真言宗智山派
新長谷寺のお参りの記録一覧
1222年大和長谷寺に参籠していた護忍上人が霊夢を見て1226年までの間に七堂伽藍と子院十六坊を建て鎮護国家の道場として創建したと伝わる。
1460年再建の本堂、1463年再建の三重塔、室町後期(1467年~1572年)建築の釈迦堂、阿弥陀堂、大師堂、薬師堂、鎮守堂、
江戸時代前期(1615年~1660年)建築の客殿が重文指定されている。
総門から内側が撮影禁止になっている。
仁王門
仁王門
総門
本堂
本堂
境内撮影禁止のお寺さんなので、写真は山門だけです。
Sekky さんが情熱的に参拝をお勧めしておられたのと、「パンフレット」の投稿を見て境内の様子に感動したので参拝させていただきました。
私の感想も「ぜひご参拝いただきたい」です。
Google Maps では写真撮影不可であることに不満があるせいか低評価もありましたが、それはお寺さんの決める方針です。そもそも仏様、人様の土地に入らせていただくだけでもありがたいと思います。
話はそれますが、京都の広隆寺さんのGoogle Maps の評価は日本人、外国人で分かれています。日本語を理解しない外国人が「拝観料が高いのにみるものがない」といって低評価を多くつけています。秦河勝が誰かも知らず、国宝、重要文化財とかの意味がわからず仏像をみるからそうなるんでしょう。私から見れば広隆寺さんの宝物庫の収蔵物は圧巻です!
日本の文化にも歴史にも全く興味がなく、ひらがなすら読めず、SNS映えする写真を撮ることしか興味のない外国人観光客が京都にはウヨウヨいます。こういう光景を目の当たりにしている身としては、観光客お断りのお寺さんの方針は痛いほどわかります。実際、京都でも「拝観謝絶」のお寺さんなんていくらでもあるんですから。
写真を撮れなくても拝観させていただけます。ちゃんと境内に解説版もあります。ほんとうにありがたいと思います。
第32番の次は第33番 新長谷寺です。
こちらは関市に在る真言宗智山派の寺院です。因みに智山派の総本山は京都東山にあって長谷川等伯の国宝・楓図屏風を保有している智積院です。(三十三間堂の向い)
「しんはせでら」ではなく「しんちょうこくじ」と読みます。
創建から約800年とのことで、鎌倉時代~室町時代の建物が残っているようです。仁王門をくぐると、正面に本堂があり、右手に鐘楼、三重塔、薬師堂が、左手に釈迦堂、阿弥陀堂、大師堂が並んでおり壮観です。七堂伽藍と呼びます。但し、境内の写真撮影は厳禁。立札等が嫌という程あります。
本尊は十一面観音で、秘仏のため観ることはできません。
御朱印
仁王門
次はまだ投稿0のお寺を紹介します。関市に「美濃の法隆寺」と呼ばれるお寺があることは前から知っていました。色々調べてみると、何となく投稿0の意味がわかってきました。何と境内撮影禁止だそうです。カメラを向けただけでお寺の方に怒られたとか。御朱印は書いてくれるけど面倒臭そうだとか。百聞は一見に如かずです。本当にそうなのか試しに行ってみることにしました。だって法隆寺大好きだから。
公道から撮った仁王門です。ちなみに新長谷寺は「しんちょうこくじ」と読みます。吉田(きった)観音とも呼ばれています。
もうちょっと近づいて撮りました。これが私の撮った最後の1枚になりました。門に入るとあちこちに境内撮影禁止の立て札がありました。何でもここは修行の場なので観光地ではないという理由みたいです。ならばスマホ無しで、実際に自分の目で見て心に焼きつけようと思いました。で、2つ目の門をくぐったら写真なんてどうでもよくなりました。こんな素晴らしい所滅多に見たことがありません! 中でも三重塔は本当に法隆寺の五重塔みたいで、歴史を感じさせます。創建は1222年で7堂伽藍が建てられました。何度か焼失して現在のは1400年代に再建されたのがそのまま残っています。全部檜皮葺の屋根でセピア色の建物が整然と並んでいる姿は感動ものです。御朱印だけは頂こうと思いましたが、住職らしき方と奥様らしき方が一生懸命お堂の掃除をしていらしたので、声も掛けられず、諦めて車に戻り、次の場所に向かいました。投稿もこれではできません😭 お昼を過ぎていたので近くのコンビニでお弁当を買って車内で食べました。食べながら、やっぱりこのお寺の素晴らしさを皆さんに紹介したいと思うようになり、食べたらすぐ引き返しました。今度は本堂にみえたので思い切って御朱印をお願いしました。意外に快く書いていただきました。
力強い立派な御朱印です。御朱印を頂く時に、「こちらは撮影禁止になっていますが、お友達に紹介したいので写真入りのパンフレットとかありませんか?」と尋ねたら「パンフレットならありますよ。有料だけど。」と返ってきました。言って見るもんですねえ。ということで、以下パンフの写真を紹介します。
本堂です。私が見た東海3県の国宝の建物と同じようなオーラが漂っています。
同じ様な建物が並んでいます。
そして三重塔です。渋いでしょう。
庭園から見た三重塔です。紅葉の季節は格別だと思います。パンフの写真はこれだけです。実際にご覧になるともっと良さがわかると思います。ありがとうございました。
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