東日本大震災から13年。

平成23年3月11日14時46分頃発生し、マグニチュード9.0の地震でした。

最低でも死者約1万5千人以上、本震による震度は宮城県北部の栗原市で最大震度７、北海道から九州地方にかけて震度６弱から震度１の揺れが観測されたということです。

当時、禰宜は関西の高層ビル30階におりました。

建物が揺れ始めたと思いきや、洗濯機のように円を描いてビルがしなるのです。

やがて揺れが収束し、皆でテレビの前に集まると、そこには同じ日本とは思えない光景が。

黒い濁流がうねりながら住宅地を飲み込んで行くのです。

テレビの前で、誰もが言葉を失いました。

遠く離れた地ですら、ここまで揺れたのです。

現地の方々の恐怖と絶望は、如何ほどのものだったでしょう…。

犠牲となられました多くの方々へ謹んで哀悼の意を表しますと共に、御霊のご平安をお祈り申し上げます。

今朝は不思議と境内が静寂に包まれていました。

ふと頭上を見上げるとエゾリスがいましたが、彼（もしくは彼女）も静かにこちらを見ていました。