西方山極楽寺の日常(81回目)|岐阜県名鉄岐阜駅
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投稿日:2020年02月29日(土)
但ただ災わざわいの将まさに至らんとするを恐れ
禍わざわいの依る所を思わず
‐白楽天‐
【意味】
災いに見舞われることを恐れてばかりで
何故災いが起きるのか考えはしない
【注釈】
・白楽天(七七二~八四六)…中国中唐時代の詩人
【解説】
風邪をひくと発熱、くしゃみ、鼻水、喉の痛みなどの症状が出る。こうした症状を抑える薬もあるが、それは一時的なもので、風邪そのものが治らなければ症状も再発するだろう。一時的にでも症状が治まれば気分は楽になるし、その間に体調が自然と回復するかもしれない。しかし、風邪の症状を抑えることが目的となってはならない。風邪を治すことが根本的な解決策であり、それを目指さなければならない。
目の前の苦しみを取り除くことも時には必要になるだろう。しかし、いつかはその根本的な原因と向き合わなければならない。その時に何が原因となり、苦しみという結果が生まれるのか正しく考えられるようになることを仏教は目指している。
私達の世界は無数の因果関係の中にある。その繋がりを正しく知り、根本的な苦しみを見つけて解決するには、何事にも囚われず物事に向き合わなければならない。それが出来るようになることが悟りを開いて仏となるということであり、そうなれるように私達を導いてくれるのが仏様の教えである。
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