浄土真宗本願寺派
本覚寺のお参りの記録一覧
【飛騨國 古刹巡り】
本覚寺(ほんかくじ)は、岐阜県大野郡白川村にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は光明山。本尊は阿弥陀如来。世界遺産『白川郷・五箇所の合掌造り集落』の白川郷にある。
創建は不詳。南東200mのところにある明善寺(みょうぜんじ)が、江戸時代中期の1748年に
当寺から分派した門徒により創建された説があるところからすると、創建はそれ以前ということになる。境内で桜の新種が発見されたことで知られているが、もともと宮城県塩釜市の鹽竈神社の境内と同種と思われていて「塩釜桜」と呼ばれていたが、植物画家の太田洋愛が塩釜桜とは違うことに気付いたため「オオタザクラ」と命名されたという経緯がある。推定樹齢200年、樹高6.7m、幹回り2.3m。
当寺は、白川村荻町の西部にある庄川の東岸、白川郷の中央部にある。白川郷観光の起点となる「であい橋」東岸から北東に150mの位置にある。境内は広くはなく、本堂も庫裏も白川郷らしい茅葺屋根ではないので、あまり目立たない。純粋に地元の檀家さんのための寺院という印象。境内にある説明板には寺院の由緒の記載はなく、「オオタザクラ」の説明だけが記載されている。
今回は世界遺産の白川郷にある寺社仏閣ということで参拝することに。参拝時は平日の午後で、白川郷には観光客がけっこういたが、参拝に訪れている人は見掛けなかった。
境内東端入口全景。白川郷のメインストリートから西に1本ずれた静かな道に面している。
写真左側の樹木が「オオタザクラ」なのかな?🌸 (。´・ω・)?
境内に入るとすぐに<本堂>。
境内に入ってすぐ右側にある<鐘楼>。
<本堂>正面。山号「光明山」と記した扁額が掛かる。
本堂の右隣にある<庫裏>。
【和田家】~白川郷・観光スポットご紹介①
白川郷には拝観可能な合掌造り住宅が3つある。
そのうち、最も北にある<和田家>は、国指定の重要文化財となっている。
<和田家>の2階から見た、合掌造り集落の眺め。
【長瀬家】~白川郷・観光スポットご紹介②
3つの住宅のうち、最も南にある<長瀬家>。
【神田家】~白川郷・観光スポットご紹介③
長瀬家の近くにある<神田家>。典型的な合掌造りで、フォトジェニックな外観。(^▽^)/
光明山本覚寺は岐阜県大野郡白川村萩町地区に位置しています。本覚寺の境内にある「おおたザクラ(推定樹齢200年、樹高6.7m、幹周2.3m、元々は3本あったそうですが現在は2本のみ)」は当時「塩釜桜」と呼ばれ、宮城県塩釜市に鎮座する塩釜神社(東北鎮護・陸奥国一之宮)境内にある桜と同種と思われていました。
昭和44年(1969)、植物画家太田洋愛(昭和時代の植物画家。日本各地で桜を描き研究した人物。)がこの桜を描いている時、塩釜神社の桜と異なっているのを気づきました。
太田氏は枝を持ち帰り植物学者大井次三郎らに調査を依頼、するとこの桜が新種(通常の八重桜とは異なり花弁の数が90枚以上、雌しべ15~20本があり非常に珍しいとのこと。)と認定され、発見者の名前から「オオタザクラ」と命名されました。
「おおたザクラ」は昭和47年(1972)に岐阜県指定天然記念物に「おおたザクラ(2世樹)」は平成15年(2003)に白川村指定天然物に指定され、平成15年(2003)に飛騨・美濃さくら三十三選に選定されています。山号:光明山。宗派:浄土真宗本願寺派。本尊:阿弥陀如来。
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