天台寺門宗
弥勒寺のお参りの記録一覧
高賀神社の次に円空上人のお墓があるとされる弥勒寺にお邪魔しました。こちらは関市の中心街に近く、長良川沿いにありました。
円空上人は全国各地を廻りながら生涯で約12万体の仏像を彫られたそうです。関市内には約330体の存在が確認されています。
駐車場に到着しました。何か広い広場がありました。調べてみると、この辺り一帯は弥勒寺官衙遺跡群と呼ばれ、古代の寺院や役所などの遺跡があるそうです。発掘調査が進み、現在弥勒寺史跡公園として整備されつつあることがわかりました。
案内板がありました。ちょっと変わっています。横から見ると分かります。
ちょっと立体的になっています。こちらにも円空館があるということで、まずはお勉強です。
行く途中に円空上人のお墓があるのでお参りすることにしました。
途中に弥勒寺跡がありました。
説明版です。白鳳時代に建立され、金堂や塔、講堂など立派なお寺だったようですが、その後廃寺になり、円空上人が再興されたそうです。
竹藪の中を通り抜けると···
お墓に着きました。
こちらが円空上人のお墓です。偉い人なのに目立たず、ひっそりした感じです。庶民のために仏像を彫り続けた人間性が滲み出ています。供えられたお花は真新しかったです🌺
こちらが円空館です。現代的な建物で、まだ新しそうです。こちらでも円空仏に癒やされました。残念ながら撮影禁止だったのでお見せできません🥲
駐車場に戻って来て、現代の弥勒寺にお参りしました。入口で一目で円空上人ゆかりのお寺とわかります。
これだもんね!
こちらが本堂です。円空上人が再興した本堂は残念ながら大正9年に火災で焼失してしまいました。その中に円空仏が数百体あったといわれています。勿体ないですね😰
本堂前の円空上人像。
本堂に入れました。
本堂の中には円空仏がいっぱい並んでいました。
一般の方が彫られて、こちらに奉納されたそうです。
本物と見間違ってしまうほど立派です。
本堂屋根の瓦でも発見!!
最後に円空上人が入定して亡くなられた入定塚に行きました。近くの長良川の川畔にありました。
弥勒寺を再興してから数年後、死期を悟ったのか、こちらに穴を彫りその中で即身成仏されたそうです。年齢は64歳。彼の功績に頭が下がるばかりです🙏
本堂に書き置きの御朱印がありました。ありがとうございました。
円福寺より車で10分ぐらい、近くには長良川が流れ、小瀬鵜飼いが行われています。
天台宗、ご本尊は弥勒菩薩のお寺で、645年~710年頃に美濃国の豪族身毛津氏の氏寺として創設されたのが始まりとされています。戦国時代織田信長の兵火により焼失し、一時衰退しましたが1689年に円空が再興し、三井寺の末寺となっています。
境内一円は、古代当地域の行政機関である、官衙遺跡群として国指定史跡に指定され整備されています。円空館、円空入定塚、などもあり円空について深く知ることができます。(暑さでしんどくなりたどり着けませんでしたが是非訪れてみたいです)
円空仏に迎えられ、本堂へ入ると一般の方が彫った円空仏がたくさんあり、微笑ましくいやされました。
両脇にすっとした円空仏が迎えてくださいます。ようこそお参り下さいましたと語りかけているよう。
本堂へは、扉を開けてお参り。
本堂の中に書置きの御朱印があります。散華も頂きました
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