神社のように見える。
入口から振り返った景色。写真の左方向に夕張炭鉱があったようで、現在は「石炭の歴史村」という観光施設がある。
鳥居をくぐる。参道両側に赤い燈籠が階段上まで続き、その外側には古い石燈籠が並ぶ。
いよいよ階段を登る。左側には<夕張神社 御創立百年記念碑>がある。
階段の途中左側にある<狛犬>。黒い石材、太い尻尾、身体の風車模様と、北海道の歴史ある狛犬の特徴をすべて備えている。
右側にある<狛犬>。一つ一つ見た目が個性的で異なっているのがいい。(o^―^o)
左側の狛犬の、さらに左側にある<馬頭観世音>の石碑。
明治以降の創建なのに、神仏混淆の香りがするのは興味深い。
明治以降の創建なのに、神仏混淆の香りがするのは興味深い。
さらに階段を登ると、徐々に社殿が見えてくる。
階段を登り切ったところ左側にある<狛犬>。最近のものみたい。
右側にある<狛犬>。
右側の狛犬の後ろにある<手水舎>。
<拝殿>全景。向拝が大きい。大きな扁額は、日本海軍・東郷平八郎元帥の筆。
<拝殿>内部。年季が入っていて重厚な趣がある。
奥まっていて見えにくいが、屋根だけが見える拝殿後ろの<本殿>。
社殿の右側にある<神輿殿>。
斜めから<社殿>全景。
拝殿の左手にある<社務所>。宮司さんと、「前々からぜひ来てみたかった」思いなどについてお話をしたところ、「清めの塩」を頂戴した。(o^―^o)
境内から夕張炭鉱の方向を望む。見えるのは「石炭の歴史村」かな。
(新千歳空港からのフライトの都合上、歴史村の参観はできず...(^_^;))
(新千歳空港からのフライトの都合上、歴史村の参観はできず...(^_^;))
帰りに階段の上から下を覗いてみる。お宮参りの赤ちゃん連れ夫婦が登って来ていた。(o^―^o)
最後に<社殿>全景。明治以降150年、激動の夕張の歴史を丘の上から見守り続けてきた神の社。(^▽^)/
すてき
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