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安国寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年09月18日(日)
参拝:2022年8月吉日
【飛騨國 古刹巡り】
安国寺(あんこくじ)は、岐阜県高山市国府町西門前にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は太平山。本尊は釈迦牟尼仏(釈迦如来)。経蔵は国宝、塑像瑞巌和尚坐像と鎮守社の熊野神社本殿が国指定の重要文化財。
室町時代1347年に瑞巌和尚による創建で、足利尊氏および直義が日本各地に建立した安国寺の一つ。最盛期には七堂伽藍と9塔頭を有する大刹であった。戦国時代に、高山に拠点を持つ上杉派の三木氏と、国分寺に拠点を持つ武田派の広瀬氏の抗争に巻き込まれ、天正年間(1532年~1555年)と永禄年間(1558年~1570年)の二度にわたり兵火に遭い、経蔵、開山堂、鎮守社の熊野神社以外の堂宇をすべて焼失。現在の本堂は江戸時代初期の1624年、飛騨高山藩3代藩主・金森重頼により再建された。
当寺は、JR高山本線・飛騨国府駅の東北東3kmの山裾の南斜面の小高い場所にある。水田確保が難しい場所だからか、山門前の平らな場所で稲作が行われているのが興味深い。境内自体はさほど広くはないが、伽藍としては本堂、薬師堂、開山堂、庫裏が一つの所に集まっていて、一段高い場所に国宝の経蔵がある。境内には稲荷神社が2つあるがこれらは鎮守社ではなく、少し離れたところにある国重文の熊野神社が鎮守社。
今回は、経蔵が国宝であるため参拝することに。参拝時は休日の午後で、純粋な参拝者は見掛けなかったが、駐車場には国府町主催のスタンプラリーに参加している多くの家族連れで賑わっていた。
境内南端から伽藍方向を望む。
写真外右側は広々とした駐車場になっていて、国府町主催のスタンプラリーのスタンプポイントが設置されていた。
写真外右側は広々とした駐車場になっていて、国府町主催のスタンプラリーのスタンプポイントが設置されていた。
階段を登って行くと、意外なことに左側には水田が広がっている。
この付近は平地が少ないので、昔から少しでも水田を増やす努力をしてきたのかな。
この付近は平地が少ないので、昔から少しでも水田を増やす努力をしてきたのかな。
正面に建つ<山門>。
山門の上部には、「太平山」と書かれた扁額が掛かる。
山門をくぐり真っ直ぐ進んで階段を登ると、本堂と庫裏を繋ぐ渡り廊下に設けられた入口がある。
入口の左側にある<本堂>。
<本堂>正面。
<本堂>内部。
本堂に向かって左手にある<薬師堂>。
薬師堂の隣、北側にある<開山堂>。内部には、国指定の重要文化財である<塑造瑞巌和尚坐像>が安置されている。
開山堂入口から北方向を向くと、<国宝・経蔵>につづく階段が伸びている。
でも、階段下に<立入禁止>の看板がある。せっかくの国宝なのに、この距離は残念...(^_^;)
でも、階段下に<立入禁止>の看板がある。せっかくの国宝なのに、この距離は残念...(^_^;)
<国宝・経蔵>は、室町時代1408年建立、入母屋造、こけら葺き。柱間正面・側面ともに一間の身舎(もや)の周囲に裳階(もこし)を付した禅宗様建築。全体に簡素な意匠が特徴。内部には製作年代が明らかな日本最古の輪蔵(回転式経蔵)がある。
参拝を終え、山門を出て、境内南端から見た、南側ののどかな景色。
駐車場脇にある<安国耳地蔵尊>。
地蔵堂近くにある<石仏>。
地蔵堂近くにある、石碑類と庭園。
ここで参拝を終了し、クルマに乗って、次に参拝する安国寺鎮守社<熊野神社>に向かう。
ここで参拝を終了し、クルマに乗って、次に参拝する安国寺鎮守社<熊野神社>に向かう。
熊野神社を探して境内の北側をクルマでうろうろしていると、<>を直接眺められる場所を発見!(;゚Д゚)
この偶然は嬉しい~♪ (o^―^o)
この偶然は嬉しい~♪ (o^―^o)
<国宝・経蔵>正面。
経蔵の少し低い位置にある神社。
鳥居を3つくぐると突き当りには磐座。社名は書かれていないが、赤い鳥居に狐の像があるので<稲荷神社>みたい。
さっきの神社とは別に、<国宝・経蔵>の東側にも神社がある。
赤い鳥居が3つあって、幟には<蛻庵稲荷大明神>と書いてある。
最後にもう一度、600年以上前の建物、<国宝・経蔵>。簡素にして美しい佇まい。(^▽^)/
すてき
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