たきいなたきさやふつじんじゃ
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御朱印 | |||
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限定 | - | ||
御朱印帳 | - | ||
駐車場 | あり(鳥居横に5台ほど駐車可能) |
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備後国安那郡の式内論社です。一字一音充てる大和言葉らしく「たけいなたきさやふつ」と読みます。福山市ではありますが市街から遥か彼方の山の中にあり、人目を憚るような所に鎮座している様はまさしく古社といった雰囲気です。
《鳥居と社号碑》
社号碑とはいっても社名ではなくシンプルに「式内社」とだけあります。まぁ社名長いですからね…
《由緒書き》
明治までは「岩屋権現」という名前で修験道の修行場でした。そのためか車のナビでは「⛩」ではなく「卍」の地図記号で表示されていました。
また、『延喜式』神名帳だけでなく『日本三代実録』にもその名前が出てくるので、おそらく神階の授与、または祈願の依頼が朝廷から出ていると思われます。
社伝が焼失しているのが残念でなりません。
《登山口》
やはり岩屋権現の方が地元では通りがいいみたいですね。
《表参道》
地図見てて分かりきってはいましたがやはり山の中のようです。先ほどの標識の300mが標高でないことを祈ります。
《落石注意の看板》
お、恐ろしや…
《境内》
👁チェックポイント‼️
なんと社殿は大きな岩壁の隙間にありました。この岩石自体が山全体の隙間のようなものなので動いたりすることはないと思いますが、開けたところでもなくこうした隙間を祭祀場とするとは…。山頂ではないのもまた興味深い。原始信仰体系の一つですね。
《外拝殿?》
舞殿のように見えますが難しいですね。
《氏子崇敬者一覧》
《祭典絵馬》
ネット検索ではヒットしませんでした。
この狭い境内で行われてるんでしょうか?
《由緒書き②》
麓の由緒書きが神社全体の歴史を書いていたのに対して、こちらは創祀の由緒を書いています。素戔嗚尊さまの剣を御神体として祀ったのが始まりのようですね。
興味深いのは、下の由緒書きには御祭神は下道国造兄彦命さま、大穴牟遅命さまの二柱とありますが、ここでは素戔嗚尊さまと奇稲田姫命さま、そして倭建命さまを相殿としています。全く違っていますね。
《手水舎》
まずはどういう仕組みになっているのか、ずっと流れています。
《社殿上の巨石について》
ここの説明書きだと分かりにくいですが、詳しい方によると、珊瑚などが化石化した石灰岩と火山灰が積み重なった凝灰岩からできており、この全く別の素材のものがあるというのが珍しいようです。
《社殿》🙏
建物の右側には使用済みのような大麻と実の成った枝があります。
《摂社・赤濱宮》
本社の御祭神は2種類の説があるのに対してこちらの御祭神は奇稲宿禰命さまで統一できています。
《朱印箱》
この神社が福山市内の26社の神社で構成された「深安神社めぐり」の第13番札所となっています。書き置きではなく、判子が置いてありセルフで押すものになっていますが、生憎と朱肉がほぼ乾いてしまっています…
みなさん参拝される時は赤インクをお持ちください。
《末社》
《洞穴奥》
水が流れてきています。
《灯籠とお塚》
《登山道案内》
この外拝殿の前からまだ上に行くことができます。寒波が近づいてきていたので私はここまで。
《周辺》
こう見ると本当に変というか神秘的というか、なんでこんなところに建てたんでしょうね。これだから神社は面白い。
名称 | 多祁伊奈太岐佐耶布都神社 |
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読み方 | たきいなたきさやふつじんじゃ |
通称 | 岩屋権現 |
参拝時間 | 参拝自由 |
参拝にかかる時間 | 約15分 |
参拝料 | なし |
トイレ | 境内左手にあり |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
絵馬 | あり |
巡礼の詳細情報
深安神社めぐり 第13番 |
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詳細情報
ご祭神 | 《主祭神》 下道国造兄彦命(または素戔嗚尊) 大穴牟遅命(または奇稲田姫命) 《配祀神》 稲田宿袮命 |
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ご神体 | 素戔嗚尊の剣 |
創建時代 | 雄略天皇の御代 |
本殿 | 一間社流造 |
体験 | 御朱印祭り武将・サムライ札所・七福神巡り伝説 |
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