『目白押しの語源』メジロ【留辺蘂神社で見られる動物㊲】／『聞きなしは日月』エゾムシクイ【留辺蘂神社で見られる動物㊳】

台風が近づいたり、猛暑が続いたりと、天候が不安定な日本列島ですね。

そのような中でも旭川などからお立ち寄り下さった皆様、ようこそお参り下さいました。

また今回、一番遠くからは台湾からの神職様が御参拝下さいました。

台湾の桃園神社に奉職されている方で、素敵な和服を着こなしていらっしゃいましたよ。

神職の装束も含め、和装がお好きだそうです。

日本語に慣れていらして、日常的な会話は問題なく、日本語しか話せない禰宜には大変有難かったです（^^）。

温根湯神社と留辺蘂神社を正式参拝の後、留辺蘂神社の境内で宮司と共に禊をなさいました。

以前から宮司のブログを御存知で、それが縁となり留辺蘂神社へ来て下さったのだとか。

この後もあちこち回られるようで、とても行動的な神職様でいらっしゃいましたよ。


今朝は、賑やかなシジュウカラ達の混群が木にたわわで目白押しだなー（^^）と思ったら。

混じっていました、まさしく語源の『メジロ』です。

『目白押し』とは、メジロにお互い押し合うようミッチリ枝に並ぶ習性があることから、

混み合っている様子や物事が多くあることを意味する慣用句だそうです。

黄緑の背に暗褐色の羽、何より特徴的な目の周囲の白いアイリングが魅力的な野鳥です。


別の方向からは、よく通る「ひーつーきー、ひーつーきー」という声。

体の上面は暗緑褐色、胸から腹は白色に少し黄色が混じる『エゾムシクイ』です。

聞きなしは「日月（ひー、つーきー）、日月（ひー、つーきー）」。

その名の通り、虫が主食だそうで今の時期の留辺蘂神社は餌が豊富なのでしょうね。


間もなく８月も終わろうとしています。

来月は温根湯神社と留辺蘂神社で秋季例大祭が控えているので、宮司は多忙な毎日です。