御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

みののくにいちのみや なんぐうたいしゃ

美濃國一宮 南宮大社のお参りの記録(1回目)
岐阜県垂井駅

投稿日:2022年02月02日(水)
参拝:2022年1月吉日

【美濃国 式内社巡り】

南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、岐阜県不破郡垂井町宮代峯にある神社。式内社(名神大社)で、美濃国一之宮。旧社格は国幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は金山彦命、配祀神は彦火火出見命、見野命。戦前までの旧称は「南宮神社」。本殿、幣殿、摂社隼人神社社殿、摂社南大神社社殿、摂社七王子神社社殿、石鳥居は国指定の重要文化財。

社伝によると、創建は崇神天皇の御代。国史である『続日本後紀』や『日本三代実録』には、平安時代の836年以降、神階奉授や神階昇叙の記載がある。また、927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載がある「美濃国 不破郡 仲山金山彦神社 名神大」に比定されている。また美濃国一之宮とされた。1600年の関ヶ原の戦いで社殿等を焼失したが、1642年に徳川家光により再建されている(この再建にかかる文書が現存しており、国指定の重要文化財。)。明治時代に入り、神仏分離令により神宮寺が分離、「南宮神社」と改称して国幣中社に列格、その後国幣大社に昇格した。戦後「南宮大社」と改称した。

当社は、JR東海道線・垂井駅の南西1kmほどの、南宮山(標高419m)の北東麓にある。1km以上北に石鳥居があり、南北に伸びる長い参道の南端にある。境内はかなり広々としていて、入口からすぐに瑞垣に囲われた長方形の敷地にメインの社殿等があり、裏手の傾斜地に境内社がいくつかある造り。メインの社殿周りは非常に立派で大社らしい風格を感じられる。一方、裏手の境内は緩やかな坂道が続き、森林浴、ハイキングのような気分で、自然を満喫することができる。このギャップも当社の魅力。

今回は、美濃国の式内社、一之宮、旧国幣大社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中早めの時間で、まだ1月初旬ということもあり、初詣客など多くの参拝者が訪れていた。

※参拝時は朝9時ごろで、その時間はすんなり楼門前の駐車場に車を止めることができたが、あとで11時ごろ再度当社に向かったところ、北からの道も東からの道も大渋滞で、近づくことさえできなかった。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
境内東端入口にある<社号標>。ここから奥に見える建物までは駐車場。
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
社殿エリアの入口に建つ<楼門>。国指定の重要文化財。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
楼門前の小川に架かる<石輪橋>。国指定の重要文化財。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
楼門の左隣には<車祓所>。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
駐車場の脇、車祓所の左手にある<宝物殿>。
美濃國一宮 南宮大社の山門
<楼門>を正面から。楼門、社殿を含め、建物は南東を向いて建っている。
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
楼門をくぐったところ。広々としている。
美濃國一宮 南宮大社の手水
楼門をくぐって、左前方にある<手水舎>。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
拝殿前にある<高舞殿>。国指定の重要文化財。
美濃國一宮 南宮大社の本殿
高舞殿の後ろにある<拝殿>。国指定の重要文化財。両側に<回廊>を備えている。
美濃國一宮 南宮大社の本殿
<拝殿>正面。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
拝殿前の高舞殿では、この日は少年剣道の奉納試合が行われていた。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
拝殿に向かって右手にある<授与所>。御朱印はこちら。背後の建物は<神官廊>。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
授与所前から境内中央を望む。奉納試合の少年たちよりも、それを見守る親御さんたちの方が熱い。
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
境内南東側にある絵馬掛け。さすが一之宮、大量の絵馬。「天下分目難関突破」の文字が熱い。(o^―^o)
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
拝殿右側の廻廊の端にある<勅使殿>。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
勅使殿前から<回廊>、<拝殿>を望む。
美濃國一宮 南宮大社の末社
拝殿右側の廻廊の合間から、本殿右脇の境内社。<樹下社>(左)と<隼人社>(右)。ともに国指定の重要文化財。間に生えているのは<矢竹>。
美濃國一宮 南宮大社の本殿
拝殿左側の廻廊の合間から、拝殿後ろの<本殿>。<幣殿>と合わせ、国指定の重要文化財。
本殿の後ろに朱色の建物が見えるが、こちらは<七王子社>で、こちらも国指定の重要文化財。
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
拝殿左側の廻廊の合間から、本殿左脇の境内社。<南大神社>(左)と<高山社>(右)。ともに国指定の重要文化財。
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
拝殿左側の回廊の端にある<さざれ石>。この左側から、裏手の境内社を廻ることができる。
美濃國一宮 南宮大社の末社
出てすぐ右手にある<金敷金床社・石船社>。
美濃國一宮 南宮大社の末社
登り参道右手にある<御魂社>。関ヶ原の戦いで戦死した英霊を祀る。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
登り参道右手にある<三重塔旧址>。
美濃國一宮 南宮大社の鳥居
登り参道左手の眺め。
美濃國一宮 南宮大社の末社
登り参道左手にある<湖千海神社>。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
鳥居をくぐって、突き当りにある<聖武天皇行幸 曳常泉>。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
鳥居をくぐって、小山をわずかに登ったところに祀られているのは金属製の仏塔か。
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
登り参道左手にある<瓦塚>。
美濃國一宮 南宮大社の末社
登り参道右手にある<伊勢両宮>。石碑には「聖武天皇行幸 往古本殿奉斎地」と刻まれている。
美濃國一宮 南宮大社の末社
登り参道進んで、右手にある<荒魂社>。
美濃國一宮 南宮大社の末社
登り参道進んで、右手にある<東照宮>。
美濃國一宮 南宮大社の鳥居
さらに登り参道を進むと<百連鳥居>が現れる。これは壮観!(o^―^o)
美濃國一宮 南宮大社の建物その他
百連鳥居を抜けると、登り参道両側に奉納旗が並ぶ。
美濃國一宮 南宮大社の本殿
登り参道の突き当りにある<南宮稲荷神社>の拝殿。
美濃國一宮 南宮大社の本殿
<南宮稲荷神社>の拝殿内部。
美濃國一宮 南宮大社の末社
<南宮稲荷神社>の左手にある、小さな稲荷神社。
美濃國一宮 南宮大社(岐阜県)
小さな稲荷神社から見た<南宮稲荷神社>の本殿。赤い瑞垣で囲われている。裏手の境内は、自然いっぱいで空気がきれいな感じ。(^▽^)/

すてき

御朱印

御朱印帳

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

投稿者のプロフィール

惣一郎さんのプロフィール画像

惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

惣一郎さんの投稿をもっと見る

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
美濃國一宮 南宮大社の投稿をもっと見る170件
コメント
お問い合わせ