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天台宗

長滝寺のお参りの記録一覧
岐阜県 北濃駅

nomuten
2023年05月11日(木)
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岐阜県の寺院巡りの2寺目は、郡上市白鳥町に在る長瀧寺(ちょうりゅうじ)です。
長良川鉄道・白山長滝駅の直ぐ前が参道です。
天台宗で、本尊は釈迦如来。
この本尊・釈迦如来坐像は両脇侍像と合わせて重文で、四天王立像・韋駄天立像・善財童子立像も重文です。また、地蔵菩薩立像、沙弥行兼坐像は県指定文化財です。

718年に白山中宮長滝寺として僧・泰澄が創建。723年には元正天皇の病気平癒を祈願して効験があったことから、十一面観音、聖観音、阿弥陀如来の本地仏を安置し、白山本地中宮長滝寺に改称したと伝わります。828年に法相宗から天台宗へ改宗。白山三馬場の一つになり(馬場とは白山登拝口の事)大いに栄え、30以上の堂宇が建ち、6谷6院360坊を有していた。1450年には比叡山延暦寺西塔院南尾一切経蔵院の末寺となった。明治初期の神仏分離により、長滝白山神社と長瀧寺に分離し現在に至りますが、同一境内で参道も同じであり、神仏習合の形態のままです。

参道横の国道を通って石徹白地区の寺社仏閣を参拝後、同じ道を通って戻り、参道入口の前の駐車場に停めました。参道入口の左側に長瀧寺の寺号柱、右側に長滝白山神社の社号柱があり、右側の社号柱の横は白山長滝駅です。
参道を進むと鳥居、参道左側は塔頭の跡地。稲荷堂、護摩壇跡を過ぎると境内が広がってコの字形に堂宇(社殿)が並んでいます。左側は長瀧寺、正面は白山長滝神社、右側は白山瀧宝殿(宝物庫と社務所)で、何処までが寺で何処からが神社なのか明確に仕切られておりません。(多分決まっているのでしょうが。)
通常、長瀧寺は無住で、本堂は開かれておりませんが、毎年5月5日は「でででん祭」が行われて、本堂が開いて堂内に入れるという事で訪れました。(正月三ヶ日と1月6日も本堂が開かれますが雪が多い。)本堂には多くの仏像が安置されており、県指定文化財の2躯が拝観出来ました。以前本堂に安置してあった重文の釈迦三尊像、四天王立像、韋駄天立像・善財童子立像は現在白山瀧宝殿に安置されています。地元の長老さん?から「折角だから記帳してゆっくり観てって。」と。記帳してから御朱印を頂きました。
本堂を出てから白山瀧宝殿へ。道の駅(白山文化の里長滝)の脇にある白山文化博物館との共通券(540円)を購入して入館。全てガラスケースに入って展示されています。釈迦三尊像は、長瀧寺の本尊ですが、元は三重塔、若しくは釈迦堂の本尊であったとも伝わり、宋様式で鎌倉時代後期の作。韋駄天立像・善財童子立像の2躯は、一切経と共に中国の南宋からの請来品とみられ、韋駄天立像は、木心塑像で截金を交えた彩色が綺麗でした。
境内を出て、線路沿いに北へ少し歩いて、白山文化博物館へも行きました。

長滝寺の御朱印

御朱印

長滝寺(岐阜県)

長良川鉄道

長滝寺(岐阜県)

白山長滝駅

長滝寺(岐阜県)

表参道

長滝寺(岐阜県)
長滝寺の末社

稲荷堂

長滝寺(岐阜県)
長滝寺(岐阜県)

護摩壇跡と金剛童子堂

長滝寺(岐阜県)

弁財天

長滝寺(岐阜県)

薬師堂

長滝寺(岐阜県)

手水

長滝寺(岐阜県)

宝篋印塔

長滝寺(岐阜県)

本堂

長滝寺(岐阜県)
長滝寺の建物その他

白山瀧宝殿

長滝寺(岐阜県)

釈迦三尊像(白山瀧宝殿のパンフレットを撮影)

長滝寺(岐阜県)

白山文化博物館

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